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女主人公様はナロージを焦らしているようです

『今週、マジで女主人公さんは出席してないみたいですね』


>さすがに哀れだ

>草も生えんな

>一週間、無駄足乙


『不屈の男、ナロージ様も、5回連続で無駄足だと、さすがに涙目ですね』


>そりゃそうだ

>電話番号知らんのか? いや、着拒されてるか

>会いたいとは思ってないだろうからなぁ。一族全員から着拒されてても驚かんよ


『今日も休みというのは確認しています。

 って、あ。こっちに来ましたね』


>周りの人が減ったからな。

>実況されてるの、今頃気が付いたん?



「おい、そこのお前! 藤堂が休みというのは本当か!?」

「本当ですよ」

「よし、ならば次から藤堂の出欠はお前が確認しろ。そして出席を確認したら俺に連絡するんだ。いいな!」

「あ、お断りします」


>生主、秒で断ったなw

>関わりたくないから仕方がないね

>ナロージ様は、檻の向こうに居るのが良いんだよ。同じ檻に入りたいとは思わんw


『付き合うメリットがありませんからね。せめて報酬の提示ぐらいはしてもらわないと。

 無償で協力は御免ですよ』


>さすが生主。そこにしびれる憧れるぅ!

>断られて呆然とするナロージ様w

>断られると思ってなかったんだなw



「ええい、何故だ! この俺の役に立つ名誉を与えてやろうというのだぞ!」

「あ、そういうのは要らないんで。じゃ」

「待て! 金か!? 金を出せばいいのか!? 金なら出すぞ!!」

「いえいえー。外に漏らさない約束をしてまして。お金で約束を破る訳にもいきませんから」


『すみませんが、本日はここまでにしますね』


>うむり。仕方あるまい

>乙

>次回も生主が絡まれると予測

>ナロージ様が顔を覚えられると思っているのか?w

>ナロージ様だけに、変なところで優秀ってのはよくあるパターンw


>にしても、ナロージ様に漏らさない約束して教えてもらったって事はさ、女主人公はそろそろナロージを狩りに来てるんだろうな

>こうなると分ってて動いてるみたいだからな

>たぶん、ナロージの周りにもスパイとか居ると予測

>だな。ナロージ様はこっちの大学に協力者が居ないから空振り続きで、女主人公には味方が大勢いるってのもお約束だ

>ナロージに味方はいないw 生主も手伝わんしなwww

>手伝ったらナウができんだろーがw

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