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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第三章 TS賢者はアイを知るっ!?
245/350

徳用ソフィ・シュテイン型最終兵器


 ドパァン!!


   ズドォォオン!!



   バッシャァァァアアンッ!!




 ·····ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおっ!!」



『Kyraaraaaaaaa!!!!!!』


 バシュウゥゥゥゥゥウウウウウッ!!


「うひゃはっ!?」



 危なかった!今やばかった!

 真横をゴン太水鉄砲が通り抜けてった!!



 あっ!状況を説明すると『Kyraaaa!!!!!』私は今「危なっ!」リヴァイアサンのすぐ近くまで『Kyrriiaa!!!!』やって来て·····


 ちょいまち「うるせぇなもう!解説中なんだよこっちは!!」まったくもー·····


 私とリヴァイアサンはかなり激しい戦闘を繰り広げていた。


 こんな感じで、説明中にもものすごい勢いで攻撃を仕掛けてきててマトモに説明できないレベルだ。



「こうなりゃ対怪獣特攻兵器を出すしかないかな?」



 さっきから藍色の魔結晶を砲弾型に形成して射出してるけど、リヴァイアサンのクソ硬い鱗に弾かれてしまっている。

 弾かれてるというより、周囲に高圧の霧?みたいなのを発生させてズラしてるのに加え、魔力で鱗を強化してるんだと思う。


 おっかしいな·····

 弾丸1発で数億単位の魔力をぶち込んでそれを湯水の如くぶちまけてるんだけど·····



 って訳で、まずは第1段階だ。



「遮光領域展開っ!いっくよー!『対消滅爆弾』っ!!」



 カッッッッ!!



 私はガラスと金属でできたSFっぽい筒状の容器を生み出すと、ダッシュでリヴァイアサンの元へ駆け寄り、見上げるほどデカい胴体にぶつけた。



 すると衝撃を感知して内部に浮遊していた1gのアルミニウム円盤と反アルミニウム円盤が衝突、対消滅が発生した。


 その威力は絶大で、E=mc^2にほぼ等しい量のエネルギーが産まれ、熱量換算で約180兆ジュールという太陽に匹敵する超高熱が発生した。



「熱っ!!あっちちっ!!」


『Gyraryaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!?????』



 そして対消滅と同時に、私の体が超高熱で焼かれ始めた·····が、前みたいにこんがり美味しいケバブになっちゃうソフィちゃんはもう居ない。


 神化した私はこの程度の熱なら全然死ななくなったし無傷で済むようになったのだ!



 ·····熱いもんは熱いけどね。



 ちなみにこの反物質爆弾、実は対消滅の際にガンマ線が放出されるから下手な核兵器より危険な兵器なのよね、幸い作るのは私以外不可能だから世の中に出回る心配は無いけど。


 ·····っていうか熱い。


 まぁ私にかかれば『泡沫ムゲンの眠り姫』の現実改変能力で放射線をただの可視光線に波長変更して無害化する事が可能だ。


 ·····めっちゃ熱くなってきた。


 そうそう、泡沫ムゲンの方は『1を一や壱にする』という改変系能力で、創世魔法は『Nullから有を創る』というエグい性能だったりする。

 だから創世魔法の方が強いんだけど、泡沫ムゲンは概念までイジれるからどっこいどっこいと言ったところだ。


 ·····熱いっ!?


 つまりリンゴをミカンに変えられるのが『泡沫ムゲンの眠り姫』で、無からリンゴを生み出せるのが『創世魔法』って訳だ。


 ·····あっちあっち!!服燃える!髪燃えるっ!!


 今回は泡沫ムゲンの眠り姫の力で有害なガンマ線を可視光線、赤〜紫に変更してしまったという訳だ。


 ·····もう無理!!熱すぎるっ!!!


 うん、海の中に逃げよっと。



「あぢゃっ!!?海水も煮立ってる!?」



 ·····あっ、そういや6000度に耐えられるんだから100度の海水くらい平気か。


 リヴァイアサンはキツいみたいだけど。


 私も熱いけど。



『Gyrrrrrr·····』


「おーおー怒ってやんの」



 想定外の超兵器の攻撃をモロに喰らったリヴァイアサンは、胴体の一部をこんがりウェルダンされて美味しそうな海鮮バーベキューな香りを周囲に漂わせていた。


 ちなみに直撃した部分は抉れたり真っ黒に炭化していたけど、すぐに再生して綺麗な鱗が現れていた。


 流石ドラゴンってだけはあるねっ☆


 ·····放射能耐性もあるのかな、それとも遺伝子構造を魔力で保持してるのかな?



「こりゃ本格的にコアを潰さなきゃダメか」



 私のやたらピカピカ光って喧しい神眼で見てみると、リヴァイアサンの頭のすぐ下、心臓らしき臓器あたりにものすごい魔力の反応があったから、多分そこを潰せば倒せるだろう。


 でもなぁ·····

 アレ綺麗なまま持ち帰りたいんだよなぁ·····



「まぁいいや、とりあえず遊びたいし後で考えよっ」


『Krlaaaaaaaa!!!!』


「まずは『神衣』」



 私は賢者の石で生み出した超高圧魔力を体の周囲に纏わせると、リヴァイアサンが放ってきた雷撃魔法を軽々と無効化してしまった。


 仕組みとしては、超高圧の魔力によって相手が放った魔法を押し潰し、掻き消してしまうという感じだ。


 ちなみに、やり方次第では本当にドレスみたいな衣を纏う事ができたりする。



 名前はなんか神々しい感じがするのと神属性魔力を使うから付けてみた。



「じゃあ次っ!オラオラオラオラァ!」


『Gyrooaaaa!!!?』



 今度は周囲の海水に私の魔力を流して、海面から巨大な海水の拳を生み出してリヴァイアサンをタコ殴りにし始めた。


 水は衝撃を受けるとコンクリート並に硬くなる·····んだっけ?

 たしか高所から飛び降りたら水に落ちても衝撃がエグくて死ぬって聞いたから、水の拳でも殴らるって思ってたら案の定行けた。



 ·····行けたけど



「リヴァイアサン級になると効果ないかぁ·····」


『Kruaaaaaaa!!!!』


「あっ怒った?怒った?ねぇ怒った?」


『Gyrrrrrarrraaaaaa!!!!』



 わぁお完全に怒ってるぅ。





 その後も熾烈な戦いという名の私の一方的なお遊びによってリヴァイアサンは少しずつ疲弊し始めていたが、まだまだ戦闘は続いていた。


 さっきは超巨大化したハリセンで頭をぶっ叩いてやった。

 結果?2発目当てる前に水で溶けたよコンチクショウ。



「んじゃお次は〜·····よし、アレ出すか!」



 私は一旦ディメンションルームの格納庫の中に入って、とあるものを取り出しにいった。




 〜三分後〜




『「徳用ソフィ・シュテイン型最終兵器 魔改造素体 えヴ····· げふんげふんっ、ソフィシュテイン、発っ進ッ!!」』


 ズゥゥゥウウンッ!!


 虚空から現れたのは、なんと全身に装甲を装着された身長40mになった超巨大な私だった。


 そして海面に結界を展開すると、その上に立った。



 この巨大な私は、私が直接大きくなったんじゃなくて私が私の中に乗り込んで操作するロボットみたいな感じの仕組みだ。

 あっ!そこの君ぃ!『直接大きくなればいいじゃん』とか言わないのっ!ロマンだよ浪漫っ!!



 当然だけどほとんど肌が見えないくらいガッチガチに装甲を装着してほぼ機械化していて、辛うじて髪が見えていて中身が生身なのだと分かる程度のほぼ機械だけど。


 それと見た目は私が設計していた機械鎧にどっかの特務機関からお借りしたデザインを加えたモノだ。



 あと操縦方法は胸の中央に埋め込んだ巨大な藍色魔結晶の中にダイレクトにエントリーする事で感覚をリンクして操作する感じだ。


 ·····正確には、魂の無い巨大素体に本体である私が魂の代役として入って、肉体に魂を接続する事で操作するって仕組みなんだけどね。



 流石に耐久面を考えると背骨を削って脊椎にコックピットをぶっ刺す気にはなれなくて、妥協案としてコアそのものに入る事にしたのだ。



 ·····こんなものどうやって建造したんだって?


 いやー、そのー、実は巨大な私の身体を全部魔力で置き換えて色々やってみたら出来ちゃった偶然の産物なんでよくわかんないんだよね。

 流石は人外未知の未解明システム『創世魔法』、私のアカシックレコードでもまだよく分かってない事ばかりだ。



 まぁいいや、それより今は目前の敵だ。



『「まずは歩く事だけを考えて·····」』


 ズシィィイイイインッ!


『「あっ·····歩いたっ!」』



 ·····まぁ私の体だから歩けて当然なんだけど、そこはお約束ってやつよ。


 というかぶっつけ本番で使ったから動いて感激だわ、まさか異世界でこんな超兵器に乗れるなんて思ってもみなかったわ。

 超兵器じゃなくて巨大化した私だけど。



 あと奇跡的に14歳だっただからなんか嬉しい。



『「さぁて、第2ラウンドの時間だよっ!」』


『Kyruaaaaaaa!!!!』


『「いだっ!!いだだだだだっ!!」』




 早速噛みつかれてブン回された。


 感覚がフィードバックしてめっちゃ痛いです。


 たすけてください。



名前:ソフィ・シュテイン

年齢:14歳

種族:神族(神化中/シンクロ中)

ひと言コメント

「なんで徳用なのかって?おっきくなったらその分私の可愛さも大きくなるでしょ?つまりそういうことだよっ☆」


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