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プロゲーマーを目指していた俺、妹はアジア最強の配信者でした。  作者: 城ヶ崎大地


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第48話 再会

 俺たちはガチャガチャコーナーから手を繋いで歩いて、迷子センターに到着した。


「あ、パパ!! パパ〜」


 迷子センターに到着した瞬間、はるかちゃんはお父さんを見つけて俺と彩音の手を離してお父さんの所へ行った。


「よかった、心配したんだぞ。はるかが急にいなくなって……」


「パパ、ごめんなさい……。でも、聞いて!! おにーちゃんとおねーちゃんが、私をパパのところまで案内してくれたの!!」


 はるかちゃんは、お父さんの手を引っ張って俺と彩音の前まで来た。


「お二人が、はるかを助けてくれたんですか??」


「はい!!」


「本当にありがとうございます。なんとお礼をしたらいいでしょうか」


「いえいえ、お礼なんて要らないですよ〜。困っている人を助けるのは当然のことなので!! ね〜お兄ちゃん」


「ん、ああ……その通りだ……」


 俺と彩音がそう言うと、はるかちゃんが俺と彩音の前でお辞儀をした。


「ありがとうね、おねーちゃん!! おにーちゃん!!」


 彩音は、はるかちゃんの頭を撫でた。


「パパに会えて良かったね〜」


「うん!!」


 彩音は自分のことのように、はるかちゃんとお父さんの再会を喜んでいた。


「全く……親に心配かけるなよ」


「うん!! おにーちゃんが買ってくれたの大切にするね!!」


 はるかちゃんはそう言って、俺にストラップを見せてくれた。


「すみません……お兄さん、ガチャガチャ代をお返しします……」


「あ〜いえいえ、別にこのくらい安いものですから、いいですよ」


「そうですか、本当にありがとうございます」


 はるかちゃんのお父さんは、俺と彩音に頭を下げた。

 そんな感じで話していると、店内放送ではるかちゃんが好きだと言っていたキャラクターのショーが開始30分前と告知された。


「あ、マジックガール!!」


 はるかちゃんは、お父さんの袖を引っ張った。


「ねえ、パパ〜行こうよ〜。席とられちゃう〜」


「こらこら、待ちなさい……では、私たちはこの辺で失礼します。はるか、お姉さん達に挨拶は??」


「おねーちゃん、おにーちゃん!! じゃあね〜!!」


 はるかちゃんは、俺と彩音に笑顔で手を振った。


「じゃあね〜 はるかちゃん!!」


「またな……」


 俺たちもはるかちゃんに手を振り返した。

 はるかちゃんとお父さんは手を繋いで、エレベーターの方へ歩き出した。


 


「はるかちゃん、いい子だったね」


「そうだな」


 俺と彩音は、迷子センター前の椅子に座った。


「これからどうする?? お兄ちゃん、どこか行きたいところとかある??」


「とりあえず、何か食べたい……さすがにお腹空いた……」


「そういえばお兄ちゃん何も食べてなかったね……。もうお昼で、私もアイスだけじゃお腹空いてきたから、何か食べに行こう〜」


 俺たちは、フードコートへ行った。

 フードコートに着くと、イタリアン系のお店が目に留まって俺たちは名物のシーフードパスタを注文して食べた。


「ん〜美味しいね!!」


「シーフードパスタを食べたことなかったから、どんな味か想像できなかったけど、これは美味いな……」


 


 パスタを食べた後、本屋さんで気になっていた小説を買ったり、ペットショップで犬や猫を見て癒された後にパソコン関連のショップへ向かった。


 今週の水曜日に発売されたガラス製のマウスパッド。少し値段はするが、滑りやすさとメンテナンスのしやすさが特徴で、プロの界隈で話題になっていた。


 rallyや北米圏のプロが高評価を付けていて、可憐も気になっていると言っていたので、予算が余れば買おうと思っていた。


「彩音は何か欲しいのある??」


「私はヘッドホンが気になってた!! 最近調子が良くなくて……」


「マジか、それは大変だな……俺のおすすめのやつ紹介するか??」


「え、いいの?? 全然周辺機器について詳しくないから助かるよ〜」


「まあ、お兄ちゃんに任せなさい」


 俺たちはエスカレーターで上の階へ行って、パソコンショップの前に着いた。


 俺たちがショップに入る寸前、彩音は何もない通路で転んだ。


「大丈夫か?? 彩音」


「うん……平気、……ッ」


 彩音はその場で立ち上がったが、足が痛むのか顔色がよくなくて歩き方が変だった。


 俺は彩音に肩を貸した。


「大丈夫か?? とりあえず、そこの休憩スペースまで行くぞ」


「……うん」


 俺は彩音を休憩スペースの椅子に座らせて、右足の靴と靴下を脱がせた。


 靴下を脱がせると、彩音は靴擦れなのか踵の辺りの皮が剥けていて痛そうだった。


「……いつから痛んでたんだ??」


「はるかちゃんがお父さんと再会した時から……」


「どうして、隠していたんだ??」


「お兄ちゃんに心配をかけたくなくて……それに、私は全然平気…… 痛いっ……」


 彩音は平気と言って立ち上がったが、足の痛みに襲われてすぐに座った。


「そこで待ってろ、ちょっと買い物してくる」


「ごめんなさい……」


 彩音は申し訳なさそうに、俺に謝った。


「怪我は仕方ないよ」


 俺はスマホの検索機能でドラッグストアを調べて向かった。

 少し歩いた先にドラッグストアがあって、俺は絆創膏と水とタオルを購入して彩音の元へ戻った。


読んで頂きありがとうございます!!

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