偽りの笑顔
君はいつも笑顔を絶やさない
いつ君を見ても笑顔でいる
どうしてだろうか
いつだったか君に一度だけ
「いつも笑顔を絶やさないね」
と言ったことがあった
その時、君は「そうかな?」と言って
上手く流されてしまった
笑顔でいることはいい事なんだけど
彼女の笑顔はどこか寂しそうに
感じるのは僕だけなのかな?
ある日、僕は見てしまった
放課後誰もいない教室で
君は一人で声も上げずに
ただ静かに涙を流している姿を
僕はすぐに立ち去ろうとしたけど
やっぱりやめた
教室に入ると君は一瞬驚いたように
肩をビクッとさせたけど
僕の顔を見てすぐに笑顔を作った
やっぱり君は笑顔を絶やさない
どうやったら君の偽りの笑顔を
破ることができるのだろうか
君はやっぱり笑顔で
「あはは、変なとこ見られちゃったね」
なんて言ってくる
イラついた、怒鳴りたくなった
別に笑顔じゃなくてもいいじゃないかと
言ってしまいたかった
だけど、言えなかった
彼女にも何か事情があるのかもしれないと
思ってしまったらもう声が出なかった
その代わり体が動いた
気づいた時には君を抱き寄せていた
一瞬自分でも何をやっているのか分からなかったが
これで良かったのかもしれない
君は僕の腕の中で声を出しながら泣いていた
「私は笑顔でいなくちゃいけないのに」
と言いながら泣いていた
「笑顔じゃなくても誰も君を責めないよ」
なんて言ってみたけれど
君の事情を知っている訳ではないから分からないよ
「僕に全部話してみない?」
僕の言葉を聞いて涙がだいぶ止まってきた君は
僕の肩にうずめていた顔を上げた
「大丈夫、ありがとう」
その時の君の笑顔は今でも忘れられない
瞳を少し潤ませながら微笑む君の笑顔は
とても綺麗だと思ったから
今月は投稿が遅くなってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです……。
本当は3日に投稿しようと思っていたのですが、色々とやらなくてはいけないことが増えていき、気が付けば7月の後半になっていました( ;∀;)
しかも、17日に投稿する予定だったのに忘れていまい18日に投稿することにしましたm(__)m
本当に申し訳ありませんm(__)m
この話は少女verと少年verの2作品書きます。
今回は(作り笑顔の子が)少女verだったので、次回は少年verを書きます。
次回も7月中に投稿しますので、是非よろしければ見て頂けたらと思っております。
宜しくお願い致します。




