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episode 02 初戦闘(一瞬で終了)

使いやすいよぉ〜!!!

(調子に乗って連続投稿。これで予備が消えた)

ふと気付けば草原にいた。


いたって普通の草原。


毒々しい色をしている豚が草を食べていることを除けば普通の景色が広がっている。


「あれってどう見てもやばいやつじゃないか...」


お、口調が治ってる。


良かった、あの寡黙ロリは明らかに私のキャラ(性格)にあっていない。


...そういえばステータスをチェックしてみようか。


まだあの豚は私に気づいていないようだし、チャンスだ。


『能力表示』


──────

ノーツ・ド・ラウディ lv1

男 24歳 人族


HP50/50

MP12/12

攻撃3

防御60

敏捷20

魔法攻撃10

魔法防御80

スキル:魔弾[無]

特殊スキル:言語適応、不老不死、欠損不許可、鑑定、キャラエディット、アイテムボックス

next exp 2

──────


おー、ついてるね不老不死。


鑑定とか言語適応もついてて万全って奴だね。


で、魔弾とは?

鑑定の時間だオラァ!


───

魔弾[無]

無属性の弾丸を生成して放ち相手を攻撃できる。

弾丸の形状は術者の想像力によって再現力が変わる。

尚このスキルは魔法ではないため、MPの消費はしない。

攻撃力の計算は攻撃と魔法攻撃を合計した数値。

───


オーケー、把握した。


次にアイテムボックスを鑑定。


───

アイテムボックス

どこかの異世界のようなレベル制ではなく最初から無限に物を入れられるすごい能力。最近は神の技術力向上のお陰で入れたものがリストとして表示することが可能になったので管理が非常に楽になった。

しかし当該スキルを持っている人は少ないので国に重宝される。

───


このスキルがあるって事は持ちきれないほどの何かがあるってわけだ。


次はあの豚だね。


─────

ヤミブタ lv2

HP5

MP0

攻撃1

防御2

敏捷1

魔法攻撃2

魔法防御4

予想経験値 6


この世界で最弱の次に弱いモンスター。

モンスターとはいえど魔法防御を除けば最弱のようなものなので最弱と同じく入門用のモンスターとされている。

ヤミブタの肉は家畜の豚よりも栄養価が高く、ヤミブタの存在が明らかになってからは普通の豚を食べる地域は少なくなった。

ただ、栄養価が高いせいか太りやすくもあるので食べる量には注意が必要なため、基本的に屋台はヤミドリやヤミウシの肉が使われている。

─────


ふむ。

つまりは魔法防御に毛が生えた程度の美味しい豚って事か。


そしてこの世界のモンスターは倒したら支隊がそのまま残る感じだね。


だからアイテムボックスが能力欄にあったってわけだ。


まぁとにかくヤミブタと戦ってみようか。


アイスピックをイメージした鋭い魔弾を生成してヤミブタの頭部に撃ち出す。


魔弾は想像より速く飛び、ヤミブタの頭にすんなりと刺さりそのまま貫通した。


ピギィ!とヤミブタは断末魔をあげて地に身を倒す。


頭から赤い地がドボドボと出ている。


ヤミブタの周囲には魔弾は無く、どうやら攻撃の役目を果たしたら霧散したようだ。


この攻撃はエグい。


飛ぶ速度がまず速い。多分だが今の自分では反応できずに攻撃を受けることになるだろう。


当たったらそのまま貫通するというところも脅威と言える。


骨をものともしない貫通力は下手な拳銃よりも強いと言える。


あの弾丸に回転を付けて射出すればもっと貫通力が増すだろう。


そして、攻撃が終われば霧散するという証拠隠滅。


現実であればこの能力で完璧な暗殺ができるものと考え、ゾッとする。


さて、このまま死体を放っておくわけにもいかないのでアイテムボックスに収納しておく。


ん?


ヤミブタを倒したのにレベルアップしないな。


もしかして経験値を得るのに何か条件でもあるのだろうか。


一旦自分の能力表示してみよう。

楽しければ投稿が途絶える事は無い...はず...

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