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どうしようもない始まり
「あなたは明日、私を殺す。」
「は?」
なにを言っているんだ?
屋上によびだされ、澄ました顔をしてそう言い放つ一人の女性をみて、東雲惇はそう思った。
「聞こえなかったかしら、あなたは明日、私を殺す。」
「いや、きこえはしたんだが、、、どうゆう意味だ?」
「あら、日本語も分からないのかしら、どうして高校に来れたのか、疑問だわ。」
な、なんだこの女!初めてあったというのに、ここまで高圧的で、上から目線のやつは初めてみた。
「日本語は分かる。俺が言っているのはそういう事じゃない。」
「?、じゃあなんだ?」
こいつ、俺をおちょくっているのか?それとも本当にわからないのか?
「俺がいいたいのは、なぜ俺がお前を殺さなければならない。俺はお前の名前もわからなければ、顔だって今日初めてみた。そんなやつをなぜ殺さなければならない。」
「あら、そんな事?」
それ以外になにがある。
「それは、夢に出てきまからだ。」