第41話「1層のボス」
謎の場所に移動させられてから数日後、修哉と陽菜は他の探索者を避けて生活していた。
大体の探索者は初心者、経験者関係なくグループを組んで過ごすことにしたようだ。
修哉や陽菜、そして一部の探索者は食料や水などの生活に必要なものが限られる中、見知らぬ人間と生活することにリスクを感じて単独、もしくは自分のパーティーだけで行動していた。
そして、修哉と陽菜は探索している中であるものを見つけた。
◇ ◇ ◇ ◇
何か手掛かりになるものはないかと辺りを見回しながら、修哉と陽菜は歩いていた。
すると前方に何か見えてきた。
「陽菜さん、あれ見える?」
「.......何かの建物がありますね」
家のようなものが修哉と陽菜の視界に入った。
修哉と陽菜は建物に近づく。
現れたのは大きい扉のついた建物だった。
修哉はその建物があるものに似ていることに気づいた。
「これ...ボス部屋じゃないか?扉がそっくりだ」
修哉はさらに建物の前に近づき、扉の前に立つ。
扉がゆっくりと開いていく。
「これ....どうしようか?」
「そうですね....とりあえずこの周辺で休憩しませんか?」
「そうしようか」
何が出るかがわからないのでひとまず二人は休むことにしたのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
しばらく休んだ後、再び扉の前に立つ。
「...じゃあ行こうか」
「はい」
扉の奥に進むと扉が閉まり、モンスターが出てくる。
「ガァガァガァ!!」
出てきたのはオーガだった。
オーガはその勢いのまま、襲いかかってくる。
二人はオーガの拳の振り下ろしを避けてそれぞれの武器を叩きつける。
「ガッ!?」
オーガは衝撃でよろめく。
「灼熱」
「風槍」
その隙を逃さず魔法を撃ち込む。
「ガァァァ!!!!ガァァ....」
オーガはそのまま倒れた。
それぞれ武器を収めてオーガが消え去るのを待つ。
しばらくするとオーガが消えて宝箱が現れた。
「修哉さん、なんで火炎魔法を使ったんですか!?また気絶したりしたらどうするんですか....」
陽菜はそう声を上げる。
「ご、ごめん...ほら宝箱を確認しよう」
修哉は宝箱に話をずらす。
「....もう、次やったら承知しませんからね!」
陽菜は少し怒りながらも許してくれた。
修哉と陽菜はボスが消えて出た宝箱を確認しにいくのであった。
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