9 - 解決
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本日中に5章完結を目指して、がんばりますのでよろしくお願いします。
「まずは、一つ解決したな」
「そうね。でも、お父様が何を考えていたのか、分からないままだわ」
「それは俺達も同じだ」
「それに、お兄様達がここに居た理由も」
オリヴィアが、じっとライナスとマーシャルを見つめた。
「だよな……。それは、後で説明するさせてくれ」
そう言って、ライナスは頭を掻いた。
「ごめんね。オリヴィア。兄上。オリヴィアの無事も確認できたし、そろそろ僕達も戻った方がいいんじゃないかな?」
マーシャルは、オリヴィアに微笑んだ後、ライナスの方を向いた。
「そうだな。オリヴィア。悪いが俺達も失礼するよ。俺達は先に王都に戻るから、父上に事情を話をして貰うように話しておくよ。オリヴィア達は、残りの妖獣を探しに行くんだよな?」
「ええ。あとはエミリオと私の分だけだから」
「じゃ~遅くても明日の昼頃には王都に戻れるな?」
「恐らく」
「だったら、明日の午後で時間を調整しておくよ。時間は明日戻って来たら伝える」
「分かったわ」
オリヴィアは頷いた。ライナスとマーシャルは、オリヴィアに手を振って、先程二人と合流した方へと消えていった。
今まで起きた騒動が一段落すると、辺りには静けさだけが残った。
「何か今日は濃い一日だね」
エミリオは、クスっと笑って沈黙を断ち切った。
「本当ね。まだ、自分の妖獣も見つけていないのに、既に終わった気分よ」
オリヴィアも、笑って答えた。
「確かに色々あったな」
セドリックも苦笑いだ。
「こっちの三人には色々あったみたいだよね。お疲れ様」
ランドルフは、皆の肩をポンポンと叩いた。
「取り敢えず、残りの妖獣を見つけないとね」
オリヴィアが、話を本筋に戻した。
「そうだね。近い方から先に行く?」
「今は、俺とランドルフの妖獣があるから、あまり距離は考えなくていいんじゃないか?」
「そうだな。ここに居るのは四人だし。問題ないよ」
「じゃ~先にエミリオの所に行きましょう。私は最後でいいわ」
「僕はどちらでもいいよ。でも最後に皆でオリヴィアの妖獣を見付けるって言うのもいいかもね」
オリヴィアの意見が通り、エミリオはランドルフの妖獣、オリヴィアセドリックの妖獣にのり、上空へと飛び立った。




