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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第四章 TS賢者は世界を往くっ!
343/367

また来たよ東京駅っ!

諸事情(元々の連載から内容を変えた)のため、ここから数話は完全新作のストーリーとなります


昔お読み頂いた方も初めてお読み頂いた方もお楽しみ頂ければ何よりです!!


 ショッピングを終えた私たちは、時間がまだ結構あったから動物園や巨大タワー、それに自然····· 奥多摩にあるダムにいって自然&人類の叡智を同時に見たりした。



 意外と動物園が大好評で個人的には驚いた。


 すっかり失念してたんだけど、いくら向こうにもいる動物とはいえ私たちが住む国では動物園にいる生き物の半分以下も見れないのだった。

 それに、危険な肉食獣を間近でじっくり見れたりするのは楽しかったのだろう。


 あと、実は私は動物と会話ができる····· 正確には心を通わせて会話ができるので聞いてみたかったことを聞いたりした。


 例えば「そこに閉じ込められて暇じゃない?」とか「人間にじろじろ見られて嫌じゃないの?」とか聞いてみたのだ。

 そしたら、意外な答えが返ってきた。


 一部抜粋。


 ゴリラ『人間観察は楽しいぞ?下手糞な俺らの真似をした人間は滑稽で面白い』

 パンダ『なんか知らんけどめっちゃ人気あって良いわ』

 キリン『我、関せず』

 ゾウ『意外と楽しいぞぅ?』

 ライオン『人間食ってみたいけど飯が旨いから別に良い』

 サル『時々お菓子をくれるいい奴ら、でもいやがらせしてくるヤツはブチのめしたい』

 黒光りするG『·····俺たち展示されてないんだが?勝手に飯食いに来てるだけだが?』


 ·····みたいな感じで概ね特に不満はないみたいで驚いた。


 特に多かったのは、意外と人間の事を見て暇つぶししてるタイプだったりした。




 そう、動物園を覗く時、動物園もまた此方を覗き返しているのだ·····








 そして、動物園を見終わった私たちは都内で一番高いタワーに行って、当然の如く二つある展望台のどちらにも行った。


 ウチの中で唯一高所恐怖症のフィーロ君は怖がってたけど、タワー自体はすごく好評だった。

 そりゃ日本で一番高い、高度な建築技術を駆使して作られたとんでもない代物なのだから驚かざるを得ないだろう。


 みんなが『折れない!?大丈夫!?』って途端に心配し始めたところで私は思いきり噴き出してしまった、いやー可愛かった、涙目のフィーロ君が可愛すぎてヤバかった。


 ちなみに近付いたら意外と太くて滅茶苦茶ビビってたのも面白かった。



 あとは上がるときのエレベーターも面白かった、慣性で押し付けられる感覚にビックリしてエビちゃんがお姉ちゃんにコアラみたいに抱きついたのが面白くて爆笑したら殺されかけた。



 その後は普通に景色を見て、お土産を買って降りた。





 スカイツ····· げふんげふん、世界一の電波塔から降りた私たちは、勇者パーティーのみんなと別れを告げて少し遠くに行くことにした。

 勇者パーティーの皆さんは後でもう一度私たちの故郷、そして自分たちが救った?世界に行ってみたいとの事だったの後日予定を決めて連れて行くことにした。

 今のところ、もうすぐ高校が夏休みに入りそうなので、夏休みの何日かをつかって異世界旅行をする予定だそうだ。


 あと、お兄ちゃんがこの国の自然も見てみたいといい始めたのでとりあえず奥多摩にあるダムまで連れて行くことになったんだけど、流石にまだ学生の勇者パーティーのみんなは夜遅くまでとかは不可能だったので、ここらへんで切り上げることにしたそうだ。



 って訳で、なかよし組改めアディショナル☆ノヴァとお兄ちゃん、姉貴、女神様の11人で奥多摩へと向かった。


 まぁ私の飛行魔法だとそんなに時間もかからず、日が沈む前にダムに到着して、周辺を軽く観光した·····んだけど、周りにダムくらいしかなくて施設を見たら暇になってしまった。



 ·····と、言うわけで。





「じゃーんっ!ここが」

「東京駅っ!!!ってことはソフィちゃん!もしかして電車に乗るの!?!?」


「ちょまっ!?遮らないでよー!!」


「あっごめん·····」


「おほん····· ここは東京駅、日本各地を繋ぐ鉄道ってあう公共交通機関の大ターミナル駅で、日本の中心と呼ぶべきすんごい場所だよ!!」



 私たちはとある場所に向かうため、東京駅へとやって来ていた。


 ·····が。


「へー」

「へぇ」

「ほへー」

「はへー」

「な、ななななななんじゃこれは!!?めっちゃくちゃ人おるんじゃが!?まさか!ここにいる全員を運べる交通手段じゃと!?!?」

「えっ!?いやまさかそんな····· わけあるの?どうなってるのこれ!?」


 女子3人はめちゃくちゃ興味無さそうにしていて、それよりも近くの百貨店の入口から見えるアパレルショップに釘付けだ。

 で、男子たちはめっちゃ大興奮してる。


「·····女子からくっそ不評なんだけど、まぁどのみちコレに乗って目的地行く予定だったから問答無用で連れてくよ」


「「「やったー!!!」」のじゃ!!」

「「「えー·····」」」


「ちなみに駅ナカにはお土産用に厳選されたスイーツとか駅弁っていう電車の中で食べる用の」

「「「行く!!!」」」


「·····女子の方が食欲勝ってるってどうなの?」


「スイーツは別腹!!」

「あぁそう·····」



 私が呆れた一瞬の隙をついて、なかよし組のみんなが好き勝手に動き始めた。



「そうよ!じゃあ早速スイーツを見に行くわよ!」

「あとお弁当も!!」


「電車!どんな感じなんじゃろうか!!」

「フィーロ君の話だとなんかトロッコみたいなやつらしいけど·····」

「すっごいんだよ!ガーッ!って走ってきて物凄い速度で移動する乗り物なんだよ!!」


「ほんと!?見たい見たい!!」

「早く行くのじゃ!!あそこじゃな!あの珍妙な機械のところを皆通ってるのじゃ!」


\ピンポン!!!!!/

\バンッ!!!!!(ブチギレ)/


「のじゃぎゃばっ!?!?!?」


「あーもう!!みんな好き勝手うごくなぁぁぁああああああああああああっっっっ!」


 そして私は無賃乗車を引き止める改札機の如くブッチギレた。


名前:なかよし組

ひと言コメント

ソフィ

「なんだよもぉぉおおおおおっ!またかよぉぉぉおおおおおおおっ!!!!」


アルム

「ねぇあれ!バターの親戚だって!」


グラ

「小洒落たお菓子が多いわね····· ってバウムクーヘン!?これって高級菓子のスェーレン(※1)よね!?こんなに安くていいのかしら!?」

(※1 向こうの世界のヴェルグ地方発祥のお菓子、手間がかかるから高級品(味はほぼバウムクーヘン))


ウナ

「ようかんってなんかプルってした紫のもある!!」


チェル

「みてみてー!サラダボールだってお野菜たくさん!!」


フィーロ

「エビちゃん、それは切符を買っていれないとダメなんだよ、ほら····· って、えぇっ!?入れるところが無い!?みんななんかタッチしてるんだけど!?」


ラクト

「す、凄いけど、凄すぎてもうよくわからない·····」



ガイア

「穂乃花っち、キョーケンのシウマイと麦酒で電車酒しなーい?」


穂乃花

「おっいいねぇ!だが私ァビールじゃなくて····· デーモン殺しだ!!日本酒よやっぱり!!」

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