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三十三話

 私って雨に降られる天才なんだよねぇ。

 ガッツリ雨に打たれ服も髪もビッショビショに濡れた状態でコンビニに入ると、丁度商品をレジに持って行かんとするはるかくんに見つかった。

 照れを誤魔化すようにギョッと目を剥いた彼に苦笑いする。


「こんばんは」


「どうも……って言うか大丈夫ですか?」


「はい、どうせ家帰ったらお風呂入りますし……」


 ははは、驚くよね。昔からこうなんだよ。雨降りそうだけど降ってないみたいな時に家出ると、大体3分以内に雨に降られるんだ。しかも小雨とかじゃなくてザーザーと降られる。


 そして面白いことに私が建物の中に入ると止むんですよ。ほれ見てみ。


 傘を貸すべきか逡巡するいい人日本代表はるかくんに視線で店の外を見るよう促す。

 すると先程までの大雨が嘘のように雨足が遠のいており。


 晴れ間すら見え始めた空にまたしてもギョッとしたはるかくん。非常に気の毒そうな顔で私を振り返った彼は、ポツリと呟いた。


「……りゅ、龍神とか……憑いてます……?」


「…………ワンチャンありますねぇ」


 多分嫌われてんだろうね……。




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