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第四十三話 放たれた矢、やっと

 召喚士の朝は、剣の修行から始まる。ウロです。なんかもう、イロイロ間違ってる気がする。


 ニードルスが杖を爆散させた日から、今日で1週間が経とうとしてたりします。


 ニードルスによる学校の先生ップリも、だいぶ板についてきたみたい。


 物言いはぶっきらぼうだったりするけれど、教え方は丁寧で解りやすい。


 村長夫人のドーアさんを始め、お母様方からの信頼も厚い感じになってる。……中には、違う意味で視線を送っているお母様もいらっしゃるみたいだけれど。さすが、エルフ!


 また、生徒である子供たちにも人気があるらしい。


 最初は、初めて見るエルフをあんなに怖がっていたのに、今ではニードルスが教室に入ると、みんなが群がって行く感じだ。


 この間なんか、生徒の女の子(幼女)に告白されたりしてましたよ。さすが、エルフ!! うひひ。


 わたしの方は、毎朝、村の若者たちに剣技を指導しているのですが。


 やる気のある者はほんの数人で、他の者は、村長命令により仕方無く参加してる感がアリアリだったりで辛い。


 なんでも、自警団を作るための下準備として行われているらしいです。


 村長のカレッカさんの話によると、今まで巡回してくれていた街道警備の騎士団が、予算と人数の都合上、私道の奥にあるイムの村までは来れなくなるらしい。

 ここ最近の、ゴブリンやオークによる街道での荷馬車襲撃事件の多発が原因との事。


 騎士団と言う抑止力が無くなれば、いつ、噂を聞きつけた不貞の輩が現れるとも限らない! って事なのだけれど。


 練習中、一生懸命な数人を除いては、明らかに手を抜いてるのが解るし。


 こんな生兵法じゃあ、かえって危ない気もするけれどなあ?


 どうやら、自警団を作れば補助金や税金の軽減なんかが受けられるらしい。


 審査はあるものの、上手く通過出来れば、その補助金でちゃんとした戦士を雇って指導と護衛に就いてもらうつもりみたい。……ちゃんとした。ね。


 そんなこんなで、良く解らない事象が多いですが、わたしたちが直面している課題に比べれば、全然まったく少しも大した事などありませんと思うのですがどうでしょう?


 まあ、魔法なんですけれどね。


 杖を爆散させる所から、まったく進歩していないわたしたち。


 最初、進歩に喜んでいたニードルスだったけれど、再び闇に飲まれ始まるのに、それほど時間はかからなかった。


「……杖が爆散した事を喜んでいましたが、良く良く考えてみたら、ウロさんが初日に行った事なんですよね。

 つまり、これだけの時間と労力で、やっとウロさんに届いたってだけなんですよね」


 キーッ、ネガティブ発言ばっかり!

 そう思うなら、もっとイロイロ努力しなさいよね!?

 ……と言うセリフが、喉元まで出かかったけれど飲み込んだ。


「また、明日頑張ろうよ。ニードルスくん?」


「……そうですね、愚痴を言ってすみませんでした」


 そう言って、フラフラと村長宅に消えて行くニードルス。


 エリート志向が挫折するともろいとか、そんな感じなのかしら?


 本当に、このまま闇に飲まれてダークエルフになっちゃったらどうしよう? マジで。


 それはそれとして、わたしも修行ですよ。


 この1週間、わたしもわたしなりにイロイロやってたりしましたさ。


 単純に、MPは使いきってから宿屋に泊まる貧乏性なクセなのですが。……使いきったら倒れるけれどね。


 先日、メニューから魔法の矢を選んで撃つ。を、実行した事で、魔力の流れや呪文が構築されて行く過程を垣間見る事が出来た。


 わたしの感じだと、矢をイメージしつつ魔力を集中させながら呪文を唱え、呪文の唱え終わりと同時に魔力を開放する。


 すると、イメージを呪文が魔力を使って具現化する。みたいな?


 自分で言ってて、何だか解りにくいのだけれど、とにかくそんな感じだ!


 ここ数日、何度も試してるのだけれど、まだ1度も成功はしていない。


 もうちょっとだと思うのに、魔力が無くなっちゃう不具合ですよ。


 わたしは、畑道を逸れて進み、森にほど近い村の外れまでやって来た。


 夜の真っ黒な森は、妙に威圧感があってやっぱり少し怖い。

 でも、レベルアップのための経験値稼ぎと思えば頑張れます! 張り切れます!


 わたしは、森の上空に杖を構える。


 魔力を杖の先端に集めつつ、頭の中で矢をイメージ。


 そして、呪文を唱える。


「力よ、集いて敵を貫け!」


 詠唱が終わる刹那、集めた魔力を開放……。


 バチッ


「うわっ!」


 ……失敗。

 杖が、タコさんウィンナーみたいになっちゃった。


 でも、まだまだですよ!

 今日は、少なくとも、あと3回は出来るんだから。


 足下から、別の枝を拾い上げて再び空へと構える。


 魔力を集中~。

 イメージ、イメ~ジ。


 詠唱終わりに合わせて開放!


 ……結果は失敗。

 どうやら、魔力の開放が少し早かったみたい。

 杖が、ボヤッと光っただけだった。


 ま、まだまだ行くよ!


 頭の中で、何度もシミュレーションしてみる。


 もちろん、成功したイメージも追加で。


 今度こそ、今度こそ絶対!


 空に杖を構えて、わたしは目を閉じた。


 深呼吸して、気を落ち着かせる。


 いくぞ!


 集中、イメージ、詠唱、開放!!


 瞬間、わたしの魔力がスッと抜けて行くのが解った。

 でも、手には衝撃が来ない!?


 それに、真っ暗で何も……。


 ……あ、わたし、ずっと目を閉じたままだった!!


 魔力は消費した。

 だけれど、これでは光っただけかも知れない。


 次がラスト!

 でないと、気絶してしまうから。


 4度目、杖を空に構える。

 今度は、目を閉じない。


 1度、大きく深呼吸してから、わたしは本日最後の魔力を集めた。


 集中、イメージ、詠唱、開放!!


 魔力がスッと抜けて行くのと同時に、構えた杖の先端が光に包まれて行く。


 やがて光は、ダーツの様な形に変化して、白い軌跡を残しながら夜の闇へと消えていった。


「……や、やった」


 わたしは、その場にヘナヘナと座り込んだ。


 出来事は、ほんの一瞬だったと思う。

 でも、わたしには長くてとても意味のある時間に感じられた。


 余韻に浸りながら、でも、どこか冷静なわたしが、さっきの出来事を思い返している。


 3度目、恐らくは成功してると思う。


 4度目に感じた魔力の抜ける感覚と、まったく同じだったから。


 でも、目標を視界に入れていなかったよ?


 そこで、わたしは思い出した。


 いつだったか、ゴブリン殲滅のパーティに参加した時、駆け出し魔術師の男の子が、オークに怯えて目を閉じてたっけ。


 て事は、目標を定めなくても魔法は撃てるんじゃね?


 まあ、当てなきゃ意味無いから見定めるのだけれど。


 てゆーか、あの時の駆け出し魔術師って、あんなにコンセントレーション乱された状態でも呪文を完成させてたって事?


 むう。

 ちゃんと修行した魔術師をバカにしてた過去のわたし、反省。


 ごめんなさい、名前を忘れちゃった彼。


 とにかく、帰ってマーシュさんに報告せな!


 立ち上がると同時に来た目眩に、少しだけ視界が暗くなった。

 その瞬間、なぜだか、ニードルスの顔が頭をよぎった。


 あー、そっか。

 帰ったら、マーシュさんに相談しなくっちゃだよ。


 フラフラとした足取りで、でも全力で、わたしはマーシュさんの元へと帰った。


「……そうかい。まずはおめでとうだねえ」


 夕食を前に、わたしの報告を聞いたマーシュさんは、わたしの頭をクシャクシャと撫でながら言った。


 ああ、なんだかスッゴく嬉しい。


 小さい頃、無事にお買い物が出来て褒められたみたいだよ。


「だけど、ニードルスは問題だねえ……」


 マーシュさんの、この一言で現実に戻されてみたり。


「あたしの予想では、ウロよりもニードルスの方が先に呪文を完成させると思ってたよ」


 あうち。

 やっぱし、ニードルスの方が才能ある様に見えますもんね。エルフだしね。


「ニードルスは付与魔術師だから、魔力の具現化には慣れてると思ったんだがねえ」


「??

 付与魔術師だと、どうして具現化しやすいのですか?」


「いいかい、付与魔術って言うのはね……」


 マーシュさんの話しによると、付与魔術には魔導器などのマジックアイテムを作る他に、戦闘などでパーティを補佐する側面もある。


 魔法の武器しか効かない魔獣や、ゴーストなどの実体を持たないモンスターに対抗するには、それ相応の備えが必要になる。

 だけれど、そう言った武器は当然だが値が張る。


 運良く資金があったとしても、必ず店に並んでいるとは限らない。


 そんな時、付与魔術が役に立つのですよ。


 付与魔術には、一時的にだけれど通常の武器を魔法の武器に変える物が存在する。


 それらの呪文を行使する時、魔界魔法と同じ様な過程が必要になるらしい。……つまり。


「もし、ニードルスが付与魔術師なら、特に難しい事は無いハズなんだがねえ?」


 そう言えば、以前にわたしがヴァルキリーと闘う時に、ニードルスがくれた指輪が『武器強化』の魔法だったっけ。


 ん?

 て事は、何でニードルスは出来ないんだろ??


「……まあ、それは明日、本人から聞いてみようかね」


 そう言って、マーシュさんは小さくため息をついた。


 むう。

 ニードルスのステータスには、確かに『付与魔術師』とあったのに。


 その夜、わたしは、何だか不安でなかなか寝付けなか……グー。


 翌日、午前中のお勤めを済ませたわたしとニードルスは、いつもの様にマーシュさんの元へと向かった。


「今日こそは、必ず呪文を完成させてみせますよ!」


 意気込むニードルスの目の下には、隠せないほどの隈が出来ている。


 まあ、わたしもなんですけれどね。


 連日の精神消耗は、やはり少しずつ蓄積した疲労になってるのかな?


 一方で、昨夜のマーシュさんの話で、妙に緊張しているわたしがいますよ。


 緊張のせいか、何やら会話が上の空みたいで、ニードルスが変な顔をしていた。


「さて、今日も魔法修行を始めるかね。

 その前に、ニードルス!」


 キタ!


 なぜか、わたしが緊張して変な汗が出てきたし。


 まさか、いきなり破門! なんて言わないよね?

 大丈夫だよね!?


「なんでしょうか、マーシュ殿?」


「ニードルス、あたしの持ってるこの杖が見えるかい?」


 マーシュさんは、そう言って1本の杖を差し出した。


『ウッドスタッフ

 魔術師が旅に出る際身に付ける、長さ150cmほどの木製の杖。打撃武器』


 ……うん、どこにでもある普通の木の杖みたいだけれど。


「はい、見えます。

 それが何か?」


「じゃあ、これに〝武器強化〟の魔法をかけておくれ?」


 マーシュさんが杖を差し出すと、ニードルスは少し困った顔になった。


「マーシュ殿、それには大変な時間がかかります。

 それに、今は道具もありません!」


「何を言ってるんだい、ニードルス?

 あたしが言ってるのは、永続魔法じゃあなくって、一時魔法の方だよ。

 さあ、さっさと頼むよ。

 でないと、陽が暮れちまうよ!」


 そう言って微笑むマーシュさんと、対照的に顔を歪ませるニードルス。


 何?

 どしたの、ニードルス!?


「……ません」


「なんだって!?」


「出来ません!!」


 そう言ったきり、ニードルスは下を向いてしまった。


「やっぱりかい。

 それじゃあ、今日は少し話をしようかね?」


 マーシュさんは、わたしとニードルスを家の中に入る様に促した。


 ニードルスは、少しの間その場に立ち尽くしていたけれど、わたしが肩を叩くと我に返ったみたいに家の中へと入っていった。


 わたしたちが腰を下ろすと、マーシュさんは、いつもとは違う、少し変わった香りの薬湯を出してくれた。


 胸がすくような、ミントみたいなスーッとする香りの薬湯は、今のニードルスにはとてもありがたい物だったかも知れない。


 少しだけ間を置いた後で、マーシュさんが優しく語りかける。


「ニードルス、お前さんは、付与魔術を誰から習ったんだね?」


「……師は、いません」


「ほう、じゃあ、どうやって学んだんだい?」


「すべて、書物から学びました」


 その後、ニードルスは、自分の過去についてポツリポツリと話し始めた。


 ニードルスが物心ついた頃、彼は、両親と共に旅をしていたらしい。


 目的などは小さすぎて解らなかったけれど、両親は、何かの研究をしていたらしかった。


 その事が解ったのは、ずいぶんと後になってからみたい。


 旅の途中、ニードルスの両親は、馬車の事故にあって亡くなった。


 ニードルスは助かったものの、身寄りの無かった彼にとって、心のより所は両親の残した本や研究ノートの類いだけ。


 それらを読み解く中で、付与魔術の存在と、自分の両親が付与魔術師であった事に気づいたらしい。


 両親が、何のために旅をしていたのか。


 それを確かめたくて、自分も付与魔術師を目指すと決意し、独学に励んだのだと言う。


 だけれど、付与魔術を独学で学ぶには限界があり、また、きちんとした資格を得るために学院への進学を決意したみたい。


 ただ、学んだ知識のほとんどが、ご両親の残された本や研究ノートだったため、魔導器に片寄り過ぎたのは不幸だったみたいだよ。


 まあ、ゲームだった頃にも工房から出て来ないで、ひたすらマジックアイテム作ってるエンチャンターっていたけれどね。やたらお金持ちの。


 黙って話を聞いていたマーシュさんは、ニードルスが話し終わると、うんうんとうなずいた。


「苦労したんだね。

 だけどニードルス、あんたが上手く呪文を扱えない訳が解ったよ!」


 マーシュさんは、そう言ってから薬湯を1口飲んだ。


 マジで!?

 今ので解っちゃったの!?


 今の話から、わたしは、ニードルス可哀想。今度、耳を拭いてあげるからね? くらいしか浮かばなかったのに。


「マーシュ殿、教えてください!

 どうしたら良いのですか?」


「いいかい、ニードルス。

 お前さん、今まで魔導器を作る際に、魔法を安定させるための術式を書いてきただろう?

 あの中に、その魔法を示す部分があるハズだが解るかい?」


「は、はい」


「魔界魔法では、その部分のみを扱ってると思って良い。

 呪文は術式の簡易版、イメージは、完成予想図。魔力は、それを作る材料さね!」


「!!」


 ニードルスの目が、クワッと大きく開かれた。


 てゆーか、わたしには何を言ってるのか全然、解りませんがどうでしょう?


 それから、わたしたちは外へと出た。

 もちろん、魔法修行のためなのだけれど。


 今さらかも知れないけれど、ニードルスは、やっぱり才能があるのだと思う。


 最初の数時間は失敗していたけれど、3回目の魔力チャージを受けた辺りから何かに気づいたみたいだった。……そして。


「力よ、集いて敵を貫け!」


 ニードルスの声が響くと、ニードルスのかざした杖が光を集め始める。


 わたしやマーシュさんとは違う、まるで文字列が絡み合うみたいな光は、次の瞬間、高速の矢となって薪を破壊して見せた。


「……で、出来た!」


 信じられないとばかりに、自分の杖と薪を交互に見つめるニードルス。


「少し様子が違うが、まあまあ、合格だね!」


「やった、おめでとうニードルスくん!!」


「ありがとうございます。

 ウロさん、マーシュ殿!」


 わたしは、ニードルスに向かって。

 ニードルスは、わたしに向かって走ろうとした。


 けれど、魔力チャージを受けたばかりのわたしたちは、足元がおぼつかなくって真っ直ぐに走れないよ。


 お互い、畑の真ん中で斜めになって転んだ。それはもう、一点の曇りも無く。


 急いで立ち上がろうとするのだけれど、平衡感覚が何かおかしい!?


 地面がせり上がってくるみたいで、全然立ち上がれない。


 それは、ニードルスも同じみたいで面白い置物みたいになって固まってるし。


「な、ナニコレ!?」


「か、身体が、言う事を聞きません!?」


「あー、やっと来たのかい。

 それは、〝魔力酔い〟だね!」


 ヤレヤレと言った表情で、わたしたちを見下ろすマーシュさん。


 ま、〝魔力酔い〟って!?


 わたしは、慌てて自分のステータスを確認する。


 状態 → 魔力酔い(中)


 な、何ですと!?


 ニードルスにも、魔力酔い(中)の状態異常が!!


「ま、マーシュさん。これは一体?」


「だから、魔力酔いだよ。

 他人の魔力を急激に吸収すると起こる、一種の拒否反応だね。

 あんたたちは、なかなか症状が出ないから不思議だったんだが、緊張の糸が切れたからかねえ?」


 わたしたちを眺めながら、事も無げな様子のマーシュさん。


「ど、どうしたら良いのですか?」


「治るのですか、マーシュ殿!?」


「普通は、2~3時間で治るさね。

 あんたたちは、少し症状が重いみたいだから明日の朝くらいには治るだろうさ?

 さあ、寝るなら家に入ってからにしな!

 畑の中で寝るんじゃないよ!?」


 そう言ったマーシュさんは、いそいそと家の中に入ってしまった。


 ギニャー!

 やっぱり、ここは鬼の棲み処だよ!!


 その後、わたしとニードルスが這いずる様に家の中へとたどり着いたのは、数時間後の、陽も暮れかけの頃でしたさ。


 恐るべしだわよ、マーシュさん!


 でも、本当に恐ろしい事は翌朝にやって来た。


 冷たい雨の降る、早朝のイムの村。


 その入り口に、雨に濡れてなお、拭いきれない血染めの馬が現れたのでした。

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