『がんばれ!まおうちゃん!』
第3話 いんがおうほう
ドラゴンさんに殴られたまおうちゃんは、にんげんの町へとおっこちてしまいました。
そして、まおうちゃんはたまたま、まどが空いていたとある寮のへやにはいってしまいました。
「ぶべっ!?あいたたた·····」
とびこんだ部屋でたちあがったまおうちゃんは、へやの中をみわたしてだれかいないかさがしますが、だれもいませんでした。
「ふむ?生活感が無いへやなのじゃ、だれか住んでいるんじゃろうか?」
まおうちゃんは、部屋をみてまわります、するとクローゼットのなかにふくがありました。
まおうちゃんは服をきていません、すっぽんぽんです。
まおうちゃんはなんと、クローゼットからふくをひとつぬすんでしまいまひた。
ぬすむのは悪いことですが、まおうちゃんはとても悪い子なのでやってしまいました。
さらに、まおうちゃんはパンツもさがします。
だけど·····
「むっ?ここの住人は女子か····· むっ!?パンツが無い?まさかノーパンで過ごしておるのか!?」
なんと、パンツがクローゼットに入っていないのです、これにはまおうちゃんもおどろきました。
まおうちゃんは男の子だったはずなのに、いまでは女の子です。
だからおまたがスースーするのはにがてです、なのでがんばってパンツがないかクローゼットをさがします。
でも、ひきだしの中もぜんぶ外にだして、パンツをさがしますがどこにもありません。
「ええい!パンツ代わりになる物は無いのか!!」
まおうちゃんがおこったそのとき·····
◇
私は寮の部屋に何者かが侵入したという警告を聞いたのでゲートから自分の部屋を覗き込むと·····
部屋が半端じゃなく散らかっていた。
私の部屋は普段は全く使わないので生活感が無いほど綺麗にしてあるのだが、今日は泥棒が入ったのかというほど散らばっていた。
もちろん私のせいではない。
犯人はこの部屋の中で最も散らばっている所の中心でモゾモゾしていた。
『Ganaq!maps nzto moqpnn nopivf!!!』
綺麗な銀髪ロングの薄めな褐色肌で全裸の少女が聞いたことも無いような言語で叫び、キレ散らかしながら地団駄を踏んでいた。
その部屋、私は使ってないけど極力綺麗にしようと毎日毎日掃除してちゃんと服も畳んでしまってるんだけど?
ブチッ
私は部屋が濡れるのも厭わず自分の部屋に入り、少女の元へと向かって歩いて側までいくと·····
「ねえ、何してるの?」
『gJew?FgiplNZthjCthulhu!Lyapppp!FvCtyyu!!?』
ばったーん!!
女の子に声をかけると、私の方へ振り返った瞬間錯乱してカニみたいに泡を吹いて気絶してしまった。
やべっ、もしかして·····
私も振り返ると·····
『Vlbvooo♪』
『テケリ・リ!』
クトゥさんとショゴっちがゲートから部屋を覗き込んでいた。
というか私も『絶淵の奈落姫』使ってるし、狂気付与の効果切ってなかったわ。
·····そりゃ気絶するよね。
ん?むしろヤバいヤツら直視して気絶で済んだこの子、凄いな·····
普通は発狂して死ぬはずなんだけどなぁ·····
まぁ、女の子としてあるまじき姿で大開脚で気絶してるせいで色々見えてるから片付けたら布でも巻いてあげるかな。
その後外に捨てるけど。
「あっ!みんなそろそろ帰ってー、また呼ぶときはよろしくー!」
『Vhorrr』
『テケリー!』
みんなに声を掛けると、みんなは私に手を振ってどこかに帰っていった。
·····さて、この子どうしよ?
◇
まおうちゃんがクローゼットをあらしていると、だれかにこえをかけられました。
『Ne?Nnistrn?』
「だれじゃ?パンツはどこじゃクトゥっ!?ひみゃぁぁぁあ!?!?ぴぅむぇあーー!?!?!?」
そのほうこうをみると、へんなティアラをつけたふしぎなふくをきた、ぬれたおんなのこがいました。
ですがそのうしろには、不気味なゲートから覗く不気味な怪物共が魔王の方を凝視し、冥い暗い昏い海の底に誘う冥府の呼び声が聞こえてくるようだ。
2体の怪物、頭から触手を生やし不気味な黄金に輝く瞳をもつ怪物、真っ黒い粘性体の全身にある目でワシを見つめる者。
それらがワシをじっと見つめている。
アイツらはヤバい、逃げなければワシはすぐに殺されるだろう。
だが逃げられない、彼らに目を付けられたら逃げる事は不可能だ、全盛期なら無事では済まないが逃げ切れただろうが、今は無理だ。
あぁ、彼らがワシを見つめている。
ワシははま魔王おう魔わしままままおまおまわれは彼ららはしししし深深深深淵の神々神神神カミカミでありりりりわしはあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ
そこでワシは意識を失った。
◇
どーしよっかなこの子、褐色肌だし言語も違ったからどこか別の国からやってきたと思·····
「ん?ツノ?」
この子、頭から黒と紫のツノが生えてるぞ?
はっはーん?
さては悪魔っ娘だな?
いや、そういえばこの世界って魔族が居るはずだ。
この子も魔族なのかな?
「魔力感知!ってうわっ!?なんだこれっ!?」
魔力眼で気絶した女の子を見てみると、心臓のあたりに魔力の塊があった。
別にそれだけなら人間にもあるがこの子のは人間の物とは違う、魔物特有の魔力器官『魔石』に近い物が心臓付近にあるのだ、しかも魔力も今まで感じたことが無いほど強力で邪悪で濃密な魔力だ。
·····この子、只者じゃないz
「ソフィちゃん退きなさい!!灼熱の豪炎よ焼き尽くせ『インフェルノ』!!」
突然誰かが窓から飛び込んできて、強力な火属性魔法を私と少女目掛けて放ってきた。
名前:ソフィ・シュテイン
年齢:6才
ひと言コメント
「うわっ、面倒事の予感·····」
名前:???
年齢:???
ひと言コメント
『Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn!!!』




