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さよならハーレム  作者: 鉄鉱石
4/11

第四話 美男子も薄命

「始まるわね、対戦が!」

アンは順調にパラメーターを上げていたので一回戦など余裕の筈だった。


「でも、なんかおかしい!」

普通なら城内で行われる筈なのに別の所に移動していた。

「ここは闘技場じゃない!」

しかも見覚えのある闘技場。

「このゲームには闘技場は無い筈なのに!」

「そうだ!」

「美少女大戦!」

美少女大戦とは美少女を育成し、闘技場で戦わせ。

最強の美少女を育てるという。

戦略型美少女育成バトルシュミレーションゲームという。

いくつものジャンルを足したようなゲームだった。

でも、たくさんの美少女キャラが登場し、やれる事も多いので。

ギャルゲー好きの方々には人気があった。

それに登場する闘技場に間違いない。


「という事はバトルがあるの?」

「まさかね!」


だが、そんなアンの思惑とはうらはらに。

たちまちバトルが始まってしまった。


対戦カードは

ジュリオ。

セラシヲ。

ウイグル。

ランスロット。

ジャック。

二コラム。

スーダン。

アルシオーネ。

トルリリカ。

アン。


VS


ジェイミー

ソーニャ

フラミー

エルリャ


だった。


こっちは私と9人の教育係。

あっちは美少女大戦から美少女4人。


10対4?

男9人+女1人VS女4人なのだから普通ならこっちが圧倒的に有利。

「だけど?」

「多分話になんない!」

非バトル系のゲームとバトル系のゲームではそもそも勝てるわけが無いから。


しかも相手はそうとう余裕で一人しか出す気は無いらしい。

10対1で試合が始まってしまった。


対戦相手のジェイミーは開始直後に大技を繰り出す。

「最終奥義!」

「疾風9連撃!」


「待ってそれって!」

「最大の攻撃を9回繰り出す!」

「物凄く強い技の筈じゃ!」


アンは試合中にもかかわらずアレコレと思考を巡らしている。

すると。


「ぐえ!」

「げふ!」

「ぎゃあ!」

「うげ」

「ごふ!」

「あべし!」

「たわば!」

「ひでぶ!」

「らめえ!」


私を庇った全員が次々と倒れていく。

私は戦意を失ったので。

そこで試合は終了した。

そして。


「ジュリオ!」

「セラシヲ!」

「ウイグル!」

「ランスロット!」

「ジャック!」

「スーダン!」

「アルシオーネ!」

「トルリリカ!」


二コラム以外の命もそこで終了した。

二コラムも重症だったけど、なんとか助かりそう。


「どうやらこのゲームは!」

「二つのゲームの世界観が混じっている様ね!」

最初はアンアンリーグが好きな私の思いが届いてこの世界に来れたとばかり思っていたけど。


「悪意の予感がする!」

「毎日かかさずプレイしているアンアンリーグと封すらも開けていない美少女対戦か!」


アンアンリーグに嫉妬した美少女大戦の仕業?

「付喪神かな?」

「あれって!」


「大事にされた物にも!」

「粗末にされた物にも!」

「宿るのよね?」


イケメン店員に勧められたからつい買っちゃって。

放置してたから未使用だけど。

ゲームはプレイするために作られてるから。

粗末にしたことになっちゃってるのね。


「でもね!」

「ゲームとはいえイケメンの命を粗末にした事は許せない!」

「敵を取って元の世界に絶対戻って見せるんだから!」



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