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ダンジョンのある世界で今日も俺はガチャを回す  作者: ハンムラビ法典
第1章「そうだ、ダンジョンに行こう」
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第22話「外堀」

「できればなんだが...うちの娘とパーティーを組んでくれないか?」


行長はそうお願いしてきた。


「え?.....それって娘さんの許可はもらってるんですか?」


修哉は驚いたがひとまず質問にそう返した。


「それについては安心してほしい。むしろこれは娘が望んだことなんだ」


行長はそう言ったが修哉は逆に不安になった。


(それはそれで怖いんだけど....いくら助けたからってあの人が俺みたいな人間に近づくか?)


藤原陽菜というのは顔も良くて、素行も良くて、家柄もいいという良いところが三点拍子で揃った人である。


それに比べて修哉は顔は中の中、素行は普通、中間所得層生まれという普通で三点拍子揃っている人間である。


そんな二人がパーティーを組むというのは普通に考えてありえないことである。


いくら修哉が藤原のことを助けたからといってそんな簡単に距離を縮めてくるなど不安要素でしかない。


そう不安がっているのに気づいたのか行長が言う。


「大丈夫だよ、このことは本当に娘が望んでいることなんだ.....かつての妻にそっくりだよ」


「ん?最後に何か言いましたか?」


「いや、なんでもない」


行長は最後にボソッと呟いたが、修哉にはよく聞こえなかった。


ともかくこれで行長との会話は終わった。


礼をして修哉は部屋を出たのであった。


◇ ◇ ◇ ◇

修哉は再びリムジンに乗って家まで送られた。


家についた修哉は自分の部屋に入って今日のことを振り返る。


(パーティーを組むっていうのは驚いたけど...まぁこっちにとっては得でしかないし、探索者もバイト感覚でやってたけど将来これは本業にやっていくのもありかもな)


修哉はそう呑気に考えていた。


しかしこの時の修哉はこれからたくさんの厄介ごとに巻き込まれることになるとは思いもしていなかったのであった。




これにて一章が終了です。この後、閑話と登場人物紹介をやって2章に入ります。



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