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なんなんですか?   作者: Lumranma
6/7

なんなんですか? 五話

その夜ベッドの上で何かの気配を感じる?? ん?? カナちゃんかなぁ?

いや上から誰か覗いている様な感じ?? 目を開けて見ると!!

そこには美人さんが 俺の顔を覗き込んでいる?? 誰?知らない人だよー 

思わず叫ぼうとしたけど、声が出ない?なんで?

よく見ると少し透けてるよ〜、オバケ? でも何か安心する様な?

お母さんが側に居てくれる様な優しい感じ??

美人さんは 何か話し掛けている様だけど声? 全然聞こえないよ? 

アッ俺の能力で記憶出来るかもしれん! 口パクを一生懸命記録してみる、

少し経つとスゥ〜って消えちゃった!! 何か夢でも見てたのかな??

でも俺の中には記録がちゃんと残っているよ!

その後身体を動かしてみたらちゃんと動ける ふぅ?

アレはどんな現象だったん?? 何で俺だけって思ってたよ、

「まゆみちゃん!あの人って誰なのかな??」

おぅ、カナちゃんも見えてたわ、まぁ、まだ夜中だよ

明日桜さん達にさっきの事を 相談しましょ!

ってカナちゃんに話しかけて 又寝たよ、スョ〜スョ〜スョ〜

次の朝、下の階のレストランで 朝ご飯を食べながら

昨日の事を話してみる、と、桜さん達が急に立ち上がって

「何でそんな大事な事を直ぐ話・・・!!」

ここが他の人達が居るって事を思い出したみたい、てへっ!!

食事が終わった後 部屋に戻ると桜さんが俺の両肩に手を置く!

いつもの雰囲気じゃぁ無いね! 顔!!顔近いって!!

「どんな事があった?それと身体に異常はないな??」

そら大丈夫! 朝までグースカって寝てたからね〜 ある程度要約して

桜さんに説明して 害が無かった事を説明したよー、

一応俺が彼女の話した記録は今の所内緒にした、何故なんだろ?

話しちゃいけないって思ったのは? 


んで、しのぶさんがスケッチブックを良い笑顔で、はい!って俺に渡す??

ん??もしかしてあの女の人の顔をスケッチしろと??

うーん出来るのかな?? 俺自身は能力のせいで 覚えているんだけど? 

それを描けと?・・・ はい!! ばっちし描けました! 

んな訳無いジャン! 描き上がった絵のスゲー事! ダメだこりゃ〜

まぁ覚えているけど、俺にはそれを正確に描く事は難しかったみたい、

だって辛うじて女の人カナ?って事がわかる程度?だもん能力関係ないよ

しばらく俺の描いた女の人を見てた桜さんだが 

何かを思い出した感じで、何処かに電話をしている?

え〜? そんな二歳児の落書きで解るん? 

(アッ自分で思ったんだけど、結構ダメージが!)

隣のカナちゃんが慰めてくれる、ナデナデって、

つまりカナちゃんも?下手くそって思ってるんだ、グッスン、あ!

でもあの女の人って カナちゃんも見てたんだけど?

スケッチブックをカナちゃんにニコニコしながら はい!!

ブンブンブンって頭と両手で拒否しております!

ふへへ カナちゃんも同類さんかな?


「まゆみちゃん! これを見てくれるかな?」

桜さんがスマホを俺に見せてくれる、写っている女の人は昨日見た女の人だよ!

カナちゃんも隣から見えたようで「この人だと思うけど?」 コクコク!

「やはり・・・この人は君達の遺伝子の提供者なんだ、

けど今はある怪我の原因で コールドスリープに入っている筈なんだが?」

えっ?? すると昨日のは生き霊?? 嫌そんな事よりあの人って

俺達的には お母さんなのかな? 

「彼女は素晴らしい人だったんだ、ちなみに私の上司で有り、叔母でもあった」

ひょえー!! 叔母さん?俺達の擬似的なお母さんだから 桜さんは従姉妹?

「昨日、学校で他の生徒達が噂をしていたろう、

何処かで君達がその娘らしい事を知ったみたいだな、」

あー あの女の子達か〜

「私が君達の担当者になったのは それも原因の一つだったんだよ、」

そうなのか〜 でも何で俺達に??

「これは一つの仮定なんだが?どうも君達の能力の発動で

 叔母となんらかの(かた)ちで 繋がっているみたいだな」

 ふ〜ん?すると俺達が呼びかけると返事をしたりして? 

いやそんな事ある訳無い?だと思いたいよ、

「昨日叔母は何か君達に話し掛けていなかったか?」

ギク!! あーこれはバレたかな?? 俺の能力を知っているんだし、

ヒ〜、プヒ〜、フピー、口笛なんない!

「全然誤魔化せて無いのだが?さぁ知っている事を話して貰おうか?」

こっこれはもう誤魔化せ無いかな? 仕方ない、あの解析した彼女の言葉を!

「みずのかなたをたすけて」

自分でも最後のたすけてって言葉しかわかんないや? 

まぁ口パクだったし違う言葉なのかな?桜さんが上向いて考えてるけど?解るの?

まぁ お気楽な考え方だと思うけど、又彼女出てきそうな感じだし、

その時はちゃんと話し掛けるかな?


そんなこんなでその事は有耶無耶(うやむや)になり、又学校に来ております!

豪華な室内を、ポケ〜っと見渡しながら カナちゃんと二人ソファーに座ってる、

対面に一人の顔の厳ついおじさん?が、ゆったりと座ってる、

多分この学校の偉い方だよね? 校長先生かな?

俺達の後ろには桜さん達二人が立っている、

「君達が噂の二人か、桜一尉から話は聞いている、まぁあんな事があったんだが

大丈夫だ上手く誤魔化しておく、気にせず学校生活を楽しんでくれ。」

えへへ、やっぱ噂になってたんだ! 知らなかったんだよ〜

「後、私の名前は大杉だ 一応 桜一尉の上司でも有る」

あーやっぱり、まぁ大事な子達がいっぱい 居るんだし そりゃそうか、

その後 挨拶?が終わった後桜さん達に学校の施設の案内をしてもらう、

結構色々あるねぇ〜 図書館、音楽室、食堂(もうレストランだよ!)

他にもレクリェーション室や 体育館の横にはプール?(デッカイ)

ついでにシャワー室!

教室を(のぞ)くと同じ位の女子生徒が先生から授業を受けてる、

あ、チラチラこっち見てる子も居るね、 お邪魔のようなので退散!!


色んな所を見学して思ったんだけど?さっきの校長?

以外全員女の人だったよ?何で?しのぶさんに聞いたら

「彼女達は契約でここに来ているの、後貴方達もここに来る前に

ある処置をしたんじゃ無いかしら?」

あー お赤飯の原因ね〜

「そんな場所に男性が居れば彼女達も居心地が悪いでしょう?

なので居ないの、まぁ見えない場所では居るんだけどね、」 大変なんだ〜? 

「まぁ、その中でも最重要人物が貴方達なんだけどね!

できればその自覚を持って欲しいんだけど?」

おぅ!そんな事言われてもなー、自覚なんぞ これっぽっちも無かったよー

以後頑張りましょう!


それから桜さん達と学校の食堂(レストラン)でお昼ご飯を食べる、

スゲー豪華!ケプッ!女の子になってから、あんまし食べれなくなったね、

カナちゃんは どんだけ食べるん?って感じ? おっきいからな〜

食べ盛りカナ? 桜さん達は飲み物だけ? お腹空かないのかなぁ? 

満腹になって周りの人達を見ると手を振ってくれる人、多数?

ホェ?注目されているみたい なんでだろ? 

「昨日の事がもう知れ渡っているみたいだな、君達は知らないだろうが、

彼女達にとってはアイドルの様なものだ。」

うん! 知らんぷりしとこ、


部屋に戻って桜さん達に 今後学校生活で、どんな事を学ぶのか聞いてみる、

「君達には今後の生活に欠かせないことを、私達が教える、言葉使い、

最低限の化粧の仕方、そして自分に合った体力作り、今の所そんなものかな?」

更にしのぶさんが、

「学習は多分中学生の授業の復習程度よー、貴方達なら簡単でしょ!」

け、け、化粧?? やった事無いんですけど!

後中学生の復習ってどんな事習っていたっけ? ジワリと汗が!

カナちゃんは?プッ! 子猫のごめん寝をしてるよ! 丸くなっちゃって

可愛い!! 苦手なんだねー カナちゃんの頭を ナデナデ!

アッ しのぶさんも撫でたそう!


そんな事をしていたら 桜さんのスマホが鳴っている!しばらく話をしてたら

しのぶさんに手招き? 二人して又コソコソ相談してるね、少し経って

桜さんが「済まないが、自分達は少し出掛ける、その間 

二人共決してこの部屋から出ないように、」

な、何があったのかな?? 結構緊張してたみたいだけど? コクコクコク!

早速二人は身支度して出て行ったよ! なんだったん?


「あのー桜先輩?いきなり緊急招集ってなんでしょう」

「だいぶ不味い事になってる、政治家がまゆみ達を

利用しようと動き出したらしい、」

「え! 彼女達の能力を??」

「こちらとしても上の命令だと従わざるを得ん」

「そんな・・・彼女達は自分の意思で能力を授かった訳じゃ無いんですよ!」

「わかっている、が上が何処まで粘れるかわからん、」

「そんな!!」

「とりあえず大杉一佐の所に行き 交渉だ! いざとなれば、・・・ 」


あー桜さん達遅いね〜、 もうそろそろ夕ご飯だよー

ソファーでゴロゴロしてるのも 飽きたし、お腹も空いたよ!

そういえばカナちゃんは? キョロキョロ?

「あゆみちゃん、 お風呂の用意出来たよー」

おぅ、お風呂か! カナちゃんがバスタオル一枚で呼びにくる!!

 同性なんだけどハレンチだよ! あっけに取られていると

手をつかんでお風呂に連れて来られる? は? え? な、なんで?

あっけに取られているとアッと言う間に 服を脱がされ スッポンポンに! 

ええええ〜!!「一緒に入ろ!」 なな、何考えてるのよ!

「スキンシップだよー」・・・うん、もうどうでも良いや、チャプチャプと

お風呂のなかでカナちゃんに 抱っこされながら浮かんでいるよ!

 湯船の広いこと広いこと!足を完全に伸ばしても 全然届かない! 

後あんまし意識していなかったけど、お胸が頭に当たっているよー 

しのぶさん並みとはいかないけど、ナイスバディ!!


結構長湯したみたいで、桜さんの声が聞こえてきた、やっと帰って来たみたい、

お風呂から上がり 急いで着替えていると しのぶさんが覗いてきた?

「カナちゃん達、お風呂に入っていたようです、」

おぅ 探していたのか髪をバスタオルで乾かしながら

リビングに テトテト行くと

桜さんが ソファーに座りながら 手招きをしてる?

反対のソファーにカナちゃんと座る、しのぶさんも桜さんの隣に座って 

テーブルにココアの入った コップを置いた、しかし?

何か緊張をしているみたいだけど??

「あゆみちゃん、カナちゃん、不味い事が起きた、」

ホヘッ? 不味い事? 

「とある情報筋から 君達の情報が漏れたらしい、とりあえず

ウチの上司に 口止めをして貰って今回は事なきを得たんだが いずれバレる!」

ええ!! つ、捕まるの?? 拷問は嫌〜〜!

プルプルしてると? なにを想像してたのか分かったらしい、

「二人は貴重な存在だ、そんな事はさせない!」

「そうですよー、こんな可愛い子達を!」

しのぶさんが 俺達の後ろに周り込んで ドライヤーで髪を乾かしながら

プンプン怒っているみたい!  うん、やっぱ二人に出会えて

良かったよ、(もうお母さんカナ??)


某とある場所にて、プルル プッ、

「私だ、先程の件は 内々に処理をしておいた、大丈夫だよ大杉君!

この件は一つ貸しだ、それと これは私事なのだが ウチの孫に彼女達を

合わせたいんだが? ダメ? そこをなんとかして欲しいんだよ! 

都合の良い日で構わないから頼んだよ。」 ツー、ツー、

ふぅ、あの人も結構孫バカだな、これからは少し引き締めないとダメか・・

多分内通者が居る筈 君! 桜一尉に連絡をしてくれ揉め事は(おさま)ったと、

評価してもらえたら、嬉しいです。

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