表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

1分程度で読める、掌編小説集です。「こちら」から、他の掌編小説を読みにいけます。

暗闇を見る

作者: 行世長旅

窓を閉め、カーテンを閉じ、敷き布団に寝転がり、かけ布団を頭からかぶり、目を閉じる。


そうすると、たとえ昼間でも暗闇を再現できる。


見えるのは、どこまでも続く暗闇。正確には瞼の裏だが、暗くて見えていないのだからやはり見えているのは暗闇だ。


目を開けてみる。


けれど目に見えたのは、同じ暗闇。


今見えているのは布団の裏側のハズだが、同じく暗くて見えていないのだから暗闇でしかない。


目を開けても、閉じても、半眼にしても、見えるものは変わらない。


その暗闇を、「見て」みる。


暗闇はどこまでいっても暗闇だが、目を凝らせば先が見えそうな気がする。


とはいえ暗闇の先を見ようとしても、そこにはやはり暗闇があるだけだ。


そして、暗闇を見ているのだから、私は何かを見ているのだ。


何も無いような淡い空間と思えるが、そこには暗闇がある。


光が無いから脳が映像を感知できない。で終わらせるのではなく、見えない何かを見ている、としたほうが面白いとは思いませんか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ