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なんなんですか?   作者: Lumranma
2/7

なんなんですか? 一話

・・・強い光のせいで意識が戻ってくる、ぼんやりと

目を開けたら 何だかおかしい??


???水??・・・??何かの液体の中で

ぷかぷか浮いているみたい? 思わず窒息する〜??

って思ったけど大丈夫だった、

辺りをキョロキョロ見てたら

鼻になんか管が刺さっている?

これのせいの息ができるみたい、

液体の中なのでよく見えないけれど

自分は細長いカプセルの中に入って

浮かんだ状況みたいだ?

次第に意識がはっきりとしてきたが何故

こんな状況になっているのか全く記憶が無い!!


とりあえず この状況をって思ったら

視界の端に知らない女の人が見えた!! 

なんとか相手が気づいてくれる様に手を振ってみる、

二、三秒で相手は気づいてくれたようだ、

パニックっていたので気が付かなかったが

自分の手がやけに小さい?? 

なんで? ジッって見たけど俺の手では無いって

本能が言ってる様な気がする、

しばし観察していたら体が沈んでゆく?

どうやら浮いていた液体が抜かれている様だ、


おー身体が震えてきた!寒!! んん??裸じゃん!

って足の方を見ると二つの膨らみが目に入ってきた ??・・・・?? パイパイ??

なんで?? やけに自己主張してるが俺は思った

俺って確か男だと思ってたけど!

 あわあわパニクリしてると

いつのまにかガラスみたいのが開いてたのか

さっきの女の人が声をかけてきた

「大丈夫だよー 意識はあるみたいだけど

何処か身体に痛みとか異常とか無い〜??」

異常??大有りだよ!!このパイパイはーーって

言おうとしたら 口にホースが入っている事に

やっと気がついた、おえーーー


ますますパニクリ手を振っていると

他にも女の人が居たみたいで

両手で肩を押さえ付けながら優しい言葉で

「大丈夫だよー 今から全部外したげるよ〜」

って言いながら他の人が鼻や口に入ってる管を

ズルズルと引っこ抜いてゆく

オエ〜〜 くっ苦し〜〜〜

 しばらくえずいているとやっと普通に

息ができるようになった、

ふう!身体を押さえていた人が

俺の背中をさすってくれてたけど安心したのか

背中を押し上げて上半身を起こされると

色んな状況が分かってきた、

俺スッポンポン!! マッパ!! って思わず叫ぼうと

思ったけど下半身の方に視線が行く?

えっ?? 股間にMy息子が居ない?? ってさらに

叫ぼうとしたが横に居た女の人が気づいたらしく

「ああ、君女の子になってるんだよ〜

だから安心してね〜」 って?できるかい!!

俺の記憶では確か男だと思っていたが なんで??

あわあわパニクリって

状況を女の人に聞こうとしたが?ん??

腕になんか注射針が?

あー痛って思うまもなく 意識が沈んで行く〜〜〜


そこから又意識がはっきりした時には何処かの部屋の

ベッドに寝ています。 

多分さっきぶりなのだけど意識が戻ったのは

お腹が空いて クークーとお腹の虫さんが

景気が良く鳴ってるから!!

で 改めて周りを見るけど真っ白い部屋?

ベッド以外なんも無い、視線を体に向けると

なんか手術着?? みたいのを着ている

相変わらずお胸には二つの膨らみが〜!!

多分あの女の人が「女の子だよー」

って言っていたのは本当らしい、

自分の記憶に残る俺は確か初老期のジジイ

だったはずでは?? なんでこんなピチピチギャルに?

思わずため息が出る、

しかしなってしまった事には仕方がない、

辺りをキョロキョロしながらこの状況を

説明してくれる人を探す が誰もおらんね!

ベッドから降りると身体に力が入らない、

あかん へにょりと床に座り込んでしまう、

あー女の子座りだ〜って思ってると

何処にも扉らしいものが無かった筈なのに

引き戸らしき扉が目の前に??

扉から入って来たさっき?? ぶりの女の人が

あらあらって感じで身体をベッドの端に

座らせてくれる、

「やっぱり一晩位じゃ上手く身体が動かないわよねぇ?」

えっ? 一日もたってたん! そらお腹も鳴る訳か!!


「さてと、貴方記憶は?? 昔の??

多分殆ど思い出せないはずだけど??」

そういえば? 自分の名前さえ思い出せない??

確か男で??歳は??初老辺りの....

はず?? ヤベェなんで?

「まぁ そういう仕様にされているからねー

自分自身の記憶は殆ど思い出せない様になっているの」

ホゲッ?

「その代わり 日常の学習した記憶は大丈夫の筈よ!

その証拠に普通に会話出来てるでしょ!」

はー? 訳わからんよ??

「それよりお腹すいてるでしょ

クークー鳴ってたわよ、」

お姉さんが笑いながら後ろに置いてあった

カートの上には なんか美味しそうな匂いがします〜

多分あのドロドロ具合だと お粥かなぁ?

まぁいきなりステーキなんて食えないだろうし?

早速ベッドの端に座ってる自分の前に

カートを置いてくれる、

そこにはお粥らしいものと茹で卵?後

牛乳らしい飲み物、ゴクリと喉が鳴る、

食べても良いよねー??って

お姉さんを見ると 笑いながら頷く、

それではー とスプーンでお粥?

をひと匙掬(さじす)くって口に入れてみる、

うん 味薄い〜〜卵のお粥だねー、もぐもぐもぐ

はい ひたすら食べてるけど

これからどうなるのかな〜??って食べながら

考えてたら なんかお姉さんが察してくれたみたい、

「大丈夫よ、貴方の身体に異常が無いか検査した

後しばらくはこの部屋で過ごしてもらうの、

そのあとは、まぁ 学校に行ってもらう為に

寮に入るわね、」

へっ?? 今何と?? 学校?? 寮?? な なんで?

口の中にスプーンを咥えたままお姉さんを

ガン見してるけど意に介さずお姉さんは言葉を続ける、

「貴方は覚えて無いけどそういう契約で

今の身体になって貰ったのよ、それに女の子として

の知識とかわかんないでしょ それを習う為の

学校カナ??だから泣かないでねー」

 へっ? 泣くな?? 今俺って泣いてんの?

顔を指で触ってみると あーダバダバ泣いてんるよー、 

俺、学校そんなに嫌いだったんかねー?


あんだけお腹が空いてたのに食欲減退〜

プィッて口にスプーン咥えたまんま

ベッドに不貞寝(ふてね)する!!

「残り物はカートの上に置いておくから

又お腹空いてたら食べるのよ、後咥えたスプーンは

危ないから渡しなさい、」

うーん、これじゃあ迷惑感ばっちしの駄々っ子だねー、

咥えたスプーンをお姉さんに渡すと

そのままシーツを被って不貞寝します、

まぁ寝ないんだけどねー

しばらくしてお姉さんは部屋から出て行った

感じがする、そういや壁のドアは?

って振り返って見ると ドア無し?? なんで?

最新のテクロノジー?なん?

まぁ、つまりこっから出られないって事は

確かなんだよねー、

けど?トイレくらいは欲しいんだけどなー?

 オシッコどうすんのよ?


しばらく不貞寝していたらやっぱり

お腹が空いてきたのでカートの上の残りを平らげる

うんうん ごっそさん!

最後にコップの牛乳?を一気飲みする プハ〜満足?

って思ってたら当然入れたのだから出るわけだわ、

オロオロしていたら

どこから見張ってたのか扉が又現れて

さっきのお姉さんが入って来る、

見えない所にカメラあんだねーって思いながら

緊急を告げる! 

お姉さんは笑いながら頷くと こっち来なさいと

手招きして 扉とは別の壁になんかカードみたいのを

当てる と? 壁から扉が現れてそこから

トイレが見える!! 

さ最新のはハイカラだねー!って思ってたが

尿意には勝てず即座にパンツを下ろして用を足す、 

はーふー 大丈夫だったー ふと見ると

お姉さん最初からずっと見とる?? 

は? いくら何でも見られながら用をたすって?

イジメ???って思ってたら

「貴方女の子なんだから拭き方は知らないわよね?」

おっしゃる通りー 知ってたら逆に怖いわ。


なんだかかんだで細部まで教えて下さり?

やっと満足!!

あっと パンツはビキニでは無く

ボクサータイプでした!!

お姉さんは部屋から出る時に何か細工をした様で

今度用をたす時は壁に手を当てるだけで

良いわよって言って出て行った、

どれどれっと オー!トイレの有った壁に手を

当てるだけで見えてなかったトイレの扉が現れたよ! 

これで安心って思ってだけど

え〜 個室じゃぁ無いからやっぱり

カメラかセンサーに毎回見られんのね? 

まぁ仕方が無いと諦めてもう一度壁にタッチして

扉を閉める、

おー締まった後は全く継ぎ目が分からんね、

すげ〜って思ってたけど

俺が女の子になる方がよっぽど凄いわ!!


何もすることが無いのでベッドの上で

自分の記憶が本当に無くなったのかと思って

考えるけど、確かお姉さんは契約?仕様??

そんな事言ってたな?? 

つまり身体だけでは無く頭の中もいじられてるのか?

俺の記憶ではそんな事できる科学力は無かったはず?

と、言う事は俺の生きていた時代の遥か未来なのか

 国か世界がコッソリと秘匿してたのかな??

んー?でもなんで俺なんだろう??

後、前の記憶?は全部無くなった訳じゃ無いみたい

だけど この時代じゃ無いってなんで

思えるんだろ?? わからん?

もしかして昔小説で良く読んでいた異世界物?? 

ハハ・・・・

まさか? いやそんな事は? 無いよね?


あまり深く考えてもなる様にしかならない、

って俺ってお気楽な性格だったのねー って思ってたら

いつの間にか寝てた?

誰かが身体を揺するので意識がはっきりしてくる、

目を開けるとベッドの横に お姉さんが笑ってる、

えっ??俺覚えて無いけど、

そんなに長時間寝てたん??どんだけ寝るのよ? 

昨日朝ご飯食べた後 多分お昼前辺りに寝たみたいだけど それでも19〜20時間も寝とるやん!!

又晩飯食べ損ねたよ〜、一日一食じゃあ

そりゃあ お腹も減るわけか!


「おはよう〜、今日は検査の日よ」

・・・あー 検査ね?

「そのあと担当の先生から検査の結果と

今後の事を説明してもらいますよ、」

おぅ 担当って居たんだ、しかし今後とは?

嫌な予感がします! 言っとくけど何の検査??

やっぱ自分の身体の?? あんまし痛くしないでね〜

「じゃあ、まずは朝ごはんの前に

血液検査をしましょうか」 っておい!!

早速の痛いことじゃん!

上目遣いでウルウルと拒否したけど

お姉さんの腕には既に注射器が!!!

いつのまにか止血バンドが腕に??

もうあかん、ぎゅーと目をつぶっていると

「はい、終わったわよー、痛くなかったでしょ!」

おう!!素晴らしいテクニック!! 全く痛くない!!

 これも今のテクロノジーかー?って思ってたら

腕に止血テープを貼ると

お姉さんが「はい朝食!!」

って何処に置いてあったんねんって感じで 

前回と同じ様にカートの上に朝食が有る? 

ん? 前回とおんなじメニュー?

文句を言って じゃあ無しって言われたく無いので

モソモソと食す まぁ お腹は空いてたので

全部食べ切りましたけどねー! プンプン!


食い終わったのでお姉さんにもっと別のメニューを!

って文句言いったら

「身体の異状が有るかもしれないからね〜」

って!!当分このメニューか〜〜、

とほほ、って思ってたら手を握って

「付いてくるのよー」

っと何処かに連れて行こうとする??

お!外??この身体になってこの部屋から出るのって

初めてかもっ?  って部屋の外は真っ白な廊下??

後はなんも無い??

俺の記憶では確か天井に蛍光灯又はLEDタイプの

照明が付いてた筈だがそれすら無い!!

壁全体に薄く発光しとる! 

又知らん最先端の科学か?

はー? 状況に全く追いつかない自分が居る、

そんな事はお構い無しに

お姉さんは俺の手を繋いだままスタスタと

廊下らしき通路を一緒に歩いて行く、

試しにここは??って聞いたら

「な〜いしょ!!」 だと! ぶりっ子か!!!

 諦めてトコトコ連れ立って歩いていると

なんにも無い所に止まる? 

とポケットらしい所から あの得体の知れない

カードを壁にかざす、

おおー 又壁から扉!!

後ろから部屋の中を覗いて見ると

あー見た事あるわ、あれは多分MRCだわ、

「あれで身体の内部を調べるのよー」

・・・うん知ってる!

評価してもらえたら、嬉しいです。

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