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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第二章 TS賢者は魔法学校へ行くっ!
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空の上のパーティー会場っ!


【7月23日 午前5時】


「んんんー····· ねむ····· 散歩してこよ」


 昨日の疲れがまだ残っている私は、なんとかフラフラと起き上がると新鮮な朝日を浴びるため、Tシャツと短パンに着替えて寮の外へ散歩をしに出かけた(脱走した)



「はぁ、朝の空気が美味しいや·····」


 私はこの前ウナギを捕獲した沢沿いで新鮮な空気と朝日を浴びながらジョギングをしている。


 最近は甘い物とか美味しいものをバクバク食べてるのに運動をしてなかったので太りそうだったし、今日も沢山食べる予定だから目覚まし代わりに運動に来ているのだ。


「よし!今日はここまで!」


 朝とはいえ流石に夏だから気温も高く、私は汗だくになってしまった。

 全身が汗でぺとぺとして気持ち悪い·····


 ·····そういえば、この沢の水ってめっちゃくちゃ綺麗で、普通に飲んでる人もいるのよね。

 たぶん生で飲んじゃダメな気がするけど。


「あっ、冷たい····· はぁ気持ちいい·····」


 私は靴を脱いで沢の中に足を入れて涼み、手で水を掬ってパシャパシャと顔に掛けて顔を洗った。


 あぁ、冷たい水で目が覚める·····


「·····どうせなら入っちゃおっかな!」


 私は沢の中に入ると、服が濡れるのも躊躇わずに寝転んだ。


「んひぁぁぁぁぁ····· きもちいいぃぃ·····」


 冷たい沢の水が、火照った私の身体を冷やしてくれてとても気持ちいい。

 はぁ、夏ってサイコー·····



 その後、身体の火照りが取れるまで沢の中でダラダラして、ある程度したら沢から出て、ゲートをくぐって脱衣場ではなくお風呂場に行って、そこで服を脱いでシャワーを浴びて、身体をしっかり拭いてから私は『秘密基地』へと向かった。



 ·····服を着るのを忘れたまま『秘密基地』に行っちゃったせいで、フィーロ君に早めの誕生日プレゼントをしてしまったけど気にしない。


 私は過去を振り返らない女なのだから。



 今日の誕生日パーティーは12時から始まる予定なので、着替えが終わった私はアキさんと共にパーティー会場の最終チェックと料理の運搬をしている。


「アキさーん!そっちの飾りもうちょい下!」


「どうでしょうか?」


「OK!」


 よし、こんな感じでOKかな?


 飾りや盛り付けの細かい調整を行い、食器類を並べて準備が完了した。


 実はパーティー会場は前回とは違う部屋で、私とアキさんだけで飾り付けもしたから完全サプライズな感じになるだろう。


 ふへへ、みんなが驚く顔が楽しみだなぁ·····



【7月23日 11:57】


 私は天使の服を着て『天使族なりきりセット』と『エンジェル・ハイロゥ』を発動して天使モードになると、こっそりと『秘密基地』の様子を伺う。


「おっ!みんな集まってる!」


 みんなに「新しくドアが増えてるから、12時までにドアの前で集合」と伝えておいたから、みんなちゃんと扉の前に集まっていた。


 んっふっふ·····


 あと3分·····



【7月23日 11:59】


 よし、もうすぐ約束の時間だ。


 最終チェック!

 光量調整OK、紫外線遮断OK、放射線類遮断OK、気圧OK、気温OK、重力OK·····


「アキさん大丈夫?生存できるレベルになってる?」


「はい、地上と変わりありません」


 アキさんチェックOK!


 あとはドームを構築する魔導コランダムの色を黒に変えて·····


「じゃあみんなを呼ぶね!」


「承知致しました、ではソフィ様お楽しみ下さい」


「うん!」


 私は1番大きいガラスドームに作った特設パーティー会場の端に作った、豪華に装飾した門を『ディメンションルーム』と繋げて·····



【7月23日 12:00】


 私はゲートをくぐってみんなの所にやってくると、いつもとは違う丁寧な口調に変えて、天へと導く天使の演技を始めた。


「お待たせしました、これより皆様を空の彼方にあるパーティー会場へご招待させて頂きます、それではフィーロ様、ウナ様、エスコートさせて頂きます」


 私はゲートからディメンションルームに入ると、みんなの前でお辞儀をして、先頭に居たフィーロ君とウナちゃんの手を取り、ゲートへと案内した。


「どこだろ····· もしかして天国かな!?」

「·····」(緊張中)


「ソフィが堂々と『私に任せて!』と言うほどだもの、相当凄いに決まってるわ」


「ほんとにソフィちゃん?しゃべり方が変だよ?」


「ウナよ、アレは演技じゃから心配する必要は無い、どうせスグにボロが出るのじゃ」


\カチンッ/

「っっ、·····ふふっ、では皆様も私に付いてきて下さい」


 エビちゃんの言う通り、私は演技にボロが出ないよう気を付けながら·····カチンと来てエビちゃんに怒鳴りかけたのを我慢しながら、みんなをゲートの中に呼び込んだ。



 ゲートをくぐった先にある空間は、さっき私が遮光状態にしたので完全に真っ暗だ。


 まぁ、私の目にはしっかりと何処に何があるか丸見えなんだけどねっ!

 詳しい仕組みは省略するけど、私の目は空間の中の魔力も見れるので、光が無くとも魔力を見れば空間を把握できるのだ。


「では皆様、そこから動かないようお願いします」


『『はーーい!』』


 パーティー会場の中心まで行くと、天使状態を解除してみんなの方を振り返って準備OK!


 私はドームの遮光状態を解除すると、ドームの中に光が入るようになった事でパーティー会場の全貌が見えるようになった。


 ついでに私もいつものモードだ。


「ようこそみんな!山より雲より高い場所へ!ここは夜空に浮かび私たちを優しく照らす衛星、月に作った私の『月面基地』だよっ☆ 」


『『おおおおおおー!!!』』


 そう、今回のパーティー会場は先日作ったばかりの月面基地なのだ!!


名前:ソフィ・シュテイン

年齢:6才

ひと言コメント

「んふふ····· この日のためにめちゃくちゃ頑張ったんだよ!」


名前:アルム

年齢:7才

ひと言コメント

「めちゃくちゃいい匂いする!」


名前:フィーロ

年齢:7才

ひと言コメント

「すごい····· これが月·····」


名前:グラちゃん

年齢:6才

ひと言コメント

「もしかして、私ってなかよし組の中で1番年下なのかしら·····?」


名前:ウナちゃん

年齢:6才

ひと言コメント

「あ、あれは·····霊峰ぷりんだー!!お宝は月にあったんだ!!」


名前:エビちゃん

年齢:7才

ひと言コメント

「ちなみにワシの好物はエビじゃなくてカニなのじゃ、·····というかワシ、誕生日祝いされておらんのじゃが?」


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