表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したらゾンビになっていた。  作者: 瀬田川 廡輪
2/24

第一章〜喰らう

第1章 書いてみました。よろしくお読みになっていただけましたら幸いです。


人間どもの数は 明らかに減っていた。いや、しかし。俺が食べた人間の数など、それでもたかが知れている。一気に その個体数が減るほど食べてはいない。

俺はモンスターであるようだが、それほど 化け物的な量のものは食べないらしい。いや。化け物が言うのも変かもしれないが。

俺は何も食べない 限界が、1時間だということを、身をもって知った。1時間が近づくと途端に力が抜け、動きは(にぶ)くなった。それが体感としてわかった。俺は、1時間何も食べないと、確実に死ぬ気しかしなかった。エネルギーの消費量が莫大なのだ。

それも食べるのは人間だけ。人間以外のもの食べたいとは思わなかったし 食べれる気はしなかった。幸いこの地球上には 人類共が100 億人からいるはずだ。動き回ってさえいれば食うに事欠くことはあるまい。そう思えた。そう信じるしかなかった。

だから俺は動いた,。動くと言っても移動手段は徒歩 以外にない,。俺は 転生前に自動車免許を持っていなかったし、持っていたとして 車で移動したら真っ先に人間の目にとまって、狙い撃ちのように討伐されてしまうだろう。

(ひそ)かに行動しなければならなかった。歩いた。物陰に身を潜めながら。そして、喰った。人を。生きるために。

お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ