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深を射す 6


「あれ、りっちゃんおひさ!」

 南雲に電話をかけたのは、貴史と別れて家に戻り、すぐだった。

「めずらしいなあ」

 相変わらずのさらっとした口調で、楽しげに南雲は尋ねてきた。

「りっちゃんから電話をかけてくるなんてさ」

 上総がもともと電話を苦手としていることは、南雲も知っているようだった。

「ちょっとだけ頼みたいことがあるんだ」

 いくら気兼ねのいらない南雲相手とはいえ、やはり早く切りたいのも事実。上総は即、用件に移った。

「明日、東堂と話をしたいんだけどさ、なぐちゃん悪いけど一緒に来てもらえないかな」

「東堂大先生と! それはなぜに?」

 南雲は親友・東堂のことを「大先生」といつも呼ぶ。

「いや、俺と一対一だと向こうも話しづらいと思ってさ」

「別に俺はいいけど、ただ、なんで?」

 ここが南雲のうまいところだ。「なんで?」が押し付けがましくない。知らない振りして聞き流しても構わない、許してくれる。

「ちょっとだけ聞きたいことがあるんだ。けどあまり人のいるところでは聞きたくないし」

「俺には聞かれていいの」

「かまわないよ」

 ──いや、いてもらわないと、困るんだ。

 口には出さなかった。

「そうかあ、じゃありっちゃん、とりあえず場所は俺の下宿でどう? そこだと東堂もちょくちょく来ているから道もわかるしさ。あ、りっちゃんは?」

 ──悪かったな、俺はとてつもない方向音痴だ。

 これもおなかに飲み込んで、上総は答えた。

「いいよ。そのくらいわかる」


 南雲が高校入学後、家庭の複雑な事情によりひとり暮らしをしているのは聞いていた。また、その下宿先というのがとてつもなく厳しい方針のもと運営されているとかで、自由になる時間というのはほんのわずか。夕食後は夜十一時過ぎまで下宿生全員が一室に集められて勉強させられるという強制手段を取るといった場所だ。

 どう考えても南雲の性格向きとは思えない学生下宿だ。

 いやなによりも、そんなところをなぜ選んだのだろう。

 疑問は感じるが、あえて聞かなかった。

 「家庭の事情」が軽いわけがない。重たい話を聞きだすのは、南雲にはに似合わない。


 南雲からOKをもらい、これで半分仕事は終わったようなものだ。受話器を置いた後上総は部屋に戻った。父が帰ってくるまでにある程度の段取りは立てておきたかった。

 もちろんばれちゃまずい。ドイツ語で書く。ノートを取り出した。


 ──聞くべきこと。

 ・B組規律委員同士のトラブルについて

 ・中学修学旅行の状況について。


 要点を絞ってしまえばこの二点より他にない。

 ──単純に東堂がしゃべってくれればいいんだが。

 もちろんそれに越したことはない。上総があえて南雲を挟み込む形で計画したのは、東堂という奴がそう簡単にぺらぺらしゃべくる奴ではないと、過去三年間感じていたからだった。


 東堂は三年間同級生だったということ以外に、上総との接点はほとんどない。

 医学部希望でもないのになぜか、保健委員を努めていたということもあり、貧血を起こしやすい上総はしょっちゅう保健室へ運ばれていたが、その程度だ。

 南雲がもともと貴史と折り合いが悪いのは周知の事実だが、自然とその親友である東堂、また上総もどうしても距離を置く形となる。もちろん露骨に嫌悪されるわけでもないし、にこやかな挨拶くらいはするけれども、それ以上用事がなければ語りかけることもない。

 そんな奴に、改めて「話がある」と持ちかけるには、ハードルが高すぎる。

 ──せめて評議だったら。

 野に下りた上総には、そこまで持っていくためのはしごすらない。

 

 貴史と犬猿の仲たる南雲だが、上総とは親しい関係だった。

 若干、弱みを握られていたりもするのだが、そのことすらあまり気にならなくなる。どうしても上総の場合、人との付き合いに貸し借りを意識したりするのだが、南雲に関してはそんな余計な心配ご無用、とばかりに流してくれる懐の深さがある。

 またその「懐の深さ」と外見の軽そうなアイドル顔とがつりあわないのもご愛嬌である。

 かつては青大附属中学全学年女子たちからアイドルとして追いかけられたこともある。今だにファンクラブが存在する男子も、上総の知る限り南雲と貴史のみだ。もっとも今の南雲には、ファンの存在すら気にしていられないくらい忙しいはずだ。

 ──バイトのあと、食事してから寝るまで勉強だものな。これはきついよな。

 家庭の事情は、お気楽性格の南雲にも、かなり影響を及ぼしているのだろう。

 ちらっと聞いた話によると、知り合いの大学教授の口利きで、ある意味全寮制の予備校的環境に身を置いて将来に備えるよう説教されたそうだ。南雲の父は確か、会計士だったはずだ。周りからは公認会計士の資格を将来取得し、両親の経営する事務所を継ぐよう期待されているのだとか。

 ──それをすんなり受け入れるなぐちゃんとも思えないが。

 これもいろいろあるのだろう。


 南雲の家庭事情はともかくとして、ここで重要なことは、三人で一部屋、他の連中に聞きつけられない場所で話ができるという点だった。上総なりにいくつか案を考えてはいたのだが、やはり同じ学校の連中が顔を合わせる可能性の高い場所は避けたかった。学食もそうだし、学校近くの喫茶店もまずい。「おちうど」は論外。さすがにあまり親しくない東堂を品山に連れて行くことは抵抗がある。となると、思いつくのは、東堂と親しい南雲の一室だ。放課後直後から夕食六時前までなら、たぶん下宿先の六畳間にもぐりこむことができるだろう。事情を詳しく語らなくとも、南雲なら許してくれるだろう。


 ──清坂氏といったい何を言い合いしたのかということがひとつ。

 ──あいつの彼女を通じて、中学の修学旅行で何が起こったかを確認することがひとつ。

 事情が下ネタだけに、いきなり張本人らしい杉本を問い詰めるのは気が引ける。

 むしろ男子は男子同士で、エロ話全開で勧めていくのも一案だ。


 話が収まったところで上総は机の中にノートをしまいこんだ。ばちんと引き出しの閉まる音と同時に、不思議な昂揚を感じていた。心臓の音がことことと高鳴るような感覚だ。グラウンドを走った後の息切れとは違う、心地よさだった。

 

 次の日、いつものように早めに教室へ入った上総は、他の連中にリーダーのノートを渡し……もちろん宿題の答えを写させるためだ……さっさと席についた。朝はまだ、それほど暑苦しさも感じずに自転車を漕いでこれた。さすがに上に羽織るものは必要なくなった初夏の気温。手首から指先までが薄茶色に焼けている。

「立村、おはよう」

 珍しく今日は関崎も教室にいた。いつもならば例の「外部三人組」と生徒玄関で盛り上がっているのが常なのに。はにかむような笑顔を向けてきた。まだ藤沖は到着していないようだ。いつもならばさらりと挨拶して流すのだが、今日は少し様子を変えてみた。

「関崎、早いな」

「ああ、バイトが終わったらすぐ来るんだ」

 関崎と南雲のバイト先が、学校側の「みつや書店」というのもすでに聞いていた。南雲経由でいろいろと噂も耳にしているが、それを確認する必要はない。

「大変だな」

「いや、仕事は面白い。身体が動く」

 よく見ると関崎は全身もう真っ黒だ。指先が汚いのは古本をさわり続けていたからだろう。

「午前中だけか」

「ああ、朝だけだ。放課後は時間がない」

 ──だから規律委員会に時間を割く余裕があるんだな。

 同じバイト先にも関わらず、今のところ南雲と関崎とは直接仕事をする機会がないと聞いていた。朝、関崎が入荷してきた古本を棚に並べ、放課後南雲がレジ台に居座るという次第だ。見事な分業である。

「立村もバイトしないのか?」

「時間がないから」

 流した。関崎と比較すれば暇かもしれないが、認めるのは抵抗がある。

「関崎、今日は週番か」

 話を逸らしてみた。ここいらで規律委員会に関して情報を集めておきたい。できれば古川こずえや清坂美里が顔を出さないうちに。関崎は頷いた。

「ああ、そうだ。これからだ」

 さらに週番の詳しいなりたちまで説明しようとしたのを上総は制した。

「規律委員同士で、集まったりなんなりしないのか? ほら、俺が中学の頃は、委員会同士でみな集まって、図書館に行ったり遠足したりしたからさ」

「それはない。時間があまり取れないのもあるが、そんなにひっつくこともない」

 ということは、仮に美里が東堂とやりあっていたとしても、さほど目立っているわけではないのだろう。関崎にとって美里が規律委員としてどこまでの存在として映っているのか、そこまでは読み取れなかった。

「立村は規律委員会に興味があるのか」

 いきなり問い返され、戸惑った。まさかとは思うが、上総の目論見を勘付かれているのだろうか。あまりそのあたりの感情の機微に鋭い男ではないと思うのだが。

「いや、別にそういうわけじゃない」

「もし知りたいなら、いくらでも話すが」

 話したがっているのは関崎、お前だろう。そうつっこみたいのをがまんし、上総はすぐに席へ戻った。しっぽを出す前に退散するのが一番だ。タイミングよく藤沖が後ろの戸口から陰鬱な顔で入ってきたので、露骨に避けたとは思われずにすみそうだった。


 ──以前の委員会活動と違い、淡白な繋がりだということはよくわかった。

 天羽たちも似たようなことを話していた。ということは、あまり酷い関係に発展する前になんとでもできるということだろう。

 もう少し時間を練ろうと思った。


 南雲とは特に連絡を取っていない。男子連中同士はなんとかなるだろう。むしろ気になるのは杉本梨南の件だ。あえて頭に浮かべぬようにしていたのは無意識からか。上総なりにもやはり、美学というものがある。

 ──直接聞き出すべきなのか。

 さすがにいくらなんでも、「お前さ、修学旅行で布団に地図描いたって噂あるけどそれほんと?」とかデリカシーのないことを尋ねる気はない。

 ──かといって、事実関係をつかまないことにはどうにもならない。

 上総の悩んでいる点はそこだった。考えなかったわけではない。ずっと頭の中で泳がせていたら、とてつもなく汚らしい想像に繋がってしまいそうで吐き気がしただけだ。


 天羽と貴史のふたりから得た、途切れ途切れの情報をつなぎ合わせてみる。

 まず、六月初旬に行われた中学の修学旅行において、杉本らしき女子がおねしょをしてしまったという事実の検証だ。貴史が言うには「東堂の彼女と仲良しの友だち」だそうだから、高い確率で杉本の名が挙がるだろう。。

 天羽を始め高校の連中が知っているということは、中学内では誰もが知らぬものなしだろう。当然一緒に修学旅行へ向かった新井林健吾や佐賀はるみも逐一聞き知っているに違いない。

 しかもその際、杉本らしき女子はその失敗を誰にも相談せずに自分で始末しようとしたという。これも貴史からの情報だが「押入れの中に隠そうとした」のだという。

 ──杉本がそんなことするだろうか。

 上総がまずひっかかったのはそこだった。

 二年以上、杉本梨南の性格を粒さに見つめてきた。性格の良し悪しはともかく、杉本が決してしないこと、どんなに罵倒されてもすることはだいたい理解してきたつもりだ。そのうちのひとつに、「決して嘘をつかない」ところが挙げられる。本人ももちろん、杉本を嫌う連中すらもそれを否定はできないだろう。 

 仮に杉本がそういうことをしでかしてしまったとしたら、どういう行動を取るのか。

 どう考えても、他人の罪として押し付けるとか、濡れた布団を隠して知らん振りするとか、そういう行動は考えられなかった。それ以前に賢く立ち回ることなんてできないだろう。顔にすぐに出てしまい、ばれて一貫の終わり。

 本人がどんなに隠そうとしても、尻尾は丸見え。それが杉本梨南なのだから。


 おねしょ事件が明るみに出た段階で、犯人探しが始まったという。貴史の話だと、犯人が杉本だというのはかなり高い確率らしいが、その一方でまだ曖昧模糊な状況も伝わってくる。もちろん貴史の焦点が杉本ではなく美里に向いているという事情も割り引いて考えねばならないにしてもだ。

 しかし、天羽たちの言い分は違う。

 百パーセント、杉本がその当人と決め付けている。

 天羽たち元評議委員連中は杉本梨南本人を直接知っているし、全くもって迷惑をかけられっぱなしだったからなおのこと、辛い点をつけるところはあるのだろう。

 その一方で美里は懸命に杉本をかばおうとしている。

 ──あんなことがあったっていうのになぜ。

 かつての交際相手が可愛がっていた後輩。

 上総の無神経な言動に、美里は傷ついていたに違いない。

 当然、杉本に対して怒りの矛先が向いても不思議ではないのに、それでも美里は杉本を可愛がっている。懸命に、守ろうとしてくれた。東堂の彼女と杉本との関係を引っ張り出して、東堂に噛み付いたというのも、美里らしい言動だ。

 ──清坂氏については東堂と話をすることでなんとかなるにしても、だ。

 またひとつ、疑問が生じてくる。

 ──杉本はいったい、本当はどうしたんだろう? あれだけ清坂氏にかばわれていて、それでもずっと知らん振りを決め込むとは、考えづらい。かといって噂がこれだけ広がっているということは、根も葉もないわけではないだろうし。いったいどう考えればいいんだ。


 上総はしばらく、目を背け続けた。

 逸らしているのは自分が一番よく承知していた。

 

 ──まさかそれはないだろう。 

 美里のようにまっすぐ杉本をかばえる女子はすごい。どういう事情を聞き知っているのかは知らないが、少なくとも杉本を百パーセント信じられたというところが偉いと思う。女子同士、また別ルートから情報を得ているのかもしれない。杉本が潔白であると断言する事実を知っているのかもしれない。

 しかしそこでもまた、足にまとわりつく紐のようなものがある。

 ──現場を見てもいないのに、百パーセント杉本を信じることが、できるのか?

 上総はもう一度、目を閉じた。授業がつまらないからだけではない。


 ──仮にだ。杉本がその布団に地図を描いた張本人だったとして、もし清坂氏がかばってくれたことを知ったら、どう思うんだろう?

 すべては「仮定」として考えざるを得ない。

 今集まっている情報を照らし合わせてみても、やはり違うと感じる。杉本がしでかしたという噂は嘘っぽく思える。本来なら上総も、美里を含めて味方になりたいと思う。思うがしかし、どんなに考えても上総には、決定的な答えが見つからなかった。

 ──もしも、杉本でなければ、誰がやったんだ?

 その答えにたどり着かない限り、現段階において杉本を百パーセント受け止めてかばうことは不可能だ。どんなに杉本を守りたくとも、答えがイエスかノーか出てこない限り動きようがない。美里のようにがむしゃらに突っ走ることはできない。

 もしも杉本が、本当に修学旅行中、おねしょをしてしまったとしたら。

 ふだんの自分の価値観を壊されるくらいの衝撃を受けたとしても不思議ではない。

 ──杉本は絶対に嘘をつかない。ただし、そのプライドをひっくり返すような出来事がもし起こったとしたら。男女関係なく修学旅行という場で、絶対にしたくなかった大失態をしでかしてしまったとしたら。あと半年間、「やーい、ねしょんべんたれ!」と馬鹿にされる日々を覚悟しなくてはならないことに気付いたら。

 パニックを起こし、どうすればいいかわからなくて、何よりも。

 ──関崎にその事実を知られたくなかったとしたら。

 校舎は違っても噂は流れる。杉本は決して、他の連中が思っているほど鋼鉄の心をもった女子ではない。上総の知っている杉本梨南は、誰よりも幼くて、怖がりで、不器用で、それでも自分の価値をなんとかして手に入れたいとあがいている十五歳の少女なのだ。

 ──もし、隠してしまったとしたら。秘密を隠さねばならないと決めていたとしたら。思わぬ大事になってしまい、表面では知らん振りを決め込んでも心中いつばれるかびくびくしていたとしたら。それに、清坂氏のように無条件で信じてくれている人がいたとして、その事実を打ち明けられずに苦しんでいたとしたら?


 ──まずは、事実関係を知りたい。それからどうすべきか考えよう。

 かといって、なにをどうすればいいのだろう?

 まずは東堂と話をするのが先決だ。奴の彼女でかつ杉本の新しい親友から情報を得ているはずだ。その情報を元に、杉本へどう接するべきかを考えよう。同時に美里の突っ走った先が正しいのか、それとも間違っているのかも判断できるはずだ。上総なりの判断で美里がなぜ、そんな言動を取ってしまたのかを説明できれば、東堂も少しは理解してくれるだろう。あまり話をしない奴ではあるが、聞く耳もたない奴ではない。


 ──もし、杉本が本当に修学旅行で、だったら。

 かつて、自分が犯した罪に似たものを感じてしまう。杉本がもし、かつての上総のように追い詰められていたとしたら、決してしないとは言い切れない。自分の罪から目を逸らしつづけ、結局ばれてしまいすべてを失う。この場所を守りたい。自分ひとりしか、この場所を守れない。そのためならば自分はどんなあくどい手も使う。

 美里のように上総を信じてくれる女子もいたけれど、結局三年間受け入れられず逃げ回っていた。わかっている、一番自分が嘘つきなのだと理解しているのは、上総自身だったからだ。保身のためにはどんな汚い手も使う、それは上総のかつての常套手段だった。

 もし杉本が、あの頃の上総と同じ気持ちを共有していたとしたら。

 ──俺は、決して、清坂氏と同じ行動を取ってはならないんだ。事実を知ってからでないと、何もかもぶち壊してしまう。


 ──俺は、杉本を嘘つき呼ばわりする権利なんて、これっぽっちもない。

 


 


 

 

 

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