閑話「ある場所、ある夜」
たくさんの謎を残したまま、骸骨が消え。
修哉と陽菜は呆然としていたが、しばらくして我に返る。
「...とりあえず戻ろうか」
「...はい」
修哉と陽菜は宝箱の中身と魔石を回収すると、魔法陣に乗ってダンジョンの1階層に戻る。
そして、ダンジョンから出ると待機していた藤原家の護衛に発見され、そのまま修哉と陽菜は屋敷に連れて行かれたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
「...ふぅ、そのまま帰れるかって思ってたけどよく考えたら俺、陽菜さん攫った誘拐犯だよな...」
屋敷にてシャワーを浴びさせてもらい、貸してもらった部屋のベッドに腰掛ける。
どうやら陽菜はダンジョンを護衛とともに攻略している途中に消えたらしく、その消えた陽菜と何事もなかったように現れた修哉は当然のように怪しまれた。
陽菜が護衛を説得してくれなければ、そのまま拘束されていただろう。
説得が終わったことで一旦修哉は帰ろうかと思ったが、そう上手くはいかず詳しい話を聞くとして修哉は屋敷に連れてこられた。
そして、修哉は何か話があるまで部屋で待機してと言われたので大人しく部屋で待っているのである。
「にしても部屋のいろんなものがデカいよな...前少しの間住ませてもらったとはいえ、やっぱり慣れないな」
修哉が部屋で座って、周りを眺めているとノックの音が鳴り、陽菜が入ってきた。
「あぁ、陽菜さん。多分、行長さんに話をするんだよね?.....陽菜さん?」
修哉の声を無視して、陽菜は笑顔のままドアを閉める。
外側から鍵が閉まる音がした。
「あの...陽菜さん?」
「....母上に相談して、少し協力してもらいました」
修哉が1歩下がると陽菜が3歩近づいてくる。
「あなたに搦手は効きません。だから、力ずくでやらせてもらいます」
じりじりと2人の距離はつまり、修哉はベッドに追い詰められる。
「陽菜さん、こういうものはもうちょっと時間を経てするものであって付き合ってから1日目でやることではないというか...」
必死に言葉で説得しようとするが、それは届かない。
「いや本当に、ね?...って力強!?まさか能力使ってる!?」
ステータス差を活かして逃げ出そうとするも、能力を使われているせいで力は拮抗している。
抵抗虚しく修哉はベッドに押し倒される。
「....いただきます」
「た、助け....」
修哉はいるはずのないものに助けを求め......
ご想像におまかせします。
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