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第80話「協会への復讐計画」

修哉は学校が終わったあと、陽菜と一緒に屋敷に向かい、ある人物に会っていた。


「君のこれのおかげで、奴らを消せる....本当に君には感謝しなければいけないな」


屋敷の一室にて藤原行長と修哉が向かい合って話している。


修哉はこの話が始まった時のことを思い出していた。


◇ ◇ ◇ ◇

「....なるほど確かにそれならば作戦を詰めれば、やれるかもしれない」


数日前、一度屋敷に連れて行かれた時に修哉は行長にあることを提案した。


「はい、奴ら...探索者協会の上層部はこれに必ず引っかかるはずです」


そう、修哉は自分が手に入れている魔石などの資源を利用して、協会の上層部を一掃する計画を提案していた。


「しかしなぜ?1ヶ月探索を休息するという話は娘から聞いたが、それならばわざわざ厄介ごとに首を突っ込む必要はないはずだ」


行長は修哉の動機に疑問を持ったのかそう聞いてくる。


「いやまぁ...私怨ですね。まぁ、1ヶ月で終わらなかったとしても探索の邪魔はされませんよ。むしろ将来の障害になるようなものは今のうちに除いていく方がいいです」


正直、修哉は協会上層部に恨みを持っていた。


前の時に修哉が安藤大輔に殺される原因を作ったのは協会である。


自らの保身のために殺人鬼と成り果てるまで暴走することになったやつを解き放ったことを修哉は許していない。


不穏な要素はまだあるし、『回帰』の力にまた頼ることになるかもしれないが、もしダンジョンを無事攻略し切った時、奴らは邪魔になる。


攻略したあとあるのが、ダンジョン、能力の消滅だったとしても、ダンジョンが残ったとしても、どちらにせよ修哉にとって邪魔な存在であることには変わりない。


そうして修哉はこの1ヶ月の間に自らを使って憂いを無くすことにしたのであった。


◇ ◇ ◇ ◇

数日前のことの話を少し思い出していた修哉はそれについて考えるのは終了させる。


「明日、協会の副会長、つまり実質のまとめ役と会うことになる。彼は....まぁ敵に回ることはないだろうが、このことについて彼が報告した時、君は狙われるだろう。本当に構わないのか?」


確かに会議に誰かわからないような少年が入ったとなったら、そこを狙われるのは当然だろう。


しかし、修哉には今十分な力がある。前の時に得た知識を使って必死に攻略してきた結果はしっかりと現れている。


「もちろんです。陽菜さんに手を出させるつもりはないし、自分がやられるつもりもないです....もうヘマはしませんよ」


修哉は自分が誘拐された時のことを思い出しながら頷く。


こうして修哉と藤原家による協会への作戦が始まった。


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