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Fairy song  作者: 時雨青葉
第5歩目 欠片
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悔恨の声


 目を閉じると、いつもこの声が木霊(こだま)する。



 呪いの始まりとなった、原初の記憶。

 そして、自分を縛る重たい鎖。



 それが、今もこうして―――





 どうして…?

 どうして、こんなことになってしまったの?



 愛してはいけないと知っていた。



 彼はあの人のもの。

 私が大好きな、あの人のものなのに。



 それなのに、愛してしまった。

 愛し合ってしまったの。



 でも、こんなことになるなら。

 全てを失うくらいなら。



 あなたと出会わなければよかった。





 私は、最初から一人でいればよかった―――……





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