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亜細亜大戦記  作者: 犬飼 拓海
反攻作戦(WWⅢ、中期)
49/58

ソビエト対サウジ・南アラブ

 10/20、ソビエトロシアは「クルセーダー作戦」の二部作戦として、アラビア半島の占領を目標に、軍事行動を開始した。作戦には、以前、カザフスタン戦線の防衛を担っていた、第1機甲師団「モスクワ」を筆頭に機甲部隊の精鋭部隊、第2師団~第4機甲師団、第1歩兵師団に加えて、第三歩兵師団軽自動車化大隊、第1騎兵師団、第8重装騎兵師団、第三空挺団、第22混成旅団の 計7師団1旅団2大隊、総勢78900名の兵士が従軍し、今戦争の中で、一つの国家として最も多い従軍者を出した戦闘となった。



 今田まで触れてこなかったが、この時、ソビエトは『T-28』、所謂所の、第5.5世代

主力戦車である。その装甲は前面に250mmの装甲に加えて72°の傾斜を加えた装甲で、ありとあらゆる戦車の砲を跳ね返す。そして砲に至っては、全世代のT-14の125mm滑腔砲から大口径レールガンを装備、搭乗員の生存性や、感電のリスクを避けるため、砲塔内は無人、そのため砲塔上部機銃は内部からタブレット型端末を使用することによって操作できるようになっている。T-28の採用年は2028年。翌年には米中英独日も開発に成功。日本は「29式戦車」として、本土防衛、対外戦闘向けに配備された。




 10/20.A,M,6:45、


午前7時前、指令を受けた第三空挺団が敵、サウジアラビア軍主力後部に降下し、敵主力の注意を引き付けた。防御姿勢を整えた後、釘付けになっている敵主力後部を突く形で、吶喊(とっかん)し、敵軍を壊滅させた。さぁ、寒さにしか慣れていないソ連邦軍人は灼熱の砂漠を進むことができるのだろうか

 

 進軍途中、アラビア半島の2国は、「アッラーの名のもとに」南アラブと、サウジアラビアは合併宣言をした。国名は「大アラビア帝国」。果たしてこの合併は意味があったのだろうか?





 道中、100人程度の戦車兵や歩兵が熱中症、脱水症状を引き起こしたが、砂漠の行軍は何とか成功した。道中、砂岩に擬態した兵士に銃撃されることもたびたびあったが、全員、返り討ちにした。



 そして、主力部隊を壊滅させ、首都を陥落させ、数日かけて100Km超進んだころ、サウジアラビアは、ソ連による降伏勧告を受諾し、降伏した。





 ペルシャ方面軍はどのようなアクションを起こすのか、そして残されたトルコの運命は!?

 


 

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