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こころの繭  作者: 飛鳥
6/15

『もう新堂こころって人間はこの世にいないのかもしれないわね』

 放課後。排気ガスを()き散らしながら大量の車が行き交う道路の隣を歩く。

 結局まゆは訳のわからないことを言っていただけで、具体的な理由についてはなに一つ話そうとしなかった。

 必要とされた。

 その言葉を強調していたのは、それが、まゆにとってなによりも大事だからだろう。

 ただ、必要なんて言葉を聞くとどうしても余計なこと。自分のことを思い出してしまう。

 必要とされている。そう思っていたのは自分だけで、あの女からすればどうでもいい存在だった。

 …………。

 思い出すだけでイラつく。寝言はさっさと忘れるか。

 そういえばあいつは、こころと会話出来るわけじゃないと言っていた。となれば、必要にされていると思っているのは自分だけで、裏切られることだって……。

 まあ、俺には関係ないか。

 次々に頭に沸いてきたどうでもいい考えを振り払い、あらためてかばんを担ぎなおす。

 そう。いくら境遇が自分に似ているといえ、二重人格なんて、あんな訳のわからない奴に関わる必要はない。せっかく都会で一人暮らしが出来るんだから、適当に遊んで適当に過ごす。やっかいごとにわざわざ首を突っ込む必要なんてない。

「あれ、そこの子。ひょっとして天城君じゃない?」

「あ?」

 突然名前を呼ばれて振り返ると、そこには真っ黒な薄い上着を羽織った見慣れない女が立っていた。右手に金の装飾品がなされた、いかにも高級そうなバッグを下げている。

「誰だあんた。前に会ったっけ?」

「うん、会ってる会ってる。この格好じゃわからないかな。ほら、病院でまゆちゃんを」

「……ひょっとして、あの時の医者? なんでこんな場所に」

「散歩してたら偶然君を見つけて。って、立ち話もなんだしそこの喫茶店にでも入ろうか。時間があれば、の話だけど」

「ガキ一人拉致(らち)するってんなら、コーヒーの一杯くらいおごってくれるんだろうな」

「ああ、それくらいなら構わないわよ。なんなら、監禁時間に応じて二杯、三杯って頼んでくれてもいいし」

「そんなにいらねえよ。何時間拉致ってる気だ」

 案内されるままに喫茶店に入り、そのまま店の奥へ。平日の夕方ということもあって客は多いが、テーブル席自体が多いからか人影はまばら。特に店の一番奥ともなると、近くのテーブルにはほとんど人が腰掛けていなかった。

「……偶然見つけたねえ」

 俺を喫茶店に連れ込んだ女が座った席には飲みかけのコーヒーカップが置かれていて、テーブル中央の灰皿にはタバコの吸殻(すいがら)が山盛りになっていた。

 注文を取りに来たウェイターに砂糖と生クリームは入らないと断った上でアメリカンコーヒーを注文し、かばんを席の隣に置く。

「子供のくせにブラックなんて、とんだませがきね」

「甘いの苦手なんだよ。人の味覚にいちいちケチつけんな。それで、学校近くの喫茶店で俺が現れるのを散々粘ったあげくに偶然見つけて、なんの用なんだよ」

「うん? 用事ってほどのものはないんだけど、その後の経過が気になってね。病院で、まゆちゃんから色々話は聞いているんでしょ」

「話って二重人格とかのことか? 別にたいして変わってねえよ。最初に聞かされたときは驚いたけど、訳のわからなかったあいつの行動が、ほんのちょっとわかるようになっただけだ」

「そっか、あんまり進展はなしか。それは残念。まゆちゃんの力になってあげてるとか、それぐらい言ってくれるのを期待してたんだけど」

「その言い方からすると、病院で口を滑らせたのはわざとか」

「わざとなんて人聞きが悪い。君のことをまゆちゃんはよく話題にしてたから、話のきっかけを作ってあげただけ」

 天然そうに見えて計算づく。そんな態度が、妙に鼻につく。

 いや、鼻につくのは態度じゃないか。

 仕草や喋り方。それら全てが一人の女を連想させて、だから気に入らないんだろう。

「そんな露骨(ろこつ)に嫌わないで欲しいな」

「あ?」

「顔に書いてあるよ、私のことが気に入らないって。天城君を騙してたのは悪いと思ってるけど、(きつね)に化かされたってことにしてほしいな」

 騙した騙されたなんてのはどうでもいい。気に入らないのはあの女に似ているからだが、理由を一から説明するのはめんどくさい。それにあの女のことを話題に出すなんて、それだけで反吐(へど)が出そうだった。

 ウェイターが運んできたアメリカンコーヒーを胃に流し込み、ざわつきかけていた腹の虫をしずめる。

「精神科かなにか知らないけど、あんた、ようはただの医者だろ。なんで一人の患者のためにそこまで気をやるんだよ」

「ただの医者じゃなくて精神科医なんだけど、うーん、気をやる理由ねぇ。

①実はまゆちゃんの母親  ② まゆちゃんが始めての患者だから

③ 死んだ娘に姿を重ねてる ④ まゆちゃんの症状が面白いから どれがいい?」

「……答える気ねえだろ。あほらし」

「む、ノリが悪いね。つまんない。まあ全部ウソなんだけど」

 そんなことを言いながら、精神科医の女はタバコに火をつける。今日何十本目のタバコか知らないが、医者なら少しは自分の健康にも気を使え。

「で、本当の理由はなんなんだよ」

「うーん、それは秘密。大人の女性には謎が付き物だし、それに、訳なんてわかるほうが珍しいでしょ」

『訳なんてわかるほうが珍しいから』

 不意に、まゆが以前に口にしていた言葉を思い出した。

「今の訳なんてってやつ、まゆも似たようなこと言ってたけど、ひょっとしてあんたからの受け売りか?」

「うん? ああ、受け売りって言えばそうなるかな。この言葉は、まゆちゃんが心の支えにしてる言葉だからね」

「どういう意味だ?」

「うん。説明すると長くなるんだけど、」

 タバコの先っぽを灰皿に押し付けると、精神科医の女はコーヒーカップをスプーンでくるくると回し始める。

「まゆちゃんはこころちゃんの中に生まれた二つ目の人格。それは知っているでしょ。解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)、つまり多重人格って言うのは本人にとって耐えられない状況。家庭内暴力や身近な人の死、いじめなどによって強い精神的ストレスを受けたとき、それを自分のことではないと思い込んで感情や記憶を切り離すことで生まれるの。ストレスの原因を思い出せなくすることで精神への負担を和らげる、自己防衛本能と言っていいかもしれないわね」

「そういうのは意味がわかんねえからいいよ。御託(ごたく)はいいから、要点だけを言ってくれ」

「んー、ようするに生まれた理由がわからない。まゆちゃんは、それに物凄い不安を感じていたってこと」

「生まれた理由?」

「そう。我思う故に我有りとかじゃなくて、単純に、どうして生まれたかわからないということね。まゆちゃんと一緒のクラスなら分かると思うけど、あの子、別に苛められているわけじゃないでしょ」

「ああ。少なくとも俺が見る限りそんな様子はなさそうだったな」

「家庭は円満。両親の仲が悪いわけでもないし、進学だの受験だのって口を()っぱくして言ってくるわけでもない。身近な人に突然の不幸があったわけでもない。でもこころちゃんは心を閉ざして、それと入れ替わるようにまゆちゃんが生まれた。普通の人だって自分の親が誰かわからなかったら怖いし、親と血が繋がってないなんてことになれば本当の親がどんなのか確認しようとするでしょう? でもあの子には確認するすべがない。唯一の手がかりであるこころちゃんとは話をすることも出来ないし、自分の境遇を誰かに打ち明けることも出来なかった。それで、精神異常者と思われるのを覚悟の上で私を頼ってきたというわけ。だから教えてあげたのよ。訳なんてわかるほうが珍しいって」

「その場しのぎのうえ、なんの解決にもならねえ言葉だな」

「まあね。でも、少なくともまゆちゃんはその言葉で自分を納得させることが出来たみたい。ちなみに天城君にはわかる? 女を食い物にしてるだけの男の子供を産もうと思った母親の気持ち。養育費を稼ぐために馬車馬みたいに働いて、そのままぽっくり逝っちゃった女の人の気持ち」

「わかんね」

「えっ?」

 俺の答えが意外だったのか、精神科医の女は口元に運びかけていたコーヒーカップをぴたりと止める。

「いろいろ綺麗事は思いつくけど、ほんとのとこは本人に直接聞かないとわかんねえよ。俺がどうこう言おうと、そんなの全部妄想だろ」

「ふーん。君も、なんだか面倒ごとを背負ってそうだね」

「あ? なんで」

 コーヒーカップをかちゃりと置いて、精神科医の女が俺の顔を覗きこんでくる。

「普通の人はそんな風に言わないからね。ちょっと心を開いたふりして可愛そうな身の上話をすると、私を励まそうと色んなことを言ってくる。適当に聞き流した後に顔を赤らめて笑ってやれば大抵はそれで落ちるから、後は貢がせ放題と。ああちなみに、両親は二人仲良く温泉旅行中だから、変な同情はしなくていいからね」

「完全に詐欺師じゃねえか」

「元よ、元。詐欺師からは足を洗ってる。それに顔が好みの人とは寝ることも少なくなかったから、一概に詐欺とは……っと、子供に言う話じゃなかったか」

「ああ。つぅか、そういう話は止めてくれ」

 適当に男と引っ付いて飽きたら別れて。目の前の女の姿が記憶の中の母親の姿に重なり、ぶつける場所もないのに強い苛立ちがこみ上がってくる。

「ん、こういう話は嫌いだった? 意外に純情……いや、違うか。その嫌がり方、誰かを連想しているとみた」

「…………」

「困ったとき、嫌なときはとりあえず相手を睨みつけて黙らせようとする。うんうん、すがすがしく(とが)っているね。よっぽど暖かい家庭で育ったと見える」

「これ以上あんたと話したくねえから帰っていいか?」

「まてまてまて、待ちなさいって。鞄を片手に席を立とうとしない。とにかくっ、他人を思いやったり心情を読み取ることに長けた私は、この能力を人のために役立てようと思って精神科医を目指してみたと。はい、私の話はこれでおしまい! それでまゆちゃんのことなんだけど、あの子を見てて変に思うことはない?」

「変? んなの多すぎてわかんねえよ」

「むう、もっともな意見」

「……おい医者。そこで肯定するのは問題だろ」

「それじゃあね、まゆちゃんが度を越えた自己犠牲の心を持っているのは知ってる? こころちゃんに自分の全てを(ささ)げているような」

「てめっ、無視かよ。まあいいや。で、自己犠牲だっけ? それはなんとなくわかるよ。自分がどう思われようと構わないけど、こころが変に思われるのだけは我慢ならない。あいつ、いつもそんな変なことばっか言ってるからな」

「変……そう、変なんだよね。明らかに」

「どういう意味だ?」

 精神科医の女の声が急に低くなったのがわかった。冗談やふざけたことばかり言っていた空気が一変、妙な重苦しさが周囲に圧し掛かる。

「多重人格というのは一つの肉体に複数の人格が宿ったわけではなく主人格。この場合こころちゃんになるんだけど、彼女の人格の一部分だけが独立しているってことなの。一人の人間が二つに別れた。でもそのどちらもが確かに生きている。だから多重人格者と接する場合私のような精神科医のほかに親や兄弟、友達といった身近な人たちが生まれた人格のことを認め、決して異常扱いしないことが重要なの。普通なら病院に通院させるだけでも一苦労。医師にかかるよう(すす)めるってことは、暗に異常者扱いしているってことだから」

「……待てよ。病院にはまゆが自分から進んで通院しだしたんだよな。それにあいつは自分の存在を周囲から必死に隠し続けてて、自分……いや、まゆって人格の存在を異常と認めてる」

「加えて言えばあの子は人格の結合、つまりこころちゃんと一つになることを何よりも望んでいるの。そのために自分という人格がなくなっても、最悪、死ぬことになっても構わないって」

「死んでもいい? 必要とされたから、だから私はここにいるって、あいつそう言ってたんだぜ? なのに死んでもいいって、それじゃ言ってることがあべこべじゃねえか」

「必要ではなくなる。不必要になる。それが何よりもこころちゃんのためになる。責任感が強くて人一倍頑固なところがあるから、自分の意思より、そういう想いを優先しているのかもね」

「…………」

「ただ、何よりも怖いのはまゆちゃんがそういう考えを持っていることじゃないの」

「妙な話を次から次に、まだなにかあるのかよ」

「ええ。むしろここからが本題かも。と言ってもここから先は全て私の想像。いえ、妄想と言っていいくらい根拠のないことだから、半信半疑で聞いていてね」

 そう前置きをして、精神科医の女は静かに話し出す。

「いい、天城君。さっきも言ったけど、多重人格は主人格の中の一部分だけが独立して、その結果複数の人格、複数の人間が生まれたということなの。言うなればまゆちゃんの性格や考え方は、こころちゃんが元々持っていた多面性の一部だけを切り取って、ものすごーく強調させたようなものなの。ちょうど、鉛筆をナイフで削って切っ先を鋭く尖らせたみたいにね。ということはまゆちゃんの考えと同じものをこころちゃんも持っていた。そう考えることは出来ない?」

「……あいつのぶっとんだ性格の元になる部分をこころって奴も持っていた。そういうことか?」

「うん。強弱の程度はわからないけど、まるっきりゼロではなかったと思う。で、そんなまゆちゃんが自分の消滅を望んでいる。こころちゃんのためにって名目があるとはいえ、少なくとも、消えること自体には何の恐怖も抱いていない」

「まさか、こころも同じ?」

 出来れば否定してほしかったが、精神科医の女はこくり、と静かに頷くだけだった。

「理由はわからないけどこころちゃんは自分が消えることを望んだ。でも自殺というやり方では周囲に迷惑がかかるから、自分の心だけを殺した。あるいは眠りについた。そうして両親や友達、周囲に迷惑がかからないようにまゆちゃんという人格を作り上げた。人為的にそんなことが出来るかどうかはわからないけど、とりあえず、出来たという前提で話を進めるわね」

 聞いているだけで頭がどうにかなりそうだった。怪談話やホラー映画の怖さとは全く違う、身体の内側を駆け上がってくる言い表しようのない怖さ。息苦しくて、思わず大きく息を吸い込む。肺の中が一杯になったみたいで、なんだかひどく胸が痛い。

「生まれた理由も自分が誰かもわからない。不安と恐怖に押し潰されそうな心をなんとか支えながら、まゆちゃんはこころちゃんを演じ続けていた。いえ、今も演じ続けている。まゆちゃんが自分の消滅を望んでいる理由はたぶん、死ぬことが、消えることが(こら)えきれないほどの不安から開放される唯一の方法と信じているから。でもまゆちゃんの望み、こころちゃんとの人格結合が果たされることはない。なぜなら――」

「こころのほうには、結合するつもりがないから」

「ご名答。あるいは、もう新堂こころって人間はこの世にいないのかもしれないわね。肉体的ではなく、精神的な意味でだけど」

 生きているのに死んでいる。当たり前にそこにいるのに、本当は存在していない。

 そう考えると、まゆのやっていることがとたんに馬鹿馬鹿しく思えてきた。死に絶えたサナギを必死に守るまゆ、(まゆ)。周囲から、世界から自分を遮断して、ただただ、サナギが成虫になるのを待ち続けている。

「いずれにせよ、まゆちゃんはこころちゃんも自分と同じように人格結合を望んでいると信じている。だからこころちゃんが目を覚ますその日まで、こころちゃんの代わりを務めようと頑張り続けてる。でも、もしもこころちゃんが結合を望んでいないことに気づいたら、あの子はどうなると思う?」

 こころのため。そう思ってあいつは日々を生き続けている。でも自分のやってることがこころのためにならないと気づいたら、こころがいないと気づいたら……。

「そんなの考えるまでもねえだろ。代わりを務める必要がないってわかれば、あとは自分の望みを叶えるだけだ」

「そういうこと。あの子はこころちゃんほど器用じゃないから三人目なんて作れないだろうし、周囲に必要以上に気を使うタイプでもないから、直接的な手に出ると思う。あの子の決断力と行動力は並外れているから、思い立ったが吉日」

 そういえば、あいつは普段からナイフを持ち歩いているようだった。なんでそんなものをと思ってたけど……。

 はぁっと深いため息。コーヒーをおごってくれるって言うから来てやったのに、なんだかとんでもない話に巻き込まれたものだ。いや、巻き込まれてたのは元からか。

 それでも、知らないままならずいぶん気楽だったはずなのに。

「で、俺はどうしてりゃいいんだよ」

「んー、特別何かをやる必要はないから、今まで通りまゆちゃんと接してればいいかな」

「今までと同じでいいならこんなヘビーな話聞かせんじゃねえよ。今のを聞いて普段どおりって、なにげにすげぇきついぜ」

「うん、ごめんね。どうしようか迷ったんだけど、天城君のためにもこころのためにも、包み隠さず本当のことを話してあげたほうがいいと思ったから。あの子、最近君のことをよく話してくれるんだ。そのときの表情がとっても楽しそうで、嬉しそうで、だから見ている私のほうも嬉しくて」

「嘘だろ」

「えっ?」

「最初に言ってた四択、全部嘘だって言ってたけど」

「……天城君。君、ドラマの見すぎじゃない?」

「あ?」

「馬鹿みたいだってこと。私の話なんて全部嘘に決まってるでしょ。悪かったわね、おばさんのくだらない妄想話に付き合わせちゃって」

「大丈夫。あんたの言うことなんて信じてねえよ」

「そう。ならよかった。それじゃあ天城君、ここ……まゆちゃんのことをお願いね。あの子は何にも知らないだろうから。くだらないことなんて、なんにも」

 そう言って、精神科医の女が深々と頭を下げてくる。馬鹿だと思った。

 患者一人を救うためにここまで熱心になるなんて、本当に馬鹿げてる。

「コーヒー、二杯目貰うぞ。まゆに対する口止め料ぐらい貰っとかねえと、割りにあわねえからな」



 

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