第十七話 戦乙女の試練
まさか、異世界でまで正座で怒られるなんて。ウロです。ちょっ、触んな。足、触んな!!
魔法の木剣を作って貰おうとしたら、半年はかかると怒られたのですがどーしましょう?? かなり。切実に。
壮大に怒られて、ヘロヘロ状態で宿に戻る頃には、外はすっかり暗くなってました。
「お帰りなさい、今日は遅かったね?」
明るく元気に、リノちゃんが出迎えてくれた。癒されます。うひひ。
「ただいま~、リノちゃん」
わたしも元気に……のつもりだったのだけれど、お腹が空いてたり怒られ疲れだったりで、だいぶダメダメになっちゃいましたよ。
そのまま、ヨロヨロと壁際の空いてる席に座る。
食事をお願いして、出された白湯を飲みながらホッと一息。
そう言えば、こんなに遅く帰って来るのは初めてかも?
いつもは、夕方くらいには宿に戻ってるし。
夕飯を食べたら、さっさと寝ちゃうしね。
食事を取りながら、いつもとは違う店内を見渡してみたり。
一般人と冒険者風の人達が、大体、半々くらいかな?
なんて思ってましたら、1人のおじ様と目が合った。
「お! こんなに遅く会うなんて、珍しいな?」
エールの入ったジョッキを片手に、少しだけ千鳥足でこちらにやって来るのは、昼間は街門で警備をしている衛兵隊のゲイリー・マイルズ隊長だ。
「こんばんは、ゲイリー隊長」
「わはははっ、今頃メシとは、随分と忙しそうだな!」
むう、昼間の厳格な雰囲気がウソみたいだよ。
凛々しいお髭が、エールでしんなりしちゃってるし。
「ゴキゲンですね、ゲイリーさん?」
「ゴキゲンなもんか! お前さん、いつになったらニコルの奴に勝つんだ? あんまりワシに損させんでくれよ!?」
ぬう。
勝手に損してるクセにぃ。
「……が、がんばります」
「わははは、元気が無いな? おい主人、コイツにも酒だ!!」
「あ、わたしはお酒は……」
わたしがそう言いかけると、ゲイリーさんはわたしの肩に腕を回してきた。
ちょっ! セクハラ!? ……思ってましたら、
「お前まで、そんな事言うな! ワシには、お前くらいの娘がいてなあ……」
むう、この酔っ払いさんめ。
でも、わたしもお父さんとか思い出しちゃったよ。
「飲もう、隊長飲もう!」
「おう、飲もう!」
運ばれて来たジョッキを取って、ゲイリーさんのジョッキに合わせた。
「隊長に!」
「小僧に!」
……小僧じゃないけれどね。などと。
翌日。
わたしは、ドアを叩く音で目を覚ました。
「お姉ちゃん起きて! 下にお客さんが来てるよ?」
「うおっ!?」
リノちゃんの声に、慌てて飛び起きる。
そして、二日酔い特有の頭痛に攻撃されるコンボです。……2度寝したい。
フラフラと1階に降りますと、こちらを見て眉をひそめるニードルスの姿があった。
「お、おはようございます」
「……もう、昼過ぎですよ」
やれやれといった感じのニードルス。
むう、また怒られるのかな?
そんな事を考えながら、ヨボヨボとニードルスの対面に座った。
「……えと、何のご用でしょうか?」
わたしの言葉に、ニードルスは一呼吸置いてから話し始めた。
「昨日の件ですが、やはり、木剣に魔力を込めるには半年の時間がかかります」
……むう、やっぱりダメかあ。
「そこで、これなんですが……」
そう言って、ニードルスは指輪を1つ取り出した。
「これは?」
「指に合うか、試して下さい」
ちょっ、やだ、そんな急に!?
「……何を勘違いされているか知りませんが、早くしてください!」
ニードルスが、こめかみの辺りを指で押さえながら言った。フーンだ!
わたしは、指輪を手に取って見る。
銅製の、飾り気の無いとてもシンプルな指輪。艶消しなのか、外側は黒く染められている。
わたしの指だと、親指が丁度良いくらいに大きい。
「これ、大きくないですか?」
「以前、わたしが加工用に作った物ですから。とりあえず、合う指がありますね?」
そう言うと、ニードルスはさっさと指輪を回収してしまった。
「その指輪、どうするの?」
「剣に魔力を込めるのは間に合いませんが、この指輪に〝魔法〟を込めるなら間に合います!」
!?
「〝魔法〟? 魔力ではなく??」
「そう、魔法です。込めるのは、『武器強化』です」
『武器強化』
エンチャンテッド・ウェポン。
純粋な魔力を武器に宿らせて、一時的に魔法の武器にする魔法。
ただ単に攻撃力が上がるだけじゃなく、幽霊などの実体の無いモンスターにも攻撃出来る様になる。もちろん、その中には精霊も含まれている。そんな感じ。たぶん。
「ウロさんは召喚士なんですよね? それなら、魔力を扱う事が出来るでしょう」
わたしは、ウンウンと頷いた。
ゲームだった頃、前世では大変にお世話になった魔法だ。なんで忘れてたんだろう?
問題は、製作日数だけれど。
「どのくらいで作れるの?」
「早くて5日、遅くとも7日程で出来るでしょう」
うん、間に合う!
「魔力消費量はどのくらい?」
「……そうですね、わたしが使って、大体7~8回って所でしょうか?」
……ニードルスのMPは41。消費MPは5くらいかな?
ならば、わたしで5、6回かなあ。
実際には、2回使えればいい方だろうけれど。
とにかく、助かった!!
「ありがとう、ニードルスくん!」
「お礼は結構。それより、報酬の方をよろしくお願いします」
「……やっぱり、お金かかるよね」
「もちろんです。今日から私は、仕事を休んで製作に当たるのですから!」
なるほど、確かに!
「お、おいくらですか?」
「金貨100枚。ただ、成功報酬で構いません。ちゃんと出来る保証はありませんから」
……思ったより安くてビビッた。
「分かりました。改めてお願いします!」
交渉成立! ガッチリ握手。
ああ、これで少し安心したよ。
部屋に帰って、も少し寝よう! ……などと思ってたら、
「ああ、そうだ! 完成までの生活費も、よろしくお願いしますね?」
ニードルスが、宿の出口で振り返りながら言う。
「……はいはい!」
むう。
ちゃっかりしてますね。
そんな感じで、しばらくの間は〝召喚士ウロ〟改め〝家政婦ウロ〟です!
まずは、女性用の一般的な服を買います。
わたしってば、普段はずっと革鎧だったり。グッバイ、女子力。
んで、その上にエプロン!!
料理スキル上げて取った、『宮廷給仕のエプロン』が……無い!?
なんで??
かなり大変だったのに!?
てゆーか、今さら気がついたのだけれど、料理スキル無くなってるし!!
あと、これも今さらだけれど、食事に関するアイテムが無くなってる!!
食事は、食べる事で様々な効果がある。
ステータスの変化、攻撃力・命中・回避等の上昇。
難しいクエストを攻略する際には、欠かせないアイテムだった。
もちろん、これらはゲームだった頃の話なのだけれど。
なんで、今まで気がつかなかったんだろう?
そう言えば、パンは堅いしたくさんあった色んな料理を1度も見てないじゃん!!
ダメダメなわたし。……これも今さら??
む!?
と言う事は、料理作って売ったら儲かるんじゃね?
場合によっては、そのまま本当に宮仕えレベルなんじゃね!?
……なんて考えましたが、スキルじゃなくって、わたしがわたしの手で料理するなら、それはかなり難しいと思い直してへこむ。かなり。だいぶ。
き、気を取り直して。
普通のエプロンは売ってたので、それを購入。
……本当は割烹着の方がいいのだけれど。まあ、いいや!
とにかく完成、家政婦ウロです。カムバック、女子力!!
では、もらったメモを頼りにニードルスくん家に向かいましょう!
錬金術ギルドの職員は、基本的に併設された寮みたいな所に住んでるけれど、ニードルスは納屋付きの一軒家に住んでました。なんか、スゲェ。
ノックノックノック!
「……どなたですか?」
明らかに不機嫌そうな声が。
「ウロです! 身の回りのお手伝いに来ましたー!」
ガチャッ
あ、ドアが開いた!
「……なんて格好してるんですか?」
「か、家政婦でーす!」
ああ、また眉間にシワが!!
「頼んでませんよ?」
「あ、メイドさんの方が良かった気味?」
「……もういいから、入ってください!」
むう、やはりメイドなのか!?
などと考えながら、お家へ潜入!
「お邪魔しま~……!?」
入ってすぐ、眼に飛び込んで来たのは部屋を埋め尽くす本・本・本!!
紙自体は、質は悪いけれど手に入るから本は売られている。
でも、識字率のあまり高くないこの世界で、本はやっぱり高級品だ。
それが、6畳はある部屋を身の丈くらいまで埋めてるなんて。
なんなの?
これ売ったら、学校行けるんじゃないの??
「どうしました?」
絶句するわたしに、ニードルスが不思議そうに声をかけてきた。
「ほ、本、多すぎでしょ!?」
「ああ、これはまだ一部ですよ? 納屋には、もっとあります」
うーむ、わたしとは違うベクトルでアホだと思った!
……それはさておき。
ニードルスの話では、付与魔術の研究のために納屋付きの家を借りてるらしい。
また、研究は納屋で行ってるので、家の方は掃除しなくても良いのだとか。
まあ、そう言う訳にもいかないでしょうけれど。
「せっかくですから、掃除と食事の方をお願いします。わたしは納屋の方にいますから、用がある時はそちらにお願いします」
それだけ言うと、紙束をいくつも抱えて行ってしまいました。
……よ、よし。
お掃除スタート!
まずは、この、無秩序空間をなんとかしなくちゃ!
もしかしたら、この本の中に召喚魔法についての物があるかも!?
……結果、無かったのですがなあ。
半日かかって、ようやくリビングらしき部屋の片付けが完了。
てゆーか、ノンジャンルに本集め過ぎだから。
錬金術は元より、建築・裁縫・狩猟・詩集・哲学。
何屋さんになりたいの?? みたいな感じです。
でも、魔法に関する物が1つも無かったのは、用心のためなのかな? などと。
そんな最中、台所で珍しい物を発見!
『重曹』だ。
ニードルスに聞いてみますと、
「ああ、私が錬成した物です。天然の重曹は高いですからね。でも、重曹なんて掃除くらいにしか使い道がありませんよ?」
何を寝言をおっしゃってるのかしら?
蒸しパンが作れるのですよ?
これで、堅いパンからサヨナラ出来るのですよ!?
まあ、それは後のお楽しみだよ。
でも、重曹の錬金レシピなんて知らなかった。やるな、ニードルス。後で教えてもらう事に大決定ですよ。ぐふふ。
そんなこんなで、昼間は家政婦。
空いた時間で、剣技の確認などしておりました。
やっぱり、今のわたしでは、大技は使えないみたい。
単純に体力が足らないらしい。
そして、失敗してからの脱力感が半端じゃない不具合ですよ。
出来る技は、当たらなければペナルティー無し。
出来ない技は、失敗してもペナルティー増量でありだった。ヒドイ話しだよ。
そんな家政婦生活も6日目(期限まであと2日)。
「出来た! 出来ましたよウロさん!!」
納屋から、だいぶボロボロのニードルスが戻って来ました。
その手には、あの指輪が。
「おおお!! 出来たのですね!?」
「はい、実験は成功です。試してみてください!」
そう言いつつ、わたしに指輪を渡したニードルスは、そのままグーグーと眠り込んじゃいました。
「お疲れさま、ニードルスくん!」
わたしは、ニードルスをベッドに寝かせてから、指輪を持って外へ出た。
まずは試してみなくては!
後ろで、本の崩れる音と叫び声が聞こえたけれど、気のせいなので大丈夫だ!
受け取った指輪は、銅の指輪から『強化の指輪』になっていた。
『強化の指輪』
魔法エンチャンテッド・ウェポンの魔法付与の指輪。使用MP 5
予想通りだね。
早速、右手親指に装着。
装備一式を戻して、木剣を構える。
用意しておいた巻藁に向かって、呪文を……何だっけな?
あ、そう言えば聞いて無いし!!
仕方がないので、ダッシュでニードルスの家に戻ります。
本に埋もれて、幸せそうなニードルスをサルベージ。
とりあえず、後頭部を連打して優しく起こしてあげました。
「ぐ、ああ!?」
「ニードルスくん、指輪の使い方聞いて無かった!」
「あ……ああ、ゆ、指輪をしてから、魔力を付与したい物をイメージしながら〝彼の物に力を与えん〟と唱えてください」
「ありがとう!」
ニードルスを、もう1度丁寧に埋め直して、さっきの場所にダッシュで戻ります。
さあ、仕切り直し!
巻藁に向かって木剣を構え、木剣に魔力を付与するイメージをしつつ、呪文を唱える。
身体から魔力が抜ける感覚と、指輪がジンワリと熱くなるのと同時に、木剣を魔法特有の淡い光が包んだ。
光が消えた後には、振る度に、白い軌跡を残す『木剣(強化効果)』が出来上がった。
それでは、実験です。
巻藁に向かって、「薙ぎ払い」をシュート!
……結果、強化成功!!
威力は、体感で5割り増しくらいかな?
ただし、ペナルティーもやや増えたみたいだった。
強化した状態での乱打戦は、どうやら避けた方がいいみたい。
その後、召喚士の瞳を使用した状態等も試してみたけれど、どうやら問題無く出来る様だった。
ちょっぴり消耗がキツいけれど。もう、贅沢は言ってられないよ!!
翌日、昼過ぎにニードルスがやって来た。
顔色が良くなってるから、良く眠れたのだと思う。
少し、後頭部に痛みがあるみたいだけれど、「きっと脳疲労だ」と言ったら、脳疲労とは何か? と食い付いて来たので無視しました。
「わざわざ激励に来てくれたの?」
「自分の仕事を、最後まで見たいだけですよ!」
……まあ、いいじゃろう。
「よう、ずいぶんと久しぶりじゃないか?」
「お久しぶりです、ニコルさん!」
挨拶もそこそこに、わたしは、木剣を用意する。
それは、ニコルも同じだった。
衛兵の方々も、また、賭け事に余念が無いみたい。
素知らぬ顔の、ゲイリー隊長は、わたしに賭けてくれてるのかな?
などと考えながら、召喚士の瞳を発動させる。
ニコルの後ろには、白い鎧のヴァルキリーの姿があった。
こちらを見て、不敵な笑みを浮かべている。
そのまま、わたしは呪文を唱える。
陽の光が強かったからか、魔法特有の光が薄く儚げだったせいか、気がついたのは、遠くで歓喜の声を挙げたニードルスだけ……いや、驚きの表情の白い女騎士もいたみたいだよ。
「行くぜ!」
ニコルのかけ声が、ニコルの背中に響く。
猛烈な勢いで、ニコルの薙ぎ払いが飛んでくる。
わたしは、より低い体勢を取った。
薙ぎ払いを潜り、下から斬り上げ!
が、わたしの剣に重さが加わる。
剣の腹を、ヴァルキリーが下に蹴ったのだ。
瞬間、剣が白く発光し、ヴァルキリーが少しだけ顔を歪ませた。
一瞬の遅れは、ニコルをわたしの剣から逃がすのには、十分だった。
縦に伸び上がったわたしを、ニコルが再び狙う。
背中への、2度目の薙ぎ払い。
でも、わたしにも技の勢いを止める猶予が生まれていた。
そのまま、剣を背中に担ぐ様に這わせると、ニコルの剣とわたしの身体の間に、わたしの剣はしっかりと挟まれた。
そのまま、前のめりに転がって距離を取る。
たったこれだけの攻防なのに、うなじがチリチリするような緊張が辺りを支配しているのが分かる。
永遠に感じる瞬間って、こんなのを言うのかな?
すでに、突きの体勢で飛んで来るニコルを見ながら、わたしはそんな事を考えていたり。
……恐ろしく集中してる。
受験の時だって、こんなには集中してなかったんじゃね?
ニコルの剣先がハッキリと見える。
まるで、指先でつまめそうなほどだよ!?
わたしも、剣を顔の横に、水平に構える。
渾身の突きを、その剣先に乗せて行こう!
インパクト間近、ニコルの顔の前に、スラリと伸びた綺麗な脚が見えた。
満面の笑みと、少しだけイタズラっ子みたいな口元のヴァルキリー。
またしても剣を踏むのかな?
だよね。
ですよね。
「知ってたし!」
剣を、そのまま少しだけ下げる。
ニコルの剣の真下を、わたしの剣が滑って行く。
わたしは、膝をついて仰け反る様に空を見上げた。剣の位置を維持したままだ。
「があああっ!!」
ニコルの絶叫が響いたのは、わたしの手に、鈍くて重い衝撃が伝わったのと同時だった。
そのまま、わたしの剣を抱えてうずくまるニコル。
「勝負あった! 小僧の勝ちだ!!」
最初に叫んだのは、いつも厳格なお髭のゲイリー隊長だった。
そして、他の衛兵の方々も。
遠くでは、ニードルスの歓声も響いていた。……でも。でもね。
それどころじゃないよ!?
ヴァルキリー、超絶怒ってるよ!?
「よくも、よくも私のニコルを~!!」
な、なに?
私のニコルって、何なの!?
もしかして、ホントにバカップルだったの!?
てゆーかわたしの剣、ニコルが抱えたまんまだし!!
やっばーい!!
激しくピーンチ!!
「……貴様、許さぬぞ!!」
あ、ヴァルキリーの掲げた両手に何やら電撃気味なバチバチが。あれ、絶対痛いヤツだ!!
「く~ら~え~!!」
うおっ、超仰け反った!!
何か武器!!
辺りを見回しても、木の枝1本も落ちてやしない!
あ、そうだコレだ!
わたしは、素早く呪文を唱える。
「ライトニンぐぅふ……!!」
強烈な閃光が、撃ち込まれそうな瞬間!
ヴァルキリーが、その美しい顔を苦痛に歪ませる。
わたしの左手が、ヴァルキリーのみぞおちにクリティカルヒットした。
発光する革のグローブと共に。
瞬間、わたしの背後に落雷の様な衝撃が走った。
その衝撃に、わたしは弾け飛ばされた。
飛ばされながら、ヴァルキリーがゆっくり消えて行くのが見えた気がした。
わたしの記憶は、ここで途切れてしまったのだけれど……。
名前 ウロ
種族 人間 女
職業 召喚士 Lv2 → 3
器用 9 → 11
敏捷 13 → 15
知力 35 → 36
筋力 12 → 14
HP 5/20 → 5/23
MP 0/32 → 0/34
スキル
知識の探求
召喚士の瞳 Lv2
共通語
錬金術 Lv30
博学 Lv1
採取(解体) Lv1
魔法
召喚魔法
《ビーストテイマー》
コール ワイルドバニー
生活魔法
灯り
種火
清水




