またまた〜そんなご謙遜を(辛口)
こういった軽めのタイトルで出している以上、内容とのギャップに驚かれることがあると感じましたので、タイトルに(辛口)を付け加えさせていただきました。
ちなみにカレーだったら甘口派です。
本来mixi内で日記に書くようなことです。読んで欲しい対象があくまでここにおられる方々なので、こっちに書かせていただきました。
完全に作品ではないので、物語を読みたい方はスルーおっけい。ちなみにドライブスルーで原付はダメらしいですよ。チャリも。お気をつけて。
立ち寄った皆様の作品を読ませていただいて感じたことです。
山口さんを前提として話しをします。知らない方は同作者の「ブラックコーヒー」へ。勿論知らなくても読めますが、知ってたほうが「あー」の度合いが違うでしょう。あくまで天気予報と張るくらいの確率でです。
このサイトいい作品たくさんあるんですね。
うっわ脳内大地震の衝撃だよ!ってのもぶつかったりします。
こういうのって許可なしに書いていいのかいっつも不安なんですけど(ダメだったらどなたでも結構ですので注意してくださいね)ヤショウシゲルさんの「甘いローソク」とかtakaoさんの「幻影金魚」とかはもう衝撃もいいとこ。思わず画面の前でおろおろしてしまうような感動もんです。
ここではこの二作品を挙げましたが、勿論評価している通り、あたしにとっての良作は多く存在します。
しかし若干気になることがあるのです。
読む際、紹介の中で「暇つぶしに」とか「駄作ですが」といったものが書かれているのが案外多いんですよね。
きついこといいますが、本当に本人そう思ってるんでしょうか。
だってそんな「駄作」を公衆の面前にさらすわけじゃないですか。そんなの、情報管理に日々必死になってくれている管理人さんに対して失礼です。
「暇つぶし」だって、その時点で読む側のテンション下げるわけじゃないですか。
読む前、からですよ。せっかく見てくれた人間に。その人にとって最も尊いはずの人に。
謙遜は美徳です。日本人はそうして生きてきました。
相手と上手にやっていくための手段です。あたしはそれを美しいと感じます。
だからこそ、そういった使われ方をするのは悲しいと思うのです。
あたしはここに載せる前に何度も修正をします。美しい日本語を紡ぐためです。
それを他でもない、あなたの脳で感じていただくためです。
作品を紙で送っている友人に、後で修正は利かないので、それこそ送る前に何度だって矛盾を突き詰めます。
そのため、それだけ手の込んだものを「暇つぶし」には決してしていただきたくないと思っています。
だからあたしの作品は携帯でちょちょっと見るには規模が大き過ぎると思うのです。だからその読者様の人数に驚かされるのです。根気の塊です。尊敬します。
物語の主人公は、あたしにとって子供みたいなものです。
ちゃんと個性を持って、ちゃんと息づいています。それを卑下しようとは思いません。
要はもっと自信を持っていいのではないかと思うのです。
何よりそういった謙遜は他ならぬ自己防衛です。結果が思わしくなかった時の、言い訳です。
だから時々「自信作です」という紹介を見ると、スッと入ってしまいます。
今日、馬河童さんの「変才児」を読んできましたが、それもやはり上記に含まれたものです。読む前から「何々?」って前のめりになりますよね。
言い訳を排除。誇った時点で、言い逃れはできなくなります。
それは紛れもない勇気です。度胸です。女は愛嬌。そんなの、両方扱えたらいいんです。
あたしは自分の作品を誇る勇気がまだもてません。婉曲に紹介したりするのですが、やはり反応が気になります。
しかし、最低限卑下しないように心がけています。
褒められたら「ありがとうございます」と言います。「こんな作品に」と言ったら、その読者に対する侮辱になります。
辛口のこういった批評は類似で存在するかもしれませんが、知らない方に知っていただけたらと思います。
山口さんは厳しいことでも、用件だけを伝えました。言葉をオブラートに包みませんでした。
その勇気に敬服して、締めさせていただきます。
ここまでお付き合い、ありがとうございました。