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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第四章 TS賢者は世界を往くっ!
326/364

このゲームは配信不可能です



 さて、ここで皆さんにご報告とお詫びを申し上げたいと思います。



 さっき、みんなで某有名な花札を作ってる老舗ゲーム会社の、某ヒゲ配管工の最新版のゲームを協力プレイしていたり、ヒゲおやじのレースゲームだったりをみんなでやってものすごく盛り上がっていたんです·····

 それこそ、エビちゃんをステージの外に投げ飛ばして遊んでたらリアルファイトになって二人ともボコボコになるくらいには盛り上がったんです·····


 ちゃんとカメラもマイクも回してばっちりアカシックレコードに記録されてたんです·····



 でも、いざこれを書いてるときに気が付いちゃったんです。



「あれ?これ利権的に大丈夫なのかな?」



 ·····そう、私はこっちの世界から地球のネットにアクセスして小説を投稿してるんですけど、よく考えたら日本の法律が通用しないのは異世界だけであって、ネット上は普通に向こうのモノだったんです。

 つまり、個人的にこっちでみんなのゲームをやってる様子を録画したり小説にはできるんですけどネットに投稿するのは無理っぽかったんです·····


 いや、大手動画サイトにプレイ動画をあげるのはたぶん大丈夫なんですけど、私が前世の頃からお世話になってるこのサイトだとプレイ記録とか二次創作とかを書くのはダメっぽくて·····




 ·····はい、簡潔にまとめます。


 著作権やらなんやらのせいでせっかくのネタがつぶれました。


 すいませんでした·····




 落ち込んだ可愛い可愛いソフィちゃんを慰めると思って高評価ください·····







 はい、私は今土下座中です。


「·····ソフィちゃん、僕そこらへん大丈夫なの?って言ってたよね?なんでカットしてたの?」


「だってピロートーク中の話題だったじゃん·····」


「まぁ、それはそうだけどさ·····」



 実はそこら辺の利権もちょっと話題に上がったんだけど、うまく編集できなくて·····

 いやほんと、今回は私の確認不足だったわ·····



「あとソフィちゃん」


「なになに?」


「がめつく高評価をねだってると☆1つけられるよ?」


「·····だってほしいんだもん」


「はぁ····· もういいや、早く執筆終わらせてよ?みんなもうゲーム始めてるし」


「そうだった!ちょっと急ぐわ!」



 私は数話分のネタがぶっ飛んだ悔しさをバネに、私たちの面白そうな話をまとめた実体験型異世界小説「TS賢者は今日も逝くっ!」の執筆を猛スピードで再開した。







 あー、ごめんもう一個あったわ。


 今回はメタ要素注意ね☆


 あともう字数的にもアレなので今回は小話的な泣く泣くカットした話を出そうと思うよっ!




 それではどうぞ~






ある日のこと·····



「アカシックレコードのメンテの時間じゃゴルァーッ!!!」


「もぎゃああああああああああッ!?」



 私は神界に殴り込みに来ていた。

 というのも、私のスキル『アカシックレコード』は時々だけどメンテが必須なのだ。


 そしてアカシックレコードは三次元世界の上にある四次元世界にあり、その四次元世界こそが神界なのだ。



「ガイアさま~、私のアカシックレコードいじりにいってもいいですか?」


「えっ、あっいいけど·····」



 うん、アポなしで来たからガイア様が私服だったわ。


 ちなみにガイア様の私服はダサいというか機能優先というか·····


 メガネを掛けて上下赤のジャージで胸のあたりに「5-2 ██████(がいあ)」と書かれたゼッケンがあるあたり絶対学校で使ってたものだろう。

 だけどなぜか名前の所は油性ペンでしっかり塗りつぶされていて見えなくて、上に無理やり『がいあ』と書かれているのが特徴的だ。


 ちなみにこの状態の時に怒らせると竹刀持ち出してきてヤ〇クミみたいな怒り方してくる特殊演出が見れるよ☆



 ·····もしやガイア様も私と同じで神化で神様になったタイプかもしれない。

 だって神様にしては威厳がなさすぎるし人間っぽ過ぎるし。


 まぁそんなことはどうでもいい。



「場所はわかる~?」


「わかりますよ~、んじゃ終わったら()()帰りますね」


「んもう、神界への転移方法教えたじゃん、ちゃんとつかってよね?毎回死んじゃうのも楽じゃないっしょ?」


「いや、別にそうでもないですよ?人体って意外と脆いですし」



 ちなみに今回は狙ってきたわけじゃなくて、お風呂の中で寝落ちしちゃって溺れ死んだ感じだ。

 ついうっかり死んじゃってこっち来ちゃったんで、ついでにアカシックレコードの整備をしちゃおうと考えたってわけだ。



「·····まあいいや、下手にいじると使えなくなるから気を付けてね~、それソフィちゃん自身でもあるわけだし」


「ですね~、にしてもこれすごいシステムですよね」



 私の目の前には、輝く三つの結晶が浮かんでいる不思議な空間がある。

 これこそが『私のアカシックレコード』と呼んでいる、三位一体の神造新型超高性能演算器のプロトタイプ mark.01『Trinity』だ。


 ここに浮かぶ三つの結晶は私自身を改変して作られたモノで、『神としての私』『私の肉体』『私の精神』となっている。



「まったく、かわいい私をこんなんにしちゃってさぁ····· てきとーな死んだ魂を拾って魔改造するってちとひどすぎません?しかも変なグランプリで優勝したとか嘘ついて」


「まぁね~、でも『キミは魂を改造されて新たなアカシックレコード、ひいては神様になるんだよ!でも動力の賢者の石がとか精神面とか色々足りないから向こうにいる『鍵』と恋愛をして肉体関係をもってね☆』って言われて信じた?」


「まぁ信じませんね、というか殴ってますよ絶対」


「だよね~、あっ、ついでにこれ、今年もソフィたんは審査員になってるから面白いの選んどいて」


「·····はぁ、後で見ときますよ」



 今手渡されたのは、天界クソみたいな死に方グランプリ決定戦のデータだ。

 そう、このグランプリはマジであるし、私は第3512450721回の優勝者なのだ。


 ってわけで、優勝者であり神様になった私はたまにこのグランプリの審査員を務めてる。



 というかこのクソみたいなグランプリのことはどうでもいい。


 私が異世界転生させられた主目的はさっきいった『新型アカシックレコードの実験』で、名目上は優勝賞品で転生って感じだったのだ。



「えーっと、うん、一つは不調だけど問題なし、修復中っと」



 ちなみにアカシックレコードの浮かんでる三つの結晶のうち一つは壊れている·····というか非活性化している。


 というのも、私が死ぬとこの三つの結晶が一つ機能を停止して、ほかの結晶が補うことで魂をつなぎとめる仕組みになっているのだ。

 その再生に丸一日かかってしまうのと、三つ同時に機能を停止すると復元ができなくなってアカシックレコード、そして私自身が死亡してしまうという仕組みなのだ。


 つまり、ユニークスキル『リスポーン』の正体は復活能力ではなく『アカシックレコードの自己修復機能』だったというわけだ。


 そんで結晶が1つ不活性化すると、そのぶん演算能力は低下してしまうシステムになっている。


 しかもひとつ減るだけで処理に結構な負荷がかかるから処理能力が落ちたりするし、2回死ぬと結構ヤバいくらい速度が落ちる、具体的に言うと計算速度が六分の一になる。


 そんで3回死ぬと機能が全停止、バックアップが無くなった素の私で1日生き延びる必要が出てくる。

 もしそこで死ねば、現世へのパスが無くなって私は死ぬ·····


 ·····訳じゃなくなって、今はもしそうなったら完全に神人族になって地上に居れなくなってしまう。

 まぁつまり死と同義なんだけどね。



「よし、特に異常はないっと」


「おーよかったよかった、私もいい研究結果が出てうれしいよ」


「研究結果って····· こっちは命に関わる事なんだけどなぁ·····」



 まぁコレのおかげで随分助けられてるからいいけどさ?

 研究結果って····· 私はモルモットかよ·····


 まったく、プイプイ言わしたろうか?



「あっそうそう、残機増やす方法あるんだけど知りたい?」


「えっ?って事は性能向上にもなるって感じですか?」


「そそそ、メインじゃなくてサブ機能的な、補助演算装置的なのを追加できるよ」


「教えてください、すぐ作ってきますから」


「無理よ〜?だって赤ちゃう産んで育てなきゃダメだからねぇ」


「·····あー、もしや『母親の私』的なのを増やせるかんじですか?」


「大正解っ!って事で『鍵』クン····· フィーロ君だっけ?と仲良くしなさいね〜」


「はいはい、子供についてはちゃんと考えながら産む予定なので暫くかかりますよ」


「おっ?産む気はあるのかな?」


「もちろん、自分の子供を見たいですからね、それじゃ検査と整備も終わったんで生き帰りますね、ではまた〜」


「お達者で〜、死ぬんじゃないよ〜」


「へーい」



 ·····子供、かぁ。


 そろそろ本気で考えないとなぁ·····



名前:ソフィ・シュテイン

ひと言コメント

「まさか利権関係で書けないとは思わなかった····· 予定が狂った·····」


名前:フィーロ

ひと言コメント

「なにやってんのさ····· ほら書き終わったんだからゲームするよ、打倒お姉さん!ってみんな意気込んでるんだから」


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