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神様の誕生日  作者: スマイリー
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第26話 拠点?完成見たいな感じ。

サーセン。遅れ申した。

 あれからスラメブルを刀に戻してリリトと一緒に近くの森に転移してきた。

 観光したり観戦するにしても拠点は必要だと思ったからだ。

 明日には多くの奴隷を連れてくるんだし。

 で、神が居る山が見えて尚かつ街から近い森が丁度良い所に有ったからそこに家を建てようかと。


「あの、マスター?こんな所で何をするんですか?」

「もちろん、家を作るんだよ。特等席で観戦したいじゃん?人類対神!面白くなりそうじゃん」

「観戦?マスターが戦うんじゃないんですか?」

「え?違うよ?俺、神じゃないし。管理者だし」


 ちゃんと王達には神じゃないと言ったし。

 それでも[神]と戦いたいみたいだから近くの神の場所を教えて上げただけだし。

 勝手に勘違いしてる向こうが悪いんだし。

 第一、のんびりしたいのに誰が好き好んで世界大戦に参加しなきゃならんのだ。しかもメインメンバーとして。メンドイ。

 レトは疲れたのか、安心したのか今は俺の背中でおんぶされながら寝てる。


「マスターって、意外と腹黒?」

 失敬な。コッチは何もしてないのに腹黒とか。

 まぁ、それは置いといて。

 さっさと家を作らないとな。

 誰も許可なく入れないようにしたいから、森全体に細工をして家に来れないようにしよう。

 暇人君に掛かればそれ位ちゃちゃっと出来るさ。な?


(一応出来るけど、ホントに良いの?)

(思いっきりやっちゃうよ?)

(自重は捨てちゃうけど良いの?)

 何を今更。

 暇人君!やっておしまいなさい!

(……!!!)

(ッシャー!お前ら!許可が出たぞ!やっちまえ!)

(((ヒャッハー!)))


 …………何かヤバイかな?盛り上がり方がオカシイんだが?

 ちょっとは釘を刺したほうがいいかな?

 そう思って、投げ捨てた自重を拾いに行ってる間にそれは出来た。

 ホントあっという間。


 今まで木々が生い茂ってた空間に見事な豪邸が出来上がってる。

 どうやったか何て、サッパリ分からんし何をしたのかも分からん。

 基本は木造のログハウスみたいな感じだけど規模が違う。

 何このデカさ……。


 ちょっと見ただけでも標準サイズの学校が3つは入りそう。

 端が微かに見える位で、奥は全く分からん。

 まだ3人しか居ないんですけど?

 明日になっても50人位しか増えないんですけど?

 これ、数千人規模じゃん。

 え?何?ココに国でも作る気?バカなの?…………俺だよ!

 隣に居たリリトもポカーンとしてる。

 そりゃそうなるよ。


 暇人君?説明。

(((ドヤ!)))

 ドヤ!じゃねぇ!説明しろって言ってんの!

(取り敢えず、森全体に結界を張ってちょっとやそっとじゃ見つからない様にした)

(更に、この周辺の時空を歪めて結界を突破しても辿り着けないようにした)

(更に更に!家の拡張、改築は思いのまま!)

(そして最後に!この拠点を擬似的な世界にする事で例え世界が滅んでもココは大丈夫!)

(((ドヤ!!)))


 ……。うん。自重さんが居ないだけで簡単に世界を作るのか。

 寧ろそんな事が出来る自分の能力にビックリだわ。


「あの……マスター?これは?」


 そうだよね。説明しないといけないよね。どうやって?

 新しく小さい世界を作っちゃいました!とか言っても……信じそうだけどそれは違うやん?


「えーっと。俺の家?…………まぁ、細かい事はどうでも良いさ」


 困った時の放置。

 もう知らん。面倒臭いし。

 さて、リリトへの説明を放り投げて取り敢えず中に入りますか。

 と、歩き出したのは良いけど…………門が無い。

 日本人には馴染み深い塀が無く、アメリカの家みたいに庭があってそこからドアまで道が続いてる。

 開放感あって良いし、俺達以外来ないんだから良いんだけど何か変な感じ。


 でも庭は綺麗に芝生が生えていて、ちょっと離れた所には良い感じの木に括り付けられたハンモックまである。

 家の窓の下には花壇もあって、THE!豪邸!てな感じ。

 …………もしかしたら後ろには家庭菜園とか池が有りそう。

 そんな事を考えながら家……と言うか館?のドアを開けて…………。


「ん?……………………あぁ。早い帰りだな。どうした?」


 そっと閉じた。

 おかしい。別に地球の異世界館に行くつもりは無かったんだけど、鋼詩が居た。

 てか、ここからでも繋がるんだな。

 それにアイツ一瞬、誰?見たいな顔してたよな。

 自分の顔を忘れるとは……疲れてるんだな。


「マスター?どうしたんですか?」

「いや、何でも無い」


 まぁ、今は置いておこう。

 それより家の中を見ないと。

 もう一度開ける。「何して」閉じる。

 深呼吸だ、落ち着け。

 開ける。「遊んで」閉じる。

 そっと開けて見る。ドアの間にガッ!と足を差し込まれた。


「何を遊んでるん?」


 うん。やっぱり異世界館に繋がる。

 何してんの?コイツ。見たいな顔をした鋼詩が居る。


「いやー、拠点を作ったんだけど中に入れない」


 それで納得したのか、「あぁー、なーる」と言いながら頷く。

 後ろをチラッと見て「で?その人は?」と目線で言う。


「あ、こっちは俺の仲間のリリト。こっちが…………多分聞いたら驚くけど、百々歌」


 リリトを紹介して、ども。と言っていた鋼詩が百々歌の名前を聞いて固まった。


「………………はい?」

「いや、うん。その反応も分かるけどマジ。何でかは俺も今調べてる所だから分からん」

「あー。取り敢えず記憶の共有やっとく?その方が早いし」

「だな。説明するのタルイし」


 ドッペルゲンガーとの記憶の共有。

 今回初だけどやり方は簡単。

 どっちかの身体に触れれば良い。

 それだけでお互いの記憶が共有出来る。


「…………やっぱ生きてるよな」

「そりゃあな。でも、お前なかなかチートだなー。それに龍人とか獣人て、完全に化物じゃん。地球育ちのオタクなら間違い無く初見でハントしようとするでしょ。これ。良く無事……でも無いか。お前も化物だったわ」

「まぁ、何を言いたいかは分かる。俺だってここ迄とは思わなかったからな」


 不思議な感じの記憶の共有。

 ど忘れしてた事を思い出す感じ?そういや、こんな事有ったな。みたいな。


「マスターの仲間ですか?」

 あ、鋼詩を紹介するの忘れてた。

「えーっと、仲間って言うか……影武者?」

「そんな感じやねー」

「影武者……ですか?」

「そう。そっくりでしょ?」

「「え?」」


 あれ?何故にそこでハモった?


「ニール……お前、自分の顔見たか?」

「顔?何か付いてる?」

「あの、全く似てないですよ?」

「取り敢えず鏡見て来い」

「え、逆に怖いんだけど」


 マジで気になるから急いで鏡の前に。

 そこに写ってたのは、見慣れた死神見たいな顔……じゃなくて、そこそこイケメンが写ってた。


「………………はぁ?!顔が変わってるんですけど!イケメンが居るんですけど!誰やねん!!」

 自分の顔を鏡の前でグニグニ触ったり変顔して見たり。

「これ…………俺じゃん!鋼詩!俺がイケメンになってる!ナニコレ!」

 急いで二人のとこに戻る途中で百々歌が起きた。


「こうにぃウルサイ」

「あ、おはよう」


 そして鋼詩を見て固まった。

 説明するのメンドイなー。

 それより俺の顔はどうなってるん?

なかなか書く時間作れないっすね。

休憩中や寝る前にちょくちょく書いてやっとです。

次も1月位間開くかも。


後、大分前に姪っ子に主人公を書いてもらったんですが挿絵の貼り方がすこぶるメンドイので気が向いたら貼っときます。

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