あーもうっ!!もーー!!!!(発狂)
憂鬱だ。
「はぁぁぁぁぁぁ·····」
「どうしたのそんな長いため息ついちゃってぇ?幸せが逃げちゃうぞぉ〜?」
「姉貴の事をみんなに紹介しなきゃと思うとめちゃくちゃ憂鬱」
「ひどーい!紹介してよぉ〜!かわい子ちゃんかイケメン君紹介してよぉ〜!」
みんな姉貴のウザ絡みに耐えられる·····な、うん、私が普段からそんな感じだし。
でもめんどくさいわ·····
「はぁ·····」
「おっ?もしもしもしや、友達がいるって見栄張ってたパティーン?」
「ちゃんといるわっ!!6人居るわっ!」
「あっそんなもんなんだ」
「·····姉貴、私の前世の友達の数覚えてるか?」
「0.5だっけ?」
「なんで半分のヤツいるんだよ!!ゼロだよゼロ!四捨五入してもゼロだよっ!!」
「あっそうだったわ!」
ほんと、ほんっと憂鬱だわぁぁぁあっ!!!
◇
その後、憂鬱すぎてデストルドーがアンチAT〇ィールドと共に世界中にぶち撒けようとするのをなんとか耐え、私たちは無事にあちら側へとやってこれた。
そして早速問題発生というか、問題に気がついた。
「·····姉貴、『この言語って分からないよね?』」
「およ?いつからソフィたんバイリンガルになったん?」
「はぁ、『元々こっちが私の喋ってる言葉だからね?異世界の言葉だからね?』」
「いや何言ってるかわからん!」
「仕方ない····· どうしよっかな」
そう、姉貴は日本語以外はほとんど話せない·····
いや英語とドイツ語はかなりペラペラに喋れるのと、何故か古代エジプトのヒエログリフを読めるが、流石に異世界の言葉は分からなかったようだ。
さてと、教えてる時間は無いからどうするべきか·····
いや手段はひとつしか無いけどね?
「姉貴、ちょっと屈んで」
「へいへい?」
私は姉貴の額に手を当てようとしたが、私の身長が151.2cmで姉貴の身長がかなり高めな175cmもある。
ついでにコイツ胸がそこそこデカい。
更に食生活もかなり悪いはずなのにかなりスタイルが良い。
·····私は運動しないと割と太りやすいから、普段から筋トレとか戦闘訓練をやって腹筋が割れるくらいまで鍛えてスタイルを維持してるから羨ましい限りだ。
話を戻そう、姉貴の身長が高すぎて上手く頭に触れなかったら姉貴には屈んでもらった。
そして·····
「はーいいくよー、頭を冷凍豆腐でカチ割られたような痛みが走るけど我慢してねっ☆」
「ほっ!?それは」
「『知識転写』」
「もぴぁーっ!?いだだだっ!!?あばっ!アバーッ!!」
·····やっぱり私の悲鳴は姉貴譲りなのかもしれない。
「『はぁっ、はぁっ、ソフィたん嘘ついたな!!』」
「えっ?なんか嘘ついた?」
「『冷凍豆腐じゃなくて冷凍プリンで殴られたような痛みじゃんっ!!』」
「知るかそんなもんっ!!·····で、どう?異世界の言葉は」
「『およっ?ありゃりゃ?なんか知らない言語が普通に話せてる?』ほっほーん?こりゃ面白い····· よし覚えた」
「早っ!?ま、まぁ話せたならいいや、んじゃみんなの所いくよ」
「ほーい!いやー楽しみねぇ!」
「·····あんまり迷惑は掛けないでね?」
「わーかってるって!お姉ちゃんを信用しなさいっ!」
信用ならないからため息ついてるんだけどなぁ·····
はぁ·····
◇
まぁいつまでも姉貴をここに留めておくのも嫌なので、私は覚悟を決めて姉貴をリビングと化している秘密基地へと連れてきた。
「みんなただいま····· はぁ·····」
「あっ!ソフィちゃんフィーロ君おかえりっ!·····あれ?フィーロ君じゃない?」
「見慣れない顔立ちね、誰かしら?」
「わぁ·····スタイル凄くいい·····」
「ふむふむ?·····嗅いだことない匂いじゃな、いや、なんじゃ·····? なんか妙に懐かしい気配がするんじゃが」
「ん?んん····· にほんじん?·····まぁいいや、すやぁ」
「フィーロ君は?」
「まだ帰ってないけど?」
「あーーーー····· わかった後で呼んでくる」
「それより、その後ろの女性は誰かしら?ソフィの母親?」
「いや?」
「どーもーっ!ソフィたんの前世の姉貴ですっ☆」
「あっ、どうも····· 前世の姉!?ちょっとソフィ!説明しなさいよ!」
「ソフィちゃんおみやげ無いのー?出して出して!」
「そうだお土産っ!ちゃんと買ってきた!?」
「そうじゃ!燃料の燃えた匂いに似ておるのじゃ!」
「枕ある?」
「あーもうっ!いっぺんに来ないでっ!」
\ドガッ!/
\ガチャッ/
\バァンッ!!!/
「きゃんっ!あっ、あああっ、あっ、やばっ、あっ、やばっ!」
\ずってーん!!/
「痛いっ!!」
みんなに集られた瞬間、メイド服に身を包んだフィーロ君がドアをぶち開けてリビングに転がり出てきた。
なんか片足でトントンしながら来たのと、ニーソが片方だけ履けてないのを見るに、履いてる時にバランスでも崩したのだろう。
そして大きな物音がしたらみんなそっちを向いてしまうのが人間の習性なので·····
『『·····誰?』』
「おっ?フィーロたん早速女装してるんだ、ボウヤ、いいセンスだ!(サムズアップ)」
姉貴が女装フィーロ君の正体をバラしてしまった。
そしてその発言の意味を理解した瞬間、みんなの目が不思議な物を見る目から生暖かい目へと変わった。
「な、なにその目は····· み、見ないでっ!うわぁぁあああんっ!!」
そして早速女装癖がバレたフィーロ君は、逃げも隠れもせずその場で女の子のように泣き始めた。
「およよ、泣いちゃった····· ところでそこの子!銀髪の魔族っ娘!ちょいとその角、おねえちゃんによーーーーーーーく見せてごらん?痛くしないからさ?ほら、先っちょだけだからうぐへへへ·····」
「な、なんじゃ貴様はっ!?やめろっ、その卑猥な手の動きをやめるのじゃっ!たっ、助けてソフィーーーっ!!!」
「うーん、フィーロ君、ちょっといい?まず肩のあたりがシワになってて形が崩れてるから、ここをこうしてこうすれば····· よし大丈夫、あとは·····メイクしてないの?うーん·····元々が良いから軽くナチュラルな感じで、唇の色が薄いから少し淡い色のリップで····· あとはちょっとカサついてるしお肌のケアも必要かな、あー胸が無いのかぁ····· ちょっと胸元失礼\ぐいっ/『きゃぁぁぁあああああああっ!!?!?!』ブラしてるけど何も詰めてないのかぁ、じゃあ何か詰め物をする·····いや、逆に平らな方が可愛いかもしれないかな、よしその方向で行こっか!!」
「やめて····· 僕に何をする気なの·····?」
「ソフィ!本は買ってきたのかしら!?早く読ませなさいよ!ずっと待ってたのよ!」
「美味しい物買ってきた?あとゲームも買ってきてくれた?」
「おふとんは?」
「ソフィちゃーんっ!!アルムちゃんがっ!僕のことっ!あっ!やめっ、やめてっ、メイクはっ、もう戻れなくなっちゃうからっ!ダメっ!!あーーーーっ!」
「いいじゃんいいじゃん、可愛くなろうよフィーロ君、女の子は楽しいよ?」
「ぐへへへへ、先っちょだけだから、先っちょだけ触らせてよ魔族っ子ちゃあん♡ ほらソフィたんからも言ってあげてよ『ツノ触らせてあげて』って」
「嫌じゃーっ!!絶対触らせないのじゃあぁあっ!ソフィ!こやつを何とかするのじゃぁぁぁあっ!!ワシのそばに近寄るなァァァアアアア!!!」
「ソフィ!早くマンガ出しなさいっ!」
「お菓子っ!ゲーム!ソフィちゃん早くーっ!」
「ソフィちゃん、ふとんちょーだい」
『『ソフィちゃん(たん)っ!!』』
この場で1番泣きたいのは私かもしれない。
名前:ソフィ・シュテイン
ひと言コメント
「割とマジで時を戻してやり直したいんだけど····· どーして姉貴が来てからこうも騒がしく····· いや私が来たからなのかな?ーもうっ!あーーーもうっ!あーーーーーーーーーーーッッッッッ!!(発狂)」
名前:フィーロ
ひと言コメント
「うっうっ····· ぼく、もうお嫁に行けない·····」
名前:アルム
ひと言コメント
「ちなみに下は?\ぺらりっ/·····男の子用?なんで?ちゃんと女の子用のショーツはかないとダメでしょ!!持ってきて!\いや、でも、穿いたら収まらなくて·····!!/今すぐ持ってきて!!はみ出すとか関係ないから!!」
名前:グラちゃん
ひと言コメント
「異世界の書物、ぜひ読みたいわ、特に漫画を読んでみたいわ、めっちゃ読みたいわ!」
名前:ウナちゃん
ひと言コメント
「2人でプレイ出来るゲームあるって聞いたよ!だからわたしとウェアで2人プレイするんだ!あっ、ラーちゃんも忘れてないよ!3人で交代しながらやろうね!」
名前:エビちゃん
ひと言コメント
「なんじゃこやつは!?ソフィの姉とか言っておったか!?アヤツのウザ絡みを倍増した感じがするのじゃ!!多分まじで姉妹なのじゃコヤツ!!やめろ貴様っ!マジでぶっ飛ばずぞ!のじゃ!!」
名前:ミカちゃん
ひと言コメント
「·····うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!」




