表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/46

35

 関崎とは殆ど会話を交わさぬうちに終業式の日がやってきた。

 夏らしい気温上昇に伴い、授業中みな干からびた状態で伸びているのに、休み時間に入ったとたんエネルギーをすぐ充電してしまうそんな奴ら。上総も例外ではなかった。もっとも、エネルギーを蓄える時間は学校にいる時ではなく、むしろ放課後だったけれど。

「ちょいとさ、立村、あんた知ってた?」

 春夏秋冬、まったくエネルギー切れのない古川こずえが声をかけてきた。

「羽飛がさ、バスケ部やめて美術部一本にするんだって!」

「ああ、聞いた」

 驚くのも無理ないだろうとは思うが、そんな女子たちと大事件に仕立てることでもないだろう。上総は机の上でうつ伏したまま返事をした。

「将来の方針らしいな」

「あれ、あんたやっぱり知ってたの」

 やっぱり、という副詞にちょっと驚く。

「いやさあ、立村には話してるかなとか思ったんだけどね。あんたら親友じゃん。天羽や難波たちに聞いたけど知らないっていうし、美里もついさっき聞いたばかりだって言うし」

「タイミングの問題じゃないか」

 そうそう報告しなくてはならない事項とも思えない。たまたま期末試験後すぐ、貴史が見舞いに来てくれたからふたりきりで語る時間ができただけのこと。

「まあいいけど。けどさ、バスケ部みんな命がけで引き止めたらしいよ」

「だろうな」

 特に、中学バスケ部キャプテンの新井林が残念がっている顔が目に浮かぶ。

「あいつやっぱり適性あるもんね。ただうまいとか、シュートが早いとかそういう問題じゃなくてさ、華があるわけ。女子たちがバスケ部の練習見学に来る光景なんて今までなかったってよ。あの、低レベルなバスケ部がだんだん注目されてきつつあるのは、羽飛のおかげといってもいいくらいなんだけどねえ」

「そんなに人気あったのか」

 上総は顔を上げて尋ねた。机をたたかれて上半身慌てて起こした。

「当たり前じゃん! ったく羽飛の引き止め工作もいろいろ始まってるってよ。ほんと大変なんだからさあ。いつのまにか今度は美里が糸を引いたとかいう話になってるし、とばっちりったら半端じゃあないよね」

 ──清坂氏にもとばっちりか。

 実際のところは貴史も美里に内緒で退部届けを出したはずだ。それでもありもしない噂が流れているということは、やはり、そういう目で見られているということだろう。

「とにかく、羽飛にはバスケ部復帰を強く希望ってとこよ。評議委員会だってそれほどばりばり燃えてるわけじゃあないしさ。ほら、立村、あんたからも言ってやんなよ」

「人の選んだ道に口出しする必要はないはずだけどな」

 貴史なりに、将来の道を見据えて選んだのだから、あとは見守るのみだ。それこそこずえの言う「親友」としての義務だろう。

「あのさ、立村、あんたそうやってクールにしてるけどさ」

 こずえは何かを言いかけて、一瞬黙った。

「まあいいよ。それよか立村、とりあえずこれからC組グループと一緒にカラオケ行くけど、本当に今日来ないわけ?」

「当たり前だろう」

 あっさり撥ね退けた。再び上総は机にうつ伏した。

 ──こんな目眩の酷い日に、耳がつんざくような絶叫なんて聞きたくないだろ?


 終業式も、一学期最後の挨拶も滞りなく終わった。麻生先生がひとりで夏休み中の注意事項について語っている。

「海に行くのは構わないが、ウニとかあわびとか勝手に獲るなよ。密漁になるからな。それと当然のことだが水泳禁止地域には決して入るな。溺れたら終わりだぞ」

 毎度のことだが、あまりにも幼稚な注意。それに加えてなんで小学生相手の注意書きプリントを配られるのだろうか。しっかり「密漁禁止」とある。

 ──そんなことする奴いるのかよ。

「俺が高校の時は、密漁こそなかったが、通学路付近の梨畑で梨を盗んで退学になった奴いたぞ。しゃれにならないからな、わかってるんだろうな」

「梨、獲っちゃいけないの?」

 あまりにも情けない声が聞こえる。声変わりがまだ微妙に終わっていない片岡の発言だ。

 さすがに怒鳴ることもできなかったのだろう。麻生先生はあっけらかんと受けた。

「自分んちの畑なら、梨でもりんごでもみかんでも、さくらんぼでもOKだ、わかるな、片岡」

「え? 先生、さくらんぼって、ほんとにいいんですか?」

 にやにやしながらつっこむのはやはりこずえだった。上総も予想はしていた。下ネタ女王たるもの、ここで押さないわけがない。

「チェリーボーイを食べちゃっていいんですかあ? それってやっぱり、校則違反じゃん、ねえ」

「古川、頼むからもう少し乙女心を持ってくれないか」

 完全に汗でぐっしょりの額を、首に巻いたタオルで何度も押さえつつ麻生先生は返した。

「自分の物か? それ考えてから言え。ったく一学期最後の最後まで古川は古川だな」

 舌を突き出してみせ、こずえは親指をぐいと上げてうなづいてみせた。

 下ネタ女王さまはやはり留まるところを知らなかった。


 その他生活面の注意も続き、いつのまにかおしゃべりが始まっていた。もう麻生先生も注意をせずにたらたら続けている。

「宿題がたんまりあるだろう? それをまずは計画的に片付けろ。遊びたい気持ちはやまやまだろうが、ここで手を抜いたら最後、蟻地獄の二学期が待っているというわけだ。もちろん、夏休み中の講習会にはきっちり参加しろ。それとだ……」 

後方の席では関崎、片岡、そして藤沖の三人が声を潜めて話をしていた。こずえも他の女子たちと夏休み中の予定について語らっている様子だった。みな、この一月、たっぷり遊ぶつもりらしい。

 ──自由研究、どうしようかな。

 一応、すべての生徒には「自由研究」が宿題として与えられている。もちろんプリントなどの大量の宿題もどっさり用意されているのだが、これは誰かかしらが担当して答えを写しあえばそれですむ。しかし、自由研究についてはもう、個人的な趣味で構わないとのお達しが出ている。

 ──なんか、原書で訳せるもの、探そうか。

 毎年自由研究のネタといえば、上総の十八番、原書和訳である。

 パターンが決まっていると言われればそれまでだが、一番楽にできることだし、他の生徒たちにはそれほど簡単なことではないらしいのでそれなりに差別化はできる。ちなみに去年は「グレート・ギャツビー」の後半部分の和訳を提出した。それなりに褒められた。

「……自由研究だが、お前らの中には英語の原書和訳でお茶を濁そうとしている奴もいると聞く。まあ悪くはないんだが、このクラスの連中に限り、それは御法度にする」

 ──今、なんて言った?

 上総は首を伸ばして麻生先生の顔を覗き込んだ。一瞬目が合った。攻撃だとすぐに理解した。

「曲りなりにもお前らは英語科だ。中学時代それなりに英語が得意だったろうし、何よりもひとりでちゃっちゃと進められるもんだから、楽ではあるだろうな。英文の和訳は」

 ──ああそうさ、楽だよ、すごく。

 唇をかみ締め、上総は次の一手を待った。追試時の「浪人回し」から始まる上総への攻撃には正直むかむかするが、今更何を言っても変わるわけではない。

 ──俺が毎回英文和訳で点数を稼いできたのが面白くないってわけだよな。

「だが、自由研究をたったひとりで片付けるのははっきり言うがもったいないぞ。なあ、関崎?」

 当てられた関崎は模範生らしく、

「はい、そう思います」

 朴訥ながらもはっきり答えた。

「いろんな視点から物事を見るきっかけとして、まずは最低三人以上が集まり、それぞれの意見を戦わせた上で和訳を提出するのだったら俺はおおいに大歓迎だ。だが、ひとりだけが訳をこしらえて、他の連中がそれを丸写しする形式のやり方なら、俺はためらうことなく突っ返すぞ。ということでだ、英語科限定ルールとして、自由研究は三名以上が集まって行う、それを決まりにしよう」

 ざわつく教室内。だがそれは決して怒りの篭ったものではなかった。

「先生、それって、他のクラスとか、先輩とか、中学の後輩ちゃんたちとも繋がってやっていいんですよね」

 こずえが即、質問した。

「もちろんだ」

「なあんだ、じゃあ、楽じゃん。ねえ、藤沖」

 藤沖に話しかけていた。意味ありげに弱い笑いがくっついている。

「ああ」

 小声で藤沖も答えた。他の連中がどこまで理解しているかはわからないが、例の事情と若干絡み合っていることだけは伺えた。中学の後輩たちも一緒に自由研究できる、ということはすなわち。

 ──渋谷さんと一緒の時間を持つことができる、というわけか。


 人のことはどうでもいい。なんだか頭が痛くなってくる。

 もちろん声をかければすぐに三人くらいわらわら集まってくるだろうし、麻生先生の要求する「みんな仲良く一緒に」といった内容の自由研究をでっち上げることはたやすいだろう。

 しかし、こうも強引に、しかも露骨にいやがらせをされるとは思わなかった。上総がもともと人と群れるのを嫌っているのは、菱本先生あたりから申し送りされているのだろう。得意技を封じ込んで、百パーセント実力を発揮できなくすれば、英語限定学年トップ……もっとも今回は落ちたが……の上総はぐうの音も出まい。そう読んだのだろう。

 ──しかし、どうしたらいいか。だよな。

 このまま言われた通りにしてしまった方がいいのか、それとも。

 まだ一ヶ月まるまる夏休みが待ち受けている。その間にでも、いい方法を考えよう。少なくとも麻生先生の先制攻撃にそのまま平伏すことは考えてはいない。

 ──目には目を、歯には歯を、だ。

 ハムラビ法典の一節を心の中で唱え、上総は腕時計を覗き込んだ。

「じゃあ、まずは終了だ。夏休み中、羽目、外し過ぎるなよ。ああ古川、さくらんぼ食いすぎて腹壊すんじゃねえぞ」

「先生、すっごい今、エッチなこと口走ったって気付いてないでしょう?」

「はあ? どこがエッチなんだ?」

「私、これでも乙女百パーセントだからね」

 報復を決意した上総とはまた別世界が、麻生先生とこずえとの間でやりとりされていた。

 ホームルームが終わり、上総はさっさと教室を出ようとした。その前にひとり、ものすごい勢いで扉を蹴飛ばして出て行く奴がいたので目で追った。藤沖だった。


 すでに他クラスはホームルームも終わりのんびりみな語らっている様子だった。

 まずはC組に向かい、本日午後のお誘いに参加できない旨詫びを入れた。

 こずえにも返事した通り、さすがに上総も体調がしんどすぎて、カラオケボックスでわめく声に耐える自信がない。

「やっぱし無理か」

 まず天羽が上総の全身を眺めやり、溜息を吐く。

「悪い、この埋め合わせはまた今度な」

 それよりも、一人男子が足りないような気がする。机に天羽があぐらかいて座っている。その横で轟さんがぐるりと見渡し、上総に問い返した。

「ああ、難波くん探してるの?」

「あいつも、カラオケに来るんだろ」

「いや、それがなあ、トドさん、話してやりい」

 天羽と顔を合わせ、にやにやしながら轟さんが続ける。

「難波くんはまず、ご飯の前にやることがあるからね。ひとっぱしり、ゆいちゃんの学校に行っちゃった」

「霧島さんの学校か」

「そう。難波くん、とにかくゆいちゃんを守るため日々戦ってるからね」

 詳しいことは聞いていないが、上総の知る限り難波は、卒業以降周囲の好奇な視線にもめげず、霧島さんを見張っているという。卒業間際のトラブルも関係しているのもあるだろうが、それ以上に弟の霧島の言動に相当腹を立てているらしい。確認はしていない。ただ天羽たちが弟である霧島に何らかの制裁を考えていることは読める。

 上総が霧島に弱みを握られている、といった言い訳を果たして奴らは信じているのだろうか。そのあたりも正直怖くて聞けない。

「よお、立村、今日やっぱし来ねえの?」

 背中から首を軽く締められるような気配がした。貴史だった。

「せっかく、品山のカラオケボックスなのになあ」

「ごめん。あと誰来るんだ?」

「ええとだな、俺だろ、美里だろ、天羽だろ、難波だろ、更科だろ、あと古川だろ」

 結構な豪華メンバーだ。

「やっぱさあ、こういう時でないとなあ好きな歌歌えねえだろ。お前も来ればいいのに」

「女子はふたりだけなんだな」

 美里をきちんと仲間に加えているところが思いやりだろう。

「しゃあねえだろ。あいつも今行くとこ、ねえんだからさ」 

 ──相変わらずなんだな。

 美里のことも何かと気になる。あれから直接確認したわけではないが、美里とクラス女子たちとの関係は悪化したままだと聞く。特に静内さんとは天敵状態らしい。かつては上総をクラス内に馴染ませようと心を砕いていた美里が、今は一人ぼっちなのは今まで想像だにしていない展開だった。

 ──やっぱり、羽飛は気遣ってるんだろうな。

 上総は教室をもう一度見渡した。南雲の姿が見えなかった。

「あれ、南雲は」

「ああ、あいつな」

 天羽はまたにやけながら「トドさん、説明よろしく」と振った。すぐに受けた轟さん。

「一こ上の先輩いるじゃない。水菜さん。彼女とさっさと出て行ったよ」

「ああ、あの人だな」

 現在、南雲の正式な彼女として認定されているのが、二年生の水菜さんだった。焼けぼっくいに火がついたとか、奈良岡彰子に振られてから荒れた南雲を水菜さんが慰めたとか、いろいろな話が出ている。上総が水菜さんについて南雲から教えてもらったことはひとつだけ。もう、それなりの関係だという点だけだ。

 一通り話をつけた後、上総は教室を出た。

「立村、もし飛び入りしたいんだったら、電話よこせ。ほら、カラオケボックスの電話番号。トドさんよろしく」

「あいよ」

 天羽の求めに即答える轟さん。手早く電話番号のメモを手渡してくれた。

「それにしても轟さん、天羽の秘書みたいだな」

 礼を言って受け取った後、上総は改めて轟さんを褒めた。

「まあね。もっとも、天羽くんって人使い荒いけどね」

 この一学期において、新しい名コンビとして名前をとどろかせそうなのは、天羽と轟さんのふたりじゃないだろうか。恋愛うんぬんとは別に、なんとなくそんな気がした。完璧なツーカーコンビの完成を見ているようだ。果たして天羽の彼女である近江さんはどう思っているのか、少し気になった。


 メモを手帳にはさみこみ、すれ違ったこずえと少しだけ話をした。

「あんた、あれ、まだ中学に行ってなかったの」

「これから」

 一応は顔を出しておくつもりでいた。見抜かれていたのが情けない。

「杉本さんによろしく言っておいてよ」

「わかった」

 あえて態度に出さないようにしていたのだが、どうもこずえは上総がこれから中学校舎に向かい、杉本梨南と話をしようとしていることを見抜いていたようだ。

「あれからあんた、杉本さんと一対一で話、したの」

「してない」

 言い切ったとたん、しゅうと風の引きつる音が聞こえた。カーテンが翻って日の光に溶けた。

「じゃあ、まだ聞いてないんだね」

「何をだよ」

「杉本さんが、佐賀さんに頭下げさせたこと」

 ──ああ、交換条件の件だな。

 渋谷名美子のおねしょ事件を通じて、杉本が交換条件で口を閉ざすことにした理由はそこだった。もっとも上総からしたら、たかがその程度の譲歩でもって屈辱を受け入れられる杉本の気持ちが、理解できるようでできないままだ。どうしてもそのあたりが自分の中で整理できず、今日まで一切連絡をとらずにいた。

「本当に、あの人謝ったのか?」

「藤沖と私が証人で見てたよ」

 ということは、本当なのだろう。腹のうちは分からないが。ただ生徒会長である佐賀のことだ。自分が頭を下げて丸く収まるのなら、いくらでも「梨南ちゃん、ごめんなさい、許してね」くらい言うだろう。

「しかしよく頭、下げたよな」

「まあね、計算づくだろうけどね。人もいない場所だし」

 言葉少なく、こずえは佐賀はるみの様子をまとめて伝えた。

「あいつは、どうだった? また余計なこと言わなかったか?」

 目を閉じ、こずえは頷きながら答えた。

「杉本さんは気付いてないよ。素直に受け入れて満足したみたい。わかればいいのよって顔してたよ。すぐ、桜田さんと手と手を取り合ってどこかでお祝いしてたよ」

「お祝い? 文句も言わずにか」

「そう。でもまあ、杉本さんはあれから堂々と振舞ってるしね。何を言われてももう大丈夫って顔してるよ」

 そうだろうか。本心を見抜けるわけではないのに。上総はあえて受け流した。こずえの言葉はまだ続く。

「しょうがないことだけど、可哀想なこと、したなって思うよ」

 今更、何を言うのだろう。杉本を追い詰めて無理やり不平等条約を飲ませたくせにだ。

 黙っていると、こずえは片手を振りつつ代弁した。

「杉本さんは自分を振った佐賀さんに、ごめんなさいを言ってほしかっただけなんだね。どんな犠牲を払っても、その一言だけが欲しかったんだね」


 上総しか今までは気付いていなかった事実を、今になってこずえが勘付いたことは喜ぶべきことだと思う。だが、あまりにも時間がかかりすぎた。手遅れになってしまったことも数多い。もし、少しでも早く、上総以外の誰かが気付いていたら、杉本梨南はプライドや友だちや味方をこんなにも失わずにすんだだろう。いや、佐賀はるみにここまで嫌われずにすんだだろう。無力な自分に目眩がする。

「杉本は佐賀さんに認めてほしかっただけなんだ」

 B組の教室入り口で分かれる時、上総はこずえに同意した。 

「俺は前から知ってたよ」

 こずえに言い残し背を向けたとたん、熱い太陽の雫が降り注いだ。暑いはずなのに、激しい寒気が骨の奥から響いてくる。わけがわからなかった。


 ──前から俺は気付いていたのに、何もできなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ