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ダンジョンのある世界で今日も俺はガチャを回す  作者: ハンムラビ法典
第2章「最低保証を引き当てろ」
42/70

閑話「哀れな人」

2章は登場人物紹介を書いて以上となります。

何も言わずに2章を終わらせてすいません。

今章ではあまり話が進まなかったので、3章では一気に進めたいと思います。

引き続きこの作品をよろしくお願いします。

ダンジョン協会副会長、福山武成は胃の痛みを必死で耐えながら藤原家のビルに向かっていた。


(何であんなバカなことをしたんだ...!いくら力を持っていたとしても古くからの財閥に喧嘩を売るのは違うだろうが!!!)


Sランク探索者であった安藤大輔が藤原家が手を出すなと言っている人間を誘拐したからである。


その安藤は藤原家が依頼したアメリカのSランク探索者のグレタにより、捕まえられこちらに引き渡された。


もみ消すことも考えたが、すでに先手を打たれており、世の中には安藤大輔が誘拐したという事実が広まってしまった。


上は自分の責任逃れに必死でこっちの処理は何も手伝わない。


そのせいで武成が藤原家当主と面会することになったのであった。


◇ ◇ ◇ ◇

ビルに入った後、応接室に通される。


しばらく待っていると男が入ってきた。


「どうも」


「本日はお招きいただきありがとうございます....」


武成はすかさず頭を下げる。


「よしなさい、今日は別に君を詰めるために読んだわけではないのだから」


藤原家現当主、藤原行長はゆったりとソファーに座った。


「こちらとしては安藤の探索者資格を剥奪さえしてくれればそれでいい、そうなれば安藤は暴れた瞬間に犯罪者という扱いができるからね」


「....かしこまりました」


(それが難しいっていうことなんだけどな〜、あぁもう本当にやめたい)


武成は内心を押し隠しながら了承する。


「ちなみに誘拐された方は....?」


「別邸にて過ごしてもらっているよ。君も無知でないなら知っているだろう、藤原家の女性のことに関して。つまりそういうことだよ、娘は彼に大分執心している」


(確かにあの家の女性は人生の中で一人の異性に執着するという噂は聞いたことがあるが....本当なのか)


武成は噂が本当だったことに若干驚いた。


しかし次に言ったことで全ての意識はそちらに行った。


「ところで何だが、この処理が終わった後藤原家に雇われないかい?」


「え?......本当ですか!?喜んで雇われますよ!」


常日頃から教会の仕事をやめたいと思っていた武成はその提案に飛びついた。


「それはよかった、なら後少し頑張ってくれ。少なくとも今よりは楽になるだろう」


「っ!ありがとうございます」


行長と武成の話はそこで終わった。


武成は今後の明るい未来を考えてワクワクし始めていた。


.....まさか場所が変わっても忙しいとは思いもせずに。


コメントや評価、レビューよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
あの家よりこの家のほうが言い方合ってる様な
「こちらとしては安藤の探索者資格を剥奪さえしてくれればそれでいい、そうなれば安藤は暴れた瞬間に犯罪者という扱いができるからね」 分からん、すでに誘拐者、犯罪者です。
笑った。ほんと地獄なんだろうな
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