やっぱり寝る子は育つっ!
これは『イビルディアー』事件から数日が経ったある日の学校での出来事·····
◇
「ほら!ソフィちゃん早く!今日は錬金術の授業だよっ!早く行こうよ!」
「うげぇ····· めんどっちぃ·····」
「ソフィちゃんだらしないよ!ほら行くよ!」
「うぁー·····」
私はフィーロ君とアルムちゃんに引きずられ、途中でグラちゃんとウナちゃんも加わり、結局なかよし組全員で錬金術の授業が行われる『錬金室』に連れて行かれた。
◇
「あぅぁー·····」
「ソフィちゃんついたよ!早く起きて!」
「どうしちゃったんだろ·····」
気にしないでぇ·····
わたし、徹夜したからねむいのぉ·····
◇ 長いので回想は割愛してもいいのよ? ◇
〜回想〜
「うーん····· 瑞穂の里の家、いい感じなんだけど何か足りない·····」
私はお風呂上がりに『瑞穂の里』にやって来て、縁側で夜空を眺めながらのんびりしていた。
·····のだが、何か家が気に入らなかった。
そう、前にテンションで作った時は気が付かなかった事が沢山あったのだ。
「まずは囲炉裏!」
問題点 1
囲炉裏がダサい。
その理由は単純で、まだ囲炉裏の中に灰が無いし、木炭も無いし、自在鉤も無い。
つまりただの四角い凹みがあるだけなのだ。
私は1時間掛けて自在鉤や鉄鍋や五徳や灰均しや火箸を作り、魔法で木炭や灰も作成した·····
が、問題発生、魚を焼くための串がうまく刺さらないし灰がめっちゃ飛ぶ。
そよ風で全身に灰を浴びてお風呂に入り直す羽目になった。
それに更に1時間を掛けて問題を解決、串を刺すための台を作成し、木灰ではなく灰っぽい細かい砂を使う事で灰が飛ぶのを抑える事に成功した。
ここまで2時間
問題点2 お風呂場
というかここにお風呂場が無い。
どうせこんなに良い景色なら大自然の中でお風呂に入りたいが、露天風呂って感じでもない。
いろいろ考え抜いた末にたどり着いたのは、ドラム缶風呂だった。
まずはドラム缶を作るために、ちょっとフシ町の鉱山に転移してきて、工学と鉱物魔法で山から鉄鉱石を頂戴しにきた。
しかし鉄だけで作るとすぐに錆びてしまう可能性があったのでクロムを含む『クロム鉄鉱』も地下深くから採取して『ディメンションルーム』へ戻り、火属性魔法でドロドロに溶かしたあと、鉄とクロムと余分な金属に分離、このうちクロムを11%で鉄に混ぜる事で、比率がうろ覚えだから合ってるか不明だけど『ステンレス』がたぶん完成する。
このステンレスを鉄板にして、鉄板から私が入って余裕が出来るくらいの円盤状のパーツを切り取り、再び工学魔法でコネコネして鉄板にしたら今度は丁度いいサイズにカット、円盤の周囲に巻き付けて途中で2箇所くらい出っ張りをつけて、端っこはクルッと丸めて怪我をしないようにして溶接してドラム缶が完成、これをもう1つ大きいサイズで両側に蓋をして作ったそれを1/3あたりで側面のみ縦にカット、ドラム缶を横倒しにして開いた所を上にして切断面を丸めて、不安定なので下に台座をつけて2つ目の横倒し式ドラム缶風呂完成。
次に熱した時に熱くないよう足元に敷くすのこを·····
〜長いので割愛〜
そして完成した縦式ドラム缶風呂に浸かり夜景をみながら次の作業に入る。
ここまでで5時間経過
◇
問題点 3
家の古びた感じが足りない。
これが1番の問題点、私の家は出来たばかりで新築感が半端ない。
私の理想は築50年くらいの古びた感じなので、魔法で色々やって何とか理想の古びた感じにした。
ここまで6時間半
◇
問題点は解決したが、アドレナリンがドバドバと出ていた私はグラちゃんとウナちゃんの部屋の増設もしてしまった。
設置場所は『秘密基地』の私たちの部屋のドアがある左側の壁だ。
だがサイズ的に置けなかったので秘密基地自体を拡張して縦長な部屋にする。
そして2人の部屋のドアをつくる。
配置は
ウナ、フィーロ、私、アルム、グラ
にしておいた。
次に内装だが、2人の部屋も大きめに作成というかフィーロ君とアルムちゃんの部屋と同じ構造で作成して、内装なども少し凝った作りにしておいた。
ついでに改良を加えてたのでアルムちゃんとフィーロ君の部屋にもこっそり改造を加えて完成。
ちなみにフィーロ君の部屋は結構手が加えれてて、なかなか男心をくすぐるような感じになっていて、アルムちゃんの部屋は可愛らしい女の子っぽい部屋になっていた。
8時間経過
◇
もうテンション爆上がりの私は、『秘密基地』に窓を作って擬似的に外が見えるようにしておいた。
場所はこの盆地の山の中にしておいた。
その方が秘密基地っぽいからね☆
そしてそれに合わせ窓のデザインを作って、完成した窓から外を覗くと·····
「清々しい朝だー!!·····朝?」
9時間経過
時刻 午前6時12分
「·····やっべ、徹夜しちゃった☆」
◇
〜回想終了〜
っていう事があったから、私はすごくねむいの·····
「おやしゅみぃ·····」
『喝ッ!!』
「ひでぶっ!?」
うぅ·····
ねようとしたら、せんせーに頭なぐられた·····
ぼーりょくはんたい·····
「おきますやぁ·····」
「起きなさいっ!!」
「そげぶっ!?」
わたし、すっごくねむいよぉ·····
うぅ、おふとんどこぉ?
あっ、だきまくらあったぁ·····
「おふとん·····おやしゅみなさい·····」
「ちょ!?ソフィちゃん僕に抱き着かないで!!?」
「ダメ!!」
「あべしっ!!?」
う〜ん、こうなったりゃ〜
わたし〜おくのてつかっちゃうよ〜?
『しゅゆ』はつど〜
「すや·····
◇
◇
◇
◇
んっ、トイレ·····
◇
◇
◇
◇
あいッだだだだだだ!?!?!?
ツった!!腰がっ!足がっ腕がっお尻がっ首がっ!
あばばばばばっっ!?!?!?
◇
◇
おはようございます先生」
「起きなさ····· 起きた!?」
魔力を億単位で使ったせいで多少気持ち悪いが、グッスリ熟睡出来たので問題ない。
私の特性で寝ている間のみ魔力の回復力が爆発的に増加するのと、伝説のパンツの効果も加わり、無茶な『須臾』の使い方でも快適に目覚めるまで魔力切れになることは無かったようだ。
·····たぶん20時間は寝ちゃったかな?
しかもその間、机に突っ伏して寝ちゃったので起きたら全身がバッキバキになっていたのでマジで死ぬかとおもった。
全身の筋肉を治癒して、顔についた変な跡が消えるまでの時間も含めると、私は21時間近くほぼ時を止めてたのか·····
·····ちらっとステータス確認。
◇
名前:ソフィ・シュテイン
年齢: 6才
性別:女
Lv:13
HP:57
MP:450000000(+784000000000)
(4億5000万+7840億)
物攻:15
魔攻:最低値:1 最高値:error!error!error!
防御:3
魔防:∞
器用:246
速さ:9
スキル:3
称号:
『死を越えし者』
『異世界転生者』
『美少女賢者(の予定)』
『女神を思い出し笑いで殺し掛けた女』
『おパンツ大好き♡』
『蛮勇』
『見た?』
『危ない女』
『懲りない女』
『深淵を覗く者』
『ドジっ娘』
『嘘つき』
『魔性の女』←New!!
『ラッキーガール』←New!!
『痴女疑惑』←New!!
『天災少女』←New!!
◇
よ、よんおくごせんまん·····?
ちょっと目が疲れちゃったかな?
ゴシゴシ
·····4億5000万?
うん、まだ寝足りないみたいだ、おやすみなさい·····
「寝るなぁぁああ!!!」ベチコンッ!!
「マンゴスチンッ!!?」
((マンゴスチン·····?))
「ソフィちゃん」
「はい」
「説教部屋」
「はい·····」
どうして·····
名前:ソフィ・シュテイン
年齢:6才
ひと言コメント
「·····魔力を大量に使ったらMPが増えるのは知ってたけど、こんなに増えるとは思ってなかった」
名前:アルム
年齢:6才
ひと言コメント
「マンゴスチンって何?」
名前:フィーロ
年齢:6才
ひと言コメント
「何が起きたかよくわかんなかったけど、どうせソフィちゃんはまた自業自得で叩かれたんだと思う」
名前:グラちゃん(グラシアル・ド・ウィザール)
年齢:6才
ひと言コメント
「まったく、何回説教部屋に連行されたら懲りるのかしら·····」
名前:ウナちゃん(ウナ・ウェア・ラ・サークレット)
年齢:6才
ひと言コメント
「わたしも眠かったけど、ソフィちゃんみてたら眠くなくなった」




