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俺のアイテムボックスに、ビッチな女の子をぶち込んでみました  作者: 弘松 涼
第一章 伝説は始まる……破壊神と創造神の物語
32/70

32 ビッチの性能

 ここはゴンザ宅の台所。


 俺は、光のパーティに召集をかけている。

 アリサは爺さんを、ゴンザはシャーマンと召喚士を呼びに行った。



 皆が集まるまで、改めてビッチの性能を確認していく。



【ビッチ】

 性別:メス

 年齢:不詳

 ・「おっぱいを見せてあげるからね」とかいうビッチネタでボッチ系男子を騙そうとする

 ・困ったらビービー泣く

 ・食欲旺盛

 すきなもの、チキン系

 きらいなもの、スライム

 


 ここからが肝心なところだが――

 名前を知った相手に呪いをかけて、動きを操ることができる。

 実名ではなく、ニックネームのたぐいでもOKなようだ。

 

 

 なんとも恐ろしいスキルではあるが、どうもその精度が曖昧なのである。



 俺を『旅人さん』と呼んでいるアリサに、『暗黒神』や『隊長』と呼ぶゴンザ。ルーンベルクは『魔神狩りの少年』、そんでもってビッチは俺の事を『ボッチ君』と呼んでいるが、それはニックニームには該当しないのだろうか。

 何も起きないってことは、大丈夫ってことには違いないが、つまり、不特定多数を連想させる総称や役職は、問題がないということなのだろうか。


 ルーンベルクに聞いてみたら、どうもそのようだった。

 

『――少年よ、最悪、もし君の名前をビッチに知られたら、すぐにモンスターを送り込め。ビッチは食事に夢中になると記憶の大半を失う』

 

 

 

 ありがとう、ルーンベルク。

 やはりビッチは知能が低いようだ。




 ビッチは、俺達の会話に気づいたようだ。

『お兄ちゃんが私の弱点を教えちゃったよー。あーん、あーん』




【アイテムボックス】

 破壊神 × 1

 邪神像 ×  293/300

 スライム × 1/6

 犬の骨 × 56

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