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本日2度目の実況ですよ

『イェーイ! ナロージ君、本日二回目の御登場だー!!』


「藤堂ーー!! 貴様、貴様! 本当に何をした!!??」


>ナロージ様、大絶叫w

>いや、何があった?


『いやー、さすがにまだ分かんねーっす』


>使えない奴

>お前にはがっかりだ。失望したよ


『仕方ないだろーー!』


>お前が絶叫してどうするw



「見ろ! 母さんから殴られたんだ! 父さんにだって、殴られたことが無いのに!!」


『うわぁおぅw』


>ぶほっ!

>ア台さん、ちーっすw



「……まぁ、母親の方が男の浮気に厳しいものですわ。

 それ以前に、浮気を隠そうともしないからそうなるのですよ」

「お前! だって! あんなゴリラと浮気していただろうが!!」

「ゴリラ?」

「あの男だ! さっき邪魔した筋肉ダルマがいただろうが!!」


『ナロージ様の中では、女主人公様がイケメン王子と浮気している事になったか』


>付き合ってるの?


『そんな事実は確認されていないね。

 付き合っていたとしても、それを外に悟らせるような女じゃないよ、彼女は』


>政治家の娘ですしおすし

>生主の調査不足では?


『それは言わないで欲しいなぁ!』


>ま、ただの正義漢って線もあるし

>あとで賭けようぜ

>俺は付き合っている方に、3000ピリカ賭けるぜ!!

>じゃあ俺ははら〇いらさんに3000点で

>どっちだよw



「はぁ。まったく。何の騒ぎかと思えば、ここ数日大学で馬鹿な事をしている武臣さんでしたか」

「げぇっ! 貴様は、士元(しげん)!!」

「貴方に呼び捨てされる謂れは無いんですけどね。

 それよりも。馬鹿な事を言って藤堂さんや南方さんに変な噂を立てないでください。南方さんには、ちゃんとした恋人が居るんですから」


『うん。アメフト部の彼には美人マネージャーの恋人が居るって、さっきそこで誰かが言ってた』


>それホントか?

>嘘かもしれんぞ

>どっちにしろ、女主人公さんはイケメン王子と付き合っていないって事だろ。表向きはな



「だったら、士元! 貴様がそいつの恋人なんだな!!」

「何をどうしたら、そうなるんですか……」

「この人はいつもこうですよ」

「藤堂さん、苦労されたんですね……」


『ナロージ様、とにかく女主人公様を浮気者にしたい模様w』


>さすナロw

>さすナロw 自分基準で物事を考えてるんだね。自分が浮気してるから相手も浮気してるっていうwww

>ねーよwww 一緒にスンナw


『新イケメン王子の眼鏡マンはナロージ様の知り合いみたいだけど、ちょっと会話しただけでぐったりしてる』


>見りゃわかるw

>眼鏡マンw 本名を書いたら不味いのは分かるが、酷いネーミングセンスだw

>ナロージ様は草不可避。生主も草不可避www どこの大草原ですか、ここはwwwwww


『うわーん!!』


>つ「わさび」

>つ「塩」

>傷口になんてモノを塗りこんでいるんだw


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