表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

紅狼の双子(くろうのふたご)

紅狼の双子(くろうのふたご)

作者:

この物語はハッピーエンド、ノーマルエンド、バットエンドに分岐します。


お好きなエンドを選んで演じてください。

登場人物


 名前  性別 セリフ数

紅陽(こうひ)  ♀   12

紅月(こうづき)  ♂   7

真琴(まこと)  ♂   14

(れい)   ♂   12

有栖(ありす)  ♀   15



゜*.。.*゜ここから本編*.。.*゜


真琴「ホントに此方(こっち)で合ってんのか?」


有栖「うーん… でも言われた通りに進んできたよね?」


真琴「そうなんだよな〜、どっかで道間違えたのか?」


玲「それは無いと思うよ。ほぼ一本道だったし。」


有栖「だよねー。」


玲「はぁ…(溜息) 日も暮れてきたし、そろそろ寝る所を探さないと。」


真琴「そうだな!って言っても此処(ここ)森ん中だし…野宿?」


有栖「そうなるね。こういう時は、木の幹が(くぼ)んでるとことかが良かったりするんだよね…とっ!ほら!」


真琴「お、おい有栖…その木の根っこのとこ…」


有栖「…え?…っ!?…こ、これって…血?!」


玲「うん、血だね。向こうの方に続いてるみたいだけど。」


真琴「お前っ…!この状況で、よくそんなに落ち着いていられるなっ…!!」


玲「慌てたって何にもならないだろ。」


有栖「それも…そうだけど…」


紅陽「あら、どうしたんですの?お三方。お顔が真っ青でしてよ。」


有栖「…ぅゎ…びっくりした…」


紅月「もう暗いのに、こんな所にいては危ないですよ。この森には狼が出るのをご存知ないのですか?」


真琴「え?狼が…?!そんな村の人言って無かったぞ。」


紅陽「あら、それは大変。それでは私達(わたくしたち)のお家にいらして。」


紅月「そうですね、それがよろしいかと。貴方方(あなたがた)をほうっておいて、明日の朝死体で見つかると言うのも気分が悪いですから。如何(いかが)です?」


有栖「私は、この人達に泊めてもらうのがいいと思う。二人は?」


真琴「そうだな、俺もその意見に賛成だぜ。野垂れ死にたくはないからな!」


玲「二人がいいなら僕もそれでいいよ。それと、お二人のお名前を聞かせていただけますか?」


紅陽「あら、私とした事が。失礼致しましたわ。私、紅陽(こうひ)と申します。こちらは弟の…」


紅月「紅月(こうづき)と申します。以後お見知りおきを。」


真琴「俺は真琴。こっちのちっちゃいのが有栖で、眼鏡が…」


玲「玲と言います。先程言い忘れていたのですが、そこの木の根本に血がついていたんです。」


紅陽「まぁ、大変!狼が近くにいるのかもしれませんわ!」


紅月「私達の家は此方(こちら)です!急ぎましょう!」


―そして家に到着―


紅陽「ここが私達のお家ですわ。お食事の準備をしますので、暫く自由にお過ごしくださいな。」


有栖「あの、お風呂借りてもいいですか!」


紅陽「えぇ、もちろん。女の子はお風呂が大好きですものね。お風呂場は、この廊下をまっすぐいって突き当りにありますわ。着替えは私のものを用意させますわ。」


有栖「ありがとうございます!」


真琴「俺達は何をしようか。」


玲「取り敢えず僕達もお風呂にはいろうか。あの紅陽さん、男子用のお風呂って何処にありますかー?」


紅陽「えぇと、あちらの廊下をまっすぐいって突き当りにありますわ。」


紅月「では、服は私のものを。」


玲「ありがとうございます!ほら真琴行くぞ。」


真琴「ういー」


―お風呂に入りました―


有栖「(こんなにフリフリの洋服初めて着た…(照)お嬢様みたい…)」


真琴「お、有栖も風呂上がったのか?ってその服装。」


有栖「うん、そうだよ。へ、変かな…?」


玲「似合ってるよ。元々お嬢様みたいな容姿なんだから。」


有栖「あ、ありがとう…(照)二人も似合ってるね。」 


真琴「うっ、うるせえっ(照)さぁ、飯に行くぞ!」


玲「あーあ、耳まで真っ赤にして。じゃあ、僕らも行こうか。」


―食堂―


紅陽「さあ、召し上がれ!丹精こめて作ったんですのよ!」


紅月「紅陽の作るご飯は相変わらず美味しそうですね。」


真琴「うまそー!いただきまーすー!んっ!うまっ!!」


有栖「確かに美味しい!紅陽さん料理上手いんですね!」


紅陽「うふふ、喜んでいただけて良かったですわ。料理は、昔から得意なんですの。」


__________________

_______________

____________


真琴「ご馳走様でしたー!ふぅー、もう食えねえ。」


有栖「食べ過ぎだよ、真琴!まぁ、食べ過ぎちゃう気持ちもわからなくはないけど。」


玲「そうだね、確かに美味しかったね。」


有栖「ふぁ〜(欠伸)食べたら眠くなっちゃった。紅陽さん、部屋はどこ使えばいいですか?」


紅陽「えぇと、殿方お二人は同室でもよろしくて?」


玲「構いませんよ。」


紅陽「それでは有栖様は私が案内いたしますわ。殿方お二人は、紅月に任せますわ。」


紅月「それでは、ご案内いたします。」


紅陽「さあ、有栖様。此方(こちら)へ。」


____________

_________

______


゜*.。.*゜ここまで*.。.*゜


ハッピーエンド

http://ncode.syosetu.com/n6690dg/


ノーマルエンド

http://ncode.syosetu.com/n6256dg/


バットエンド

http://ncode.syosetu.com/n6658dg/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ