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第77話「変わり果てた日常」

累計100万PVありがとうございます!この章を含め、あと2章で終了予定の作品ですが、どうぞ最後まで物語に付き合ってくだされば幸いです。

修哉が80層を攻略してから、数日が経った。


藤原家の屋敷での()()()()が原因で修哉の将来はほぼ確定した。


ただ全てはダンジョンの攻略が終わり、彼らの平穏が約束されてからである。


そのままダンジョン攻略をすることも考えた。


しかし、もはや修哉だけの事情ではなくなったのと、最後の骸骨(スケルトン)の忠告から1ヶ月間休息を取ることにしたのであった。


そして、周りへの伝達や体の回復も終わり、修哉は数日ぶりに学校に行けるようになったのであった。


◇ ◇ ◇ ◇

目覚まし音が部屋に響き渡り、修哉はベッドの上で目が覚める。


ベッドから起き上がって、部屋を出る。


リビングに行くと、台所で料理をしている陽菜と目が合う。


「あっ、修哉さん。おはようございます、もう少しでできるので座って待っていてください」


ニコニコした顔でそう言ってくる。


「う〜ん、...やっぱりまだ同棲は早いと思うんだけど..」


「前屋敷に住んでいたこともあったし、それと同じですよ」


(本当にそうかなぁ...)


肝心なところを伏せた上で行長や修哉の家族に事実を伝えたところ一つの問題が発生した。


住む場所をどうするかという話である。


修哉としてはそれぞれ自宅で住む、つまりそのままでよかったのだが、陽菜はそうではなかった。


()()()()もあって修哉と住みたがったのである。


陽菜だけの主張だったのなら修哉は説得してなんとかできたのだが、あろうことかどちらの親もそれに賛成してしまった。


ただ藤原家の屋敷にに修哉が住むというのは修哉としては認め難かったのと、養われてばかりじゃ修哉の立つ瀬がないので、なんとか交渉して高校周辺のアパートを借りて、そこに住むことになった。


修哉がダンジョンで手に入った魔石などを藤原家と交渉して、売った金でとりあえず数ヶ月分部屋を借りた。


正直、目の前で食事を作っている陽菜を見ているともう自分のプライドなど関係なしに逃げられなくなっているような気はするが。


修哉と陽菜は食事を済ませて、お互い着替える。


そして2人は一緒に学校に向かったのであった。

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