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四季祭急行  作者: 加部宮
6/10

幻想人形

ほどいては広げた

細く強い指よ

互いの涙拭った

哀れみの解を探せば

砕いては融けた

笑いの瓶は

大海を流れる

ホラ気まぐれ


遭難の旋律を奏でて

上辺だけの定型文

張り付いた能面も

常識の恥じらいも


想像ドール

立ちなよさあ

永遠なんてないって神も言ってた

消えてゆく灯火

未来に飽く僕たち

届かぬ空に枝伸ばして


乾風に飲まれた

細く強い身体

荒い空気を遊べば

憧れた星に

目指す気も無かった

船を出してみた

ホラ気まぐれ


座礁のリズムを奏でて

会話のないシステムも

無駄だと知る言い訳も

逃避の賢さも


想像ドール

立ちなよほら

終わりは明日だって思わなくちゃ

窓の外が暗い

眠りの世界は

また同じ景色に足掻いて


どうして僕はいるの

どうしてみんな苦しそうなの

どうしてみんな「普通」になりたいの


創造ドール

ありがとう嗚呼

終わらない道なんて無かったね

明るい差別

永久に立つ操り人形

雲の上はまだ高くて

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