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四季祭急行  作者: 加部宮
3/10

焦燥駅

振り返る懐かしい記憶

子どもの頃に駆けたあのグラウンド

土埃被って帰って

母に叱られたあの日

でも今じゃそれは遠く

何かに呆れるように毎日生きてる

隣町に連れて行かれる

それだけで心躍った

それがいつしか

仕事で憂鬱な駅に変わって

友達に会いたい

月曜日が楽しみだった頃

でも今じゃそれは陰鬱で

いつの間に変わってしまったのだろう

どの瞬間に大人になってしまったのだろう

大人はそれを誇らしく思うけど

時々子どもを羨ましがる

焦燥の中で生きてきて

そうして時々気付くんだ

余裕があるのはどっちなんだろう


仕事が早く終わって

日の沈む前の隣町

駅のホームに降り立って

もう一度子どもになってみた

でもそれは

着信音に掻き消された

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