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第106話「強すぎる操り人形」

男が修哉に向かって剣を振り下ろす。


修哉はそれを防ごうと振り下ろされる先に自分の剣を持っていき、防ごうとする。


「ぐっ....!!」


しかし桁違いの強さに弾かれ、吹き飛ばされる。


「大丈夫ですか!?」


「あぁ、でも....これはかなり厳しそうだな」


剣の性能差ではきっと負けていない。


(ブラックドラゴンを倒した時に壊れない剣が手に入ったとはいえ、いかんせんステータスの差が大きすぎる!)


ドラゴンを倒した後にあった宝箱にはある剣が入っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Tips:『不壊剣 デュランダル』


この剣には特殊な力はない。

折れず曲がらず壊れないだけである。

だが、持ち主が折れない限りこの剣は永遠にともをし続けるだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(この剣のおかげでネックだった剣の損傷は気にしなくてよくなった...けどもそれどころじゃないな)


男が吹き飛ばされて修哉に追撃しようと近づいてくる。


氷結雨(アイシクルレイン)!」


陽菜が男に向かって魔法を放つ。


男は一度立ち止まり、()()()()()()()()()()()


「嘘....」


陽菜はあまりの技術に驚いている。


「出し惜しみとかしている場合じゃない、やろう...獄炎(ヘルファイア)!」


このままやっていればすぐにやられかねない。


そう思った修哉は自分の持つ一番高威力の技を使う。


黒い炎を纏わせた剣で男の剣を迎え撃つ。


「ガギィィィン!!!」


凄まじい金属音が響き渡る。


「ぐ...ぅ....!!」


(これで互角か...!どんな馬鹿力だよ!)


修哉の最大状態の剣でようやくこの男に拮抗できる。


(ステータスを共有しているとはいえ、武器の強度的に陽菜さんにはこの男との近接戦は無理だ。クソッ勝てる未来が見えない、もし『回帰』で戻ったとしてもこれは同じように殺されるのがオチだ....)


剣戟を繰り返し、隙を探るが見つからない。


むしろ油断すればこちらが隙を突かれて斬られそうだった。


(こんな状況じゃ『ガチャ』を回して運に賭けることすらもできない、なんとかこの男の意識が目覚めることはないのか)


「自分の友人に殺されて世界を滅ぼされて自分が滅ぼす側に回ってる...「勇者」とかよく言えるな!」


その言葉は徐々に追い詰められていくことに焦って、口から出た苦し紛れの言葉に過ぎなかった。


しかし、その言葉を聞いた男の動きが止まる。


『.....おや?まさか...!』


アーノルドの驚いたような言葉が響く。


それまで虚だった男の瞳に光が灯る。


ジリ貧だった状況に一筋の光が見えてきた。




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