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十話

んっ?

ここは、どこだ?

ベッドの上?

保健室かな?


?「おいっ! 岬目が覚めたか!!」


んっ?

この声は春か?


岬「おお、大丈夫だ。」


春「屋上でお前が倒れてたからビックリしたぞ!!」


岬「ああ、ごめんな。」


春「大丈夫なのか?」


岬「ああ、ただの過労とストレスだよ。」


春「ほんとうに、お前は……。」


岬「そんな顔をするなww お前らしくないぞwwww」


バンッ

岬「痛っ!!」


春「おいっ!? 空なにしてんだ?」


空「なにって、叩いたんだよ。」


春「はぁ!? 意味わかんねぇ!! 岬は今病人なんだぞ!!!」


岬「春いいよ。」


春「いいわけないだろ!」


空「春、一回外に出てくれる?」


春「なんでだよ!?」


岬「春、頼むから。なっ?」


春「なっ…。岬が言うなら…。」


岬「ありがとうな。」



ガラッ

バンッ


岬「空、春は行ったぞ?」


空「………バカ。」


岬「ごめん。」


空「バカ。 バカバカバカバカバカバカバカ!!! 何倒れてんだよ! 心配したじゃねえかよ!!」



ああ、また空を泣かしちまったな。


岬「空? おいで。」


バッ



空は素直に俺の腕の中に入った。

そして、俺にバレないようになのか、息を殺して泣いている。



岬「俺は何処にも行かないから泣くな。」


空「泣いてねぇよ! つか、お前は俺に内緒で働きすぎなんだよ!! たまには、俺を頼れよ……。」


岬「ごめん。 毎回お前には心配かけるな。 わかった、お前には出来るだけ頼るようにするから。 だから、お前は泣くな。 なっ? かわいい顔が台無しだぞ?」


空「うるさいバカ岬…。 もう、倒れたり俺のそばを離れたりするな…。」


岬「わかった。 それじゃ、お前も俺のそばを離れんなよ?」


空「わかった。」


岬「素直でよろしいww」


空「グスッ とりあえず、まだ生徒会の仕事あるから行く。」


岬「わかった。 気をつけて行けよ?」


空「お前は無理せずに休んどけよ!」


岬「了解。 あっ、なぁ雅と棗みたら、来るように言ってくれ。」


空「わかった。 じゃあな?」


岬「おう!」





空、ほんとうに俺のそばを離れないでくれよな?





春「おいっww 結なにいじけてんだ?」


結「なにって、俺の出番かすくねぇんだよ!!」


春「しゃあねぇじゃねぇかwwww」


結「はぁ、出番が欲しい。 俺だって、最初は重要な人物だったよな?」


春「まあなww お前はまだいいよww 俺なんか、主人公的なポジションだったんだせwwww」


結「そうだよな。」


春「なんで今は岬が主人公みたいな事に!?」


結「えっと、ごめん。」


春「謝るな、つらくなる。」


結「ほんとに。」



憂「ってこんなネガティブなやつらなんかほっといて次回予告言っちゃいます☆」



次回

岬が雅と棗を呼んだ理由とは?

次回をお楽しみに☆



って、俺が一番出番ないんだけどな…。


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