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もしもあの時  作者: みかん
9/10

伝令

ぼくが図工室についた時には、すでに「内装系」の

メンバーはだいたいの店内のイメージを固めていた。

「お!小林、やっと起きたのか」

ぼくが入ったのに気付いたクラスメイトの平間が声をかけてきた。

「おっおぉ・・・」

ぼくは苦笑しながら返事をした。どうやらぼくが寝ていた

事はクラスの全員が知っているらしい。

(まぁ・・・そりゃそうか)

ぼくがとりあえず近くの椅子に座ろうとしたら、平間が

「まて」というように手を挙げる。

「ちょっとまった・・・。HR中に居眠りしてた小林には

プチ罰ゲームとして、「メニュー係」と「衣装係」のやつ達に、伝令

をしてきてもらおう・・・!」

「そのとおり!!」

平間の声に呼応して、とびらが勢いよく開くと同時に背後から声がした。

声で大体の予想は、ついているが一応後ろをふりむいて見ると・・・

「ハルトは薄情にもせっかく!起きるのを待っていた

オレを無視し、オレを置いて一人でさっさと図工室に行きやがった!」

たけるは『せっかく』という所をやけに強調して一息で

話し終えると、一度息を吸って勝ちほこったような笑みを浮かべて

「まぁ、そのことは水に流すとして・・・とにかくHR中に寝てた

ハルトは伝令に行くべきだ!」

そう言うと、近くのイスに座るふりをして、さりげなく

オレの足をふみつけた。

(なにが「水に流す」だよ。怒ってるじゃないか・・・!!)

ぼくは大きくため息をついて、何を伝えに行くのか聞いた。

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