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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第四章 TS賢者は世界を往くっ!
344/366

日本最高最速で西へ!!



 まもなく、19番線に、14時27分発、こだま733号、名古屋行きが参ります

 自由席は·····


 ゴォォォオオオオオ!!!



『『··········!!?』』


「おーキタキタ、んーやっぱり新幹線はカッコイイなぁ」


「穂乃花っち、私らはどこ座るよ」

「うーん?私は慣れてるし通路側かなぁ、それよりアッチのみんなの反応みたくなーい?」



 という訳で、私たちは改札を通り抜け·····


 ·····るまでにすったもんだのてんやわんやがあったんだけど、新幹線ホームへとやって来ていた。


 大変だった·····

 切符を発券する間にみんなどっか行くし、お弁当買うのにめっちゃ時間かかって、女子はスウィーツも買いに行ってハチャメチャに時間かかって·····



「ね、ねぇソフィちゃん、·····ソフィちゃんソフィちゃん!!!何これ!!?!?!!?!?!」

「す、凄いのじゃ!!!!乗り物なんじゃよなこれ!?壁が動いとるのじゃ!!ていうか16両編成とか言うたか!?なっっっが!!!」

「先頭!先頭みたい!!なにあの流線型の長い形!!」


「い、いまの、みた·····?馬車よりめちゃくちゃ早かった·····」

「え、えぇ····· 凄まじい速度ね····· 信じられないわ」

「·····(放心中)」

「おとがうるさい·····」


「んー、リクライニングしてねよっかな」


「さてさて、整列乗車にでも協力しましょっかね」

「おっ?そういやこだま乗るの何気に初かも?」



 そして新幹線の到着から少し遅れて、みんなが大興奮し始めた。

 真っ白に艷めく流線型の巨大な車体が入線する様子には、流石の女子組も驚いて固まってしまうほどの迫力があった。



 で、みんなが一気に私の方を振り返った。


 ·····まだ車内清掃に時間かかるだろうし、その間に説明しよっかな。


「これは新幹線、日本最速の陸上交通手段でここから遠く離れた1000km先の博多まで繋ぐ、日本が世界に誇る公共交通機関だよ!ちなみにこれ1つで一度に1300人も人を運べるし·····」


 間もなく16番線に、のぞみ37号、博多行きが·····

 間もなく22番線に、とき301号、新潟行きが·····

 間もなく20番線から、はやぶさ11号 新函館北斗行きと、こまち7号 秋田行きが·····



「·····毎日ほぼ一日中ずっとこの頻度で新幹線が来るのよ、だから1日あたりの最大輸送力はこの東海道新幹線だけで35万人、全部含めたら70万人を超える日本の大動脈だよ!」


\ドアが開きます、ご注意ください/


『『おおおおお!!!』』


「んじゃ早速のろっか、みんな早く行くよーじゃないと置いてかれるからね!」



 そして私たちは新幹線へと乗り込んだ。





「す」

「す?」


「すごーい!!めちゃくちゃ広い!!」

「こらアルムちゃん、車内ではなるべく静かに」


「あっ、ごめん·····」


「まぁ仕方ないけどね、そんじゃ私達はこのあたりの席占拠させてもらおうかなっと!」


 私は前の方の座席2列を確保すると、早速とある事を始めた。


「えーっと····· あったあった、みんなちょい離れてて〜」


\ガコンッ/


「うわぁっ!?回った!?」

「それ勝手に操作して大丈夫なの!?」


「ほいボックス席いっちょあがりっと、姉貴そっち·····」

「もうやってるよーん」


 私は座席を回転させ、あっという間にボックス席を作ってしまった。

 ちなみにこれやるの初めてなのよね、今まで一人で乗ってたからさ·····


 そ、それはさておき!


「んじゃ窓ぎゎッ」

「ワシ窓際貰うのじゃ!」

「僕も!!」

「あっちょっ、ボクも窓際座りたいんだけど!」


「ワタシはどこでもいいや!」

「私は通路側にするわ」

「ねぇ通路挟んで女子で固まろうよ!」

「わかった!」


「お?そんじゃ私らは窓際にしよ〜っと」

「いいねぇ!こっちだと富士川·····までは行かないんだっけかぁ」


「わたし余ったから後ろで寝てる、ついたら起こして」

「·····姉貴、着いたらミカちゃん起こしてくれる?まぁ私も起こしに行くけど」

「あいよー、それよりガイア様ぁ、げへへ····· 早速酒盛りと行きましょうや!」



 という訳ですったもんだあったけど席順が↓こんな感じに決まった。



↑進行方向(名古屋・新大阪方面)


フィ 私 アル │ 通 │ チェ ガイ

エビ 兄 グラ │ 路 │ ウナ 姉貴

             ミカ


 ちなみに男子組はジャンケンで決めたんだけど、エビちゃんが負けてダダをこねまくった結果、途中でお兄ちゃんとエビちゃんが交代するって形に落ち着いてこうなった。


 という訳で·····


\プシューッ/

\ガコンッ/


「おっ、来るよみんな」


「なにが?」

「外!外見て!動き出してるよ!!」


『『おおおおおー!!!!!』』


 みんなが席について一息ついたところで、新幹線がゆっくりと動き出した。

 しかしゆっくり動いているのも一瞬で、新幹線はグングンと加速を始めた。


「は、はやっ、なにこれ!?!?」

「景色がものすごい速度で流れてくんだけど!!」

「だ、大丈夫なのこれ!?壊れないの!?」


「大丈夫よ、日本の鉄道の安全性は世界一だからね、さてお弁当食べたい人はさっさと食べてね?目的地まで30分で着いちゃうから」


「そんなに近いんだ·····」

「83km程度だからあっという間だね」


「は、83km!?フシ町とマグウェル街の倍近くあるじゃない!!それを30分!?」

「そうだよ?」


「は、早く食べなきゃ!!いただきまーすっ!!」

「わたしもたべるー!!」


 早速お弁当を食べ始めた女子3人を横目に見ながら、向かい側の席では·····


「おー都内の景色いいねぇ、つい数日前まで病床に臥してたから良いわぁ!くぁーっ!車窓を肴にして飲む酒効くぅぅうっ!!シウマイもうんめぇなぁー!!」

「およ?病気だったのん?言ってくれたら女神様の加護で治癒してあげたのに」


「末期癌だったのよ、まぁソフィたんが治してくれたけどネ!」


「ほほー、そりゃご苦労さまで····· じゃあ回復を祝って·····」


「「カンパーイ!!」」


\\ワーハッハッハッ!!//


 ·····酒盛りでめっちゃ盛り上がってるんだけど。

 まぁ楽しそうだしほっといていいや、酔ってダル絡みされても嫌だし。


「は、はやすぎ、ちょ、どうなってんの!?」

「そそそそそふぃちゃん!?これ、前のったのより明らかにめちゃくちゃ早くない!?」

「す、すごすぎるのじゃ」


「あー····· 時速90kmから100kmくらいじゃない?これくらいなら普通だよ普通、ほら隣の在来線、東海道本線と並走してるし」

「うわわわわわっ!?!?向こう!向こう見て!!別の電車走ってるよ!!」

「おおー!あっちの方が窓広いしいいなぁ」

「うむ、こっちの電車は窓が小さすぎるのじゃ!」


「向こうはせいぜい時速100kmしか出ないからね、こっちはもっともっと早いから窓が大きいと風圧とかで割れちゃうのよ」


「もっと早いの!?」

「ワシわかったのじゃ、隣のは前が平たくてこっちは先頭があんな長かったの、ドラゴンとかのアレじゃろ、空気抵抗のアレじゃアレ」

「へー····· まって、今あの建物に新幹線写ったよ!?」


「なんじゃと!?うわホントなのじゃ!!」


「えっなになに?なんか見えた?」

「走ってるのが鏡張りのビルに映るらしいわよ?」

「まぐもぐみぐめぐもぐっ!!!!おいしーっ!!」

「サラダすっごくおいしー!!日本すごーい!!」


「おっ東京タワー見えた」

「ほほー、いいねぇ」


 なんてワイワイやってるうちに、あっという間に私たちはお隣の品川駅までやって来てしまった。



 そして品川の次は新横浜までワイワイキャッキャと騒ぎながら私たちは一路西へと向かったのだった。


名前:なかよし組

ひと言コメント

ソフィ・シュテイン

「·····ね、ねぇフィーロ君、後でちょっと席交代しない?私も窓際····· だめ?おねがい♡ ·····チッ!!チッチッチィッッッッ!!!いいもん後で一人で博多まで乗り通して屋台のラーメン食べに行くもん!!!ふんっっっ!!!」


フィーロ

「あっ拗ねちゃ····· わっ!?みてみて川だよ!!橋の上ものすごい勢いで通過してるよ!!」

エビちゃん

「うおぉぉぉおおおっ!?飛んでるみたいなのじゃ!時速今何kmじゃ!?200km!?」

ラクト

「は、早すぎて目が回ってきた·····」


アルム

「えっ、お弁当でこの美味しさなの!?日本すごっ!!」

グラちゃん

「凄すぎるわね····· 冷めてても美味しいのも不思議だわ」

ウナちゃん

「ぷはぁっ!ごちそうさまでした!!」

チェル

「サラダもすっごくおいしかった!!」


穂乃花

「いいねぇいいねぇ、あー最高!!ビバ!新幹線酒!!」

ガイア

「カンパーイ!ワーッハッハッハッ!!·····麦茶だこれ!!」




ミカちゃん

「·····すぅ」

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