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とおさんとのおもいで

作者: ほおおぷ
掲載日:2015/02/18

 ここはアオジマ文化教材社、漢たちがコアな模型に涙を流す場所、そして漢たちが否応なしにコアな模型に喜びを感じる場所――


「ねぇ部長、螺〇人先生のシリーズ出しましょうよ、艦隊の娘フィギュアもいいですけど、うちはもっと濃いので行きましょう」

「ええい!今の若い子わかんないだろうが、パルスジェット機なんてもんはv-2買って自作しろ!」

「なっ…、 それでも装甲飯盒車とか装甲輪車は作れませんよ!?」

「うるせー! 私だってな、新人の頃パッソル改を却下されたんだぞ!」         

今日もまた社員からのコアな企画書ならぬ願望書が上がる、ここは模型馬鹿が、デスクに開発駆け寄り、企画書という名の願望書を提出する理想郷 アオジマ。

 

 その中でもここはさらに濃い面子ばかりの者を集めた第七商品開発室、周りのものは扉が開く度にとんでもない社員が飛び出す為に、「第七ハッチ」と呼ばれている。

 

またここにもとんでもない、企画書を抱えた社員がハッチを開けて帰還した。


酔漢のようにふらりふらりと歩き、酒瓶の如く自販機で買ったペットボトルのお茶を飲む漢こそ、大場栃郎である。疲れか心労かどかりと乱暴に自分のデスクに座る


「くそー部長の奴、頭ごなしでこれだからカーモデルでプラモの歴史が止まった人は…」 

「あ、オカエリナサイ、トチローさん。 どしたんですやつれた顔して?」

「おお、峰影か。 ちょっち次の企画で上と揉めてな…」

やたらと食玩に囲まれたデスクに座り、チョコ菓子を主食とばかりにぽりぽりしているのは、開発室の紅一点女子力壊滅気味の峰影である。



「え、珍しい。 前までバンタイに対抗してⅯ〇のイデおン一緒に作るって決起集会起こして株主総会で問題になるくらいに仲良しなのに」

「それ、俺じゃねぇよ。目の前のデスクに座っているはずの山口だよ」

「ああ、そうでした。ていうか謹慎で良く済みましたよね、社内でマルカクみたいな活動してたのに」

「総務の強襲部隊が止めたらしい」

「ほんとに勤めてて、何ですがトンでもないですねこの会社私、プラモが好きで入っただけなのにー」

こんな、とんでもない話が茶飲み話のように飛び交うのがアオジマである。




「ところで、俺のいないときに、なんかあったかい?」

「いや、何も…ああ、そうだ郵便局から電報がありましたよ、今時古風な」

「電報? ああ、親父からかな…どれ」



スグカエレ ハナシタイコトガアル。


まるで旧日本軍のような通信文がそこにはかいてあった。簡素かつ何か含みのある文であった。


「ご家族からですか?てか何故に電報」

「さすが親父、漢の連絡手段は電報に限るな。ながたっらしくなく文才光る一文のみとは、さてと早速返礼しなくては」

「いやいや、というかどんなお方ですかお父さん、こんな手段で呼びつけてどこの碇指令ですか?」


 不精な髭がまばらに生えた顎に手を充てうーんと濃すぎた父親の姿を思い出してでた言葉は




「どんなって、酒の飲んで 漢くさくて船と海を愛して眼帯と顔に傷がある人 」


「あれ? それひょっとしてお父さん 海賊 なんじゃ…」


「あと星とかが好き」


「まさかの宇宙海賊ッ!?」

「まさか、ただの船の修理工だよ。 いい親父で良くエアガンで撃ち合いしたり、チャンバラごっこしてもらったなぁ」

「仮の姿…。 戦闘教育とは…。」



 子供時代を思い出すように、乱雑なデスクの上の灰皿からシケモクを拾いながらマッチで火をつけて一息吹かすと、思い出すかのように

 「親父もノリノリでなぁ ある時飯の時間を忘れて映画のガンマンの真似して二挺拳銃でエアガンばか撃ちしてたら、いきなりゲンコツくらって

 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

           

『っ!?』

『飯だバカモン。 いいか、栃朗よお前はだいたいにして銃の扱いがなってない一人前の漢になりたけりゃ、ガン捌きも一人前になれ、撃つ時は一発で決めろ』 


『流行りじゃないよそおいうのは、だいたいにしてカウボーイは絶滅しましたぁ。 しかもキマら無かったどーすんのさ?』


『こうするのさ』


「でお父さんはどうしたんです?」


「俺が開けた空き缶の穴に弾を通したよ  三発も 」

「てら次元、いやゴルゴ・・。つかイヤなガキだったですね。」 


「そん時ハ、ホンのかるーく『うちの父さんはただモンじゃねぇ』と思ったんだが...」


\\\\\\\\\\\\\

星空を見ながら編


『お前が一人前なったら宇宙うみにつれってやろう』

『月のクレータの一つは実は俺が昔につけたもんでな…そう、あれは

『金星人は


『父さんは冗談うまいなぁ…』


母さん編


『イスカンダルを越えて辺りで

『母さんを賭けて将軍と艦隊戦を

『この星の為に母さんは


『凄いや…父さん。 スターウォー〇より面白いなんて』


生き方編


『男いや、漢とは

『父さん、俺の部屋の北斗の〇をよんだな…』

\\\\\\\\\\\


「よくよく、振り返ると親父って何者だ…?」

「普通、昔の武勇伝が松本零児級の人は人間とは言えません。キャプテンハーロックと言います」


「そういや、父さん昔、宇宙放射線がどうたらで寿命がって、あとを継いでだの…」


「聞いてます?」



 栃朗が宇宙海賊を継ぐまであと xxx日



Fin

宇宙戦艦は漢の浪漫。 海賊も浪漫。

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