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空想世界用語辞典

最新エピソード掲載日:2026/06/16
 世界の「形」は、単なる地理の問題ではない。それは、その世界に生きる者たちが「どこへも行けない限界」をどこに感じ、「果て」の向こうに何を恐れ、何を夢見るかを決定する、物語の最も根本的な前提だ。球体であれば世界は閉じており、どこまで歩いても出発点に戻る。平面であれば、端がある。端があるならば、落ちる者がいて、禁じられた方角があり、地図には必ず空白が生まれる。創作者が世界の形を選ぶとき、それはすでに、物語の文法そのものを選んでいる。
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