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ガールズ ミリタリー ライフ  作者: 小林李信
1/1

楽子の朝

  今は朝、カーテンの隙間から射す日光が顔にかかる。外からは鳥


たちのさえずりが聞こえる。私は目を覚まし、スマホの時計を確認す


る。時計は5:38と示していた。

  

 「楽子(タノコ)~、起きなさい!ご飯冷めちゃうわよ!」

 

 一階から母の声が聞こえる。


 「も~う起きてるよ!今行くって!」


 部屋のドアを開け、半開きの目を擦りながらゆっくりと階段を下


る。


 「おはよ~」


 「早くご飯食べてちょだい。学校遅れるわよ!」


 母が怒り気味で言う。


 「うん...」


 私はまだ眠い。

 

 テーブルにはこんがりと焼けたトーストと目玉焼き、サラダに牛乳



と、とても健康的だ。私は席に着くと同時に口へ食事を運ぶ。私は朝に弱い。


 「だから、早く食べなさいって!」


 「分かてるって...」


 母はいつも口うるさく、朝から嫌気がさす。私は母の愚痴を聞き流


しながらトーストを口にした。


 「ごちそうさまでしたー」


 「食べた?早く学校行く準備しなさいよー」

 

 「はーい」


 私は風呂場に行き、軽くシャワーを浴びる。その間歯磨きも済ませ


る。


 「ふー、ほんとに朝はツライなー」

 

 私は無意識につぶやいた。


 風呂から上がり新しい下着に着替えると私は自分の部屋へ向かった


た。部屋に入ると真っ先に布団にもぐりスマホいじる。時間はまだあ


る。

 

 「智衛(トモエ)からメッセージ来てる。なんだろ?」

 

 スマホの画面に表示された智衛のアイコンをタップする。


~たのっちに今日は見せたいものがあるから楽しみにしててね♡~


 見せたいものとは何なのか、疑問に思いながら布団から出て学校へ


行く支度をする。制服に袖を通し身なりを整え、今日の時間割をそろ


える。


 「今日もよろしくねM16ちゃ~ん」


 私はガンラックに立てかけられていたM16を手に取り、ゆっくりと


黒の大きなガンケースにしまう。迷彩柄のリュックを背負い、ガンケ


ースを肩掛ける。部屋の時計を確認すると時間は6:56だった。


 「もう6:56か~、急ご」


 少し早歩きで部屋をでて、少し早歩きで階段を下る。私は玄関に座


り込み、両足をスニーカーに入れ、紐を結ぶ。


 「お母ーさん?学校行くねー」


 「わかったわ、いてらっしゃい」

 

 台所から母の声が聞こえる。とても良く通る声だ。


 「よいしょっと」


 私はガンケースを肩に掛け直し、ドアノブに手をかけ外に出た。今


日は天気が良い。雲一つ無い快晴だ。私はいつも通りの通学路を歩く


く。




 

 どうも李信ともうします。私の小説を読んでいただきありがとうございます。はじめての小説投稿で、分からないことがたくさんあり、結構困っています。ですが、とても楽しみながら書いていました。話はまだ始まったばかりで「ミリタリー要素ほとんど無いやんっ」って思っている人もいらっしゃるかもしれません。ですが、これからも新しいお話を投稿ししたいと思っていますので、これからもよろしくおねがいします。これから先どんどんミリタリー要素がでてくるので楽しみにしていてください。

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