夏休み1日目から大騒ぎっ!
「·····んんんんんっ!!!んはぁ、よく寝た」
まだあたまがおきてない。
·····あ、がっこういかなきゃ。
ぱじゃまぬいで、せーふくだしてきがえて、ばっくせおってがっこーにしゅっぱーつ!
わたしはわたしのへやからそとにでる。
◇
「あえ?みんながっこーいかないの?さぼり?」
「·····え?夏休みでしょ?」
「あっ、これソフィちゃんも寝ぼけてる」
「そうね、こんな事になってるのは珍しいわ」
「ソフィちゃんねぼけてる!かわいー!」
「ぷっ、ぶはははははっ!!あ、アホなのじゃ!ソフィがアホやっとるのじゃ!ひーお腹痛いのじゃw」
「んえ?」
みんなちこくしちゃうよ?
わたしさきにいっちゃうからね〜
んへへ、きょうのおひるはなににしよっかな〜
「ちょ!ソフィちゃん!みんなソフィちゃん止めて!このままだと学校行っちゃう!」
「止まれー!!」
「うっ!?ソフィってチカラ強っ!」
「ああぁぁぁぁぁ····· 引きずられるぅ·····」
「ほれ水持ってきたのじゃ、頭から掛けてやるから目を覚ませ」
バシャッ
「ちべたっ!?もー!!エビちゃんなにすんの!濡れちゃったじゃん!乾かすの大変なんだよ!?はぁ、夏休み初日から最悪····· だ·····」
·····
·····
夏休み?
·····
ぼふっ
「〜〜〜〜ッ!!!」
「あっ、顔が真っ赤になった」
「恥ずかしかったんじゃない?」
「控えめに言ってアホね」
「つめたそー·····」
「んははははははっ!ヤバい、息が出来ぬっ、しぬっ、面白すぎるんじゃ、ひーっひーっ、た、助け、ホントに死にそうじゃwww」
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁあ!!!」
うわぁぁぁああんっ!
初日からやらかしたぁぁあ!!
わたしきがえるぅぅうううっ!!!
ゴッ!
「あいたっ!?」
「んぶっw」
「うわっ痛そっ」
「·····(必死に笑いを堪えてる)」
「あはははっ!ソフィちゃんドアにぶつかってる!」
「かひゅーかひゅー·····(呼吸困難で倒れた)」
「ああー!!もうやだー!!おふろはいりゅー!!」
わたしのへやのドアに激突したわたしは、なきながら服をぬぎながらお風呂にむかって走っていった。
「ちょ!?ソフィちゃん僕のいる前で脱がないでよー!!」
◇
「·····ところでさ、エビちゃん爆笑してたけど、今朝エビちゃんもやってたでしょ?」
「·····しらんのじゃ★」
「うわぁ酷い····· 自分の事は棚に上げて人の事わらってる·····」
そう実はこの魔王、たった十数分前にソフィと全く同じことをしていたのだ。
寝ぼけて学校に行こうとして、ここにいた全員で止めてなんとか阻止したという本当に完全に同じことをしていたのに、それを棚に上げてソフィのことをバカにするあたりさすが魔王だ。
◇
「·····忘れて?」
「やだ」
「うっうっうっ····· みんな酷い·····」
お風呂から上がって制服を干して私服に着替えた私は、みんなの所に戻ってきた。
·····戻ってきてもまだみんな笑ってた。
「はーおっかし、エビちゃんとソフィちゃんの2人も同じことやるなんてっ」
「やめて、思い出し笑いしちゃうわ」
「ほんと2人ともにてるよねー」
「やめっ!それを言うたらソフィに····· あっ!」
·····まって、エビちゃんも同じことを?
「·····えーびーちゃーんー?自分もやったのにわたしの事笑ったの?水かけたの?」
「そ、それはじゃな、ワシと同じ恥をかかないようワシの親切心からでな·····」
「はぁ!朝から冷たい水を被るのはさっぱりしたなー!気持ちよかったなー!」
「お、おい、ソフィその『ウォーターボール』はなんじゃ?こ、氷が浮いとるではないか·····凄まじい冷気も出とるんじゃが?まっ、まさかワシに·····」
「親切心だよっ☆」
「ひ、ヒギャァァァアアアッ★」
氷水を全身に浴びたエビちゃんは大急ぎでお風呂場に走って行った。
ざまあみろ!
◇
着替えを持たずにお風呂場に行ったエビちゃんが全裸で戻ってきてフィーロ君が発狂するという些細なトラブルは起きたが、無事に揃った私たち『なかよし組』は夏休みの予定を決める会議を始めた。
「それじゃ、気を取り直して夏休みの予定をきめるよ!みんなはなんか案ある?」
「はいっ!ワタシは夏限定のスイーツたべたい!」
「僕は特にないけど、川とかで遊びたいな」
「私は····· 特にないわね、まぁ夏が旬の物でも食べられたらいいわ」
「わたしは暑いからでたくなーい·····」
「ワシもウナと同意見じゃ、暑いからあまり外に出たくないのじゃ、じゃから家の中で何かしたいのじゃ」
「私は1人でふらっと街の外に行って探索したりしよっかなーと思ってたから、自由行動の時間もほしいな」
うーん、三者三様、十人十色って感じかぁ·····
とりあえずフィーロ君とアルムちゃんの意見は採用確定、ウナちゃん&エビちゃんの意見もとりあえず採用。
·····だけど、これ以上意見が出てこなかった。
なんでもできるって言われたら逆に思いつかなくなっちゃうのあるあるだよね!
「·····特に思いつかないなら、その場で思いついた事をやるってことでいい?」
『『さんせーい!』』
「よし!じゃあ街に夏限定メニューでも探しにいこっか!じゃあ着替えてしゅっぱーつ!!」
『『おーー!』』
こうして、私たちの騒がしい夏が始まった。
後書き】
名前:ソフィ・シュテイン
年齢:6才
ひと言コメント
「普通にめっちゃ恥ずかしかった」
名前:アルム
年齢:7才
ひと言コメント
「ソフィちゃんの性格がよくわかんない、たまに大人っぽいけど悪ガキっぽかったり女の子っぽかったり·····」
名前:フィーロ
年齢:6才
ひと言コメント
「どうでもいいからちゃんと服を着て欲しい」
名前:グラちゃん
年齢:6才
ひと言コメント
「今日は何を食べようかしら」
名前:ウナちゃん
名前:6才
ひと言コメント
「外あついから苦手〜」
名前:エビちゃん
名前:7才
ひと言コメント
「うう····· 氷水を掛けるのはやりすぎなのじゃ·····」




