第9話「スキル決め」
学校が終わった後、修哉は再び探索者協会に来ていた。
受付で預けていた剣を受け取るとそのままダンジョンに向かう。
(あっ、そうだ!ダンジョンに向かう前にスキル取っとかないと!)
修哉はダンジョンの入り口に着いたところでレベルアップして手に入れたSPを使っていないことに気づいた。
今日は二層に向かう予定だったので慌ててステータスを開く。
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名前:赤城修哉
年齢:16歳
Lv: 1
MP: 54/54
STR:42
DEF:35
INT:38
RES:25
DEX:46
AGI:39
LUK:15
SP:10
能力:『ガチャLv:1』
スキル:『火炎魔法Lv:1』
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修哉はステータスの中のSPと書かれている部分に触れる。
するとこんな表示が出てきた。
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・取得可能なスキル
『剣術Lv:1』消費SP 1ポイント
『体術Lv:1』消費SP 1ポイント
『杖術Lv:1』消費SP 1ポイント
『水魔法Lv:1』消費SP 2ポイント
『風魔法Lv:1』消費SP 2ポイント
『アイテムボックスLv:1』消費SP 5ポイント
『鑑定Lv:1』消費SP 1ポイント
『隠蔽Lv:1』消費SP 1ポイント
『MP強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『STR強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『DEF強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『INT強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『RES強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『DEX強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『AGI強化小Lv:1』消費SP 1ポイント
『状態異常耐性小Lv:1』消費SP 3ポイント
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(俺が取れるのはこんなもんか。遠距離系の武器とか土魔法とかは使えないっぽいな)
表示されているスキルは本人が取れるものを表すため、新しく増えたりはするもののこのスキルで初期の待遇は変わると言って良かった。
(今のトップ探索者たちは大体揃ってたとか聞くけど...まぁそれは望むのはさすがに強欲すぎるな)
基本的に今のトップは才能がある人ばかりだった。
修哉は手に入れるスキルを考える。
(まぁ、この中ならこれかな)
少しして修哉はスキルを決めた。
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『剣術Lv:1』
『体術Lv:1』
『水魔法Lv:1』
『鑑定Lv:1』
『隠蔽Lv:1』
『MP強化小Lv:1』
『STR強化小Lv:1』
『AGI強化小Lv:1』
『INT強化小Lv:1』
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修哉は10ポイント全部使ってこれらのスキルを取った。
スキルを取り終わった修哉はダンジョンに入る。
(一層じゃスライムしか出ないし、今日は二層に行こう。)
そう考えた修哉はとりあえず昨日見つけた階段を探しに歩き始めたのであった。
Tips:『スキル』
ステータスに表示されるものの一つでレベルが上がった時に手に入るSPを消費することによって、手に入る。
『能力』と似ているが、『スキル』は『能力』より効果が低く、『能力』より種類が多いのが特徴である。
基本的に得られるスキルは大体同じで選択をミスらなければ基本的に『スキル』で差はつかない。
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