ビーチでバーベキュー!
「じゃあびっふ····· びぅっふっふ·····べっべ·····ろ、ろれつが·····\ブッフェ/そうそれ!それ形式だから、真ん中のテーブルから好きなだけ食材を持って行って焼いてねー!」
『『おーー!!』』
「じゃあスタートっ!!」
『『わーーーーっ!!』』
私がバーベキュー開始のを伝えると、なかよし組が大砲の弾のように飛び出した。
そして少し遅れてシルキーズが席から飛び出して、大量の食材を持って帰って行った。
「フィーロ君ありがとねっ」
「ソフィちゃんそういう発音苦手だもんね、それに支え合って生きるのも大事だからね」
「んふふ、じゃあ早速焼き始めよっか!」
「うん!」
という訳で私はトングでBBQソースに漬け込んだスペアリブやホタテなどの海鮮類をバーベキューコンロの上に乗っけて焼き始めた。
「はぁん♡いい匂い·····」
「うんうん、スパイスのいい香りがする·····」
「お腹すいたなぁ、ソフィちゃん!ワタシ早く食べたいんだけど!」
「流石にそれは早いわよ·····でも確かにお腹空いたわね」
「ねぇソフィちゃん、お魚さんだったら生でもいいんだよね?たべていい?」
「香りだけで白米が食えるのじゃ·····」
「ん、おねーさんたち、ありがと」
『『きゃー!かわいーっ!』』
「はいはいちょいまちー、今焼いてるからー!」
アルムちゃん達に急かされたり、なんでか知らないけどミカちゃんがシルキーズの所にいって養われてるけど、気にせず私は魚介やら肉やらを焼いていた。
◇
「おっ、ホタテがいい感じ」
「いただきまーすっ!!」
「ちょいまちっ!バターと醤油がまだだよっ!」
私は開いたホタテにバターと醤油をぶち込んで、更に焼いて焦がしバター醤油にした。
その間、猛獣のようになったアルムちゃんを抑えるのがめちゃくちゃ大変だったけど、グラちゃんを犠牲にして何とか焼き上げることに成功した。
グラちゃんごめんね☆
「じゃあいただきまーすっ!」
『『いただきまーすっ!!』』
そして焼きあがったバター醤油焼きホタテを私たちはぺろりと平らげ、次々と焼き上がる魚や肉を食べて食べて食べまくっていった。
ついでに水着をひん剥かれたグラちゃんにボコボコにされて顔面BBQされた。
◇
「ぷはぁ····· おなかいっぱい·····」
「沢山食べたなぁ····· ソフィちゃんちょっと散歩しない?」
「いいね!みんなー、ちょっと散歩してくるー」
『『はーい!』』
「じゃあいこっか」
「うん!」
という訳で、私たちはお腹を少し減らすために軽く運動しに行った。
そんで砂浜を歩いていると、人影の無い岩陰までやってきた。
「·····んふふ、フィーロくん、ちょっと激しい運動しない?」
「えっ?あっ!·····うん」
あっ、見せられないよっ♡
◇
「みんなただいまー!」
「た、ただいま·····」
「2人ともおかえりー!·····泳いできたの?」
「ちょっとソフィ!早く魚を焼きなさいよ!」
「·····グラちゃん酔ってる?」
「いや、アルコール臭はせんから呑んでないのじゃ、ん?·····おい貴様ら」
「ききき、気のせいだよ!ほら!えっと〜····· さっきまでイカ焼いてたじゃん!」
「えっ?タコじゃなかった?」
「タコっぽいイカだったんだよ!気のせいだよ!ほら!」
『『·····』』
「な、なによその目は·····」
「·····僕は悪くない」
「ちょ!フィーロ君っ!?」
「だってソフィちゃんから誘ってきたじゃん!」
「いやでも途中からフィーロ君もノリノリだったじゃん!」
「うっ····· そ、それはそうだけどっ!ソフィちゃんが可愛すぎるからだよっ!」
「えっ!?·····えへへっ」
色々やってたのがバレたけど、フィーロ君に可愛いって言われたから全部OK·····
『『OKじゃないっ!!』』
「「すいませんでしたっ!!」」
◇
「まったく、ワタシだって恋バナは好きだけど目の前で痴話喧嘩しないでよ····· そそられちゃうじゃん」
「ひえっ」
人気の無い岩陰から帰ってきた私は、その後もグチグチみんなに怒られながらもバーベキュー台で肉や魚を焼きつづけていた。
「まさかエビちゃんに気付かれるなんて·····」
「ふっ、嗅ぎなれた臭いがしておったから指摘しただけなのじゃ」
「じゃあ言わなくてもいいじゃん····· ていうかちゃんと洗ったつもりなんだけどなぁ·····」
「ワシの鼻をナメちゃダメなのじゃ、ケルベロスより鼻が良いのじゃ」
「へー」
「·····興味無さそうじゃな」
「·····はい、アンコウの胃袋の中身」
「ぐぇあっ!!?」
私は以前貰った胃袋がパンパンだったアンコウの胃袋の中身をエビちゃんの顔の前に出してやった。
「き、貴様っ!?ヴぉえっ、く、臭いのじゃぁぁぁああっ!!?」
「分かってたなら黙っててよもう·····」
「くっ·····貴様ぁ!許さぬのじゃぁぁあっ!!」
「ふっ、神に抗おうというのかね?」
「なんじゃと?それならワシも魔神王じゃから神なのじゃー!許さんのじゃー!!」
「おうおうやってみなよ、口の中にシャチブリぶち込んでやるわ」
「「やんのかおるぁ!?」」
『うるさいっ!!』
\ゴツッ!/
「んぎゃっ!」
\バギャッ!/
「ぎぇっ!?」
「2人とも、反省は?」
「「だってこいつが!」」
「·····2人とも、ワタシが食べちゃうよ?」
「「すいませんでしたァ!!」」
たとえ神でも逆らえない相手はいる。
わたしおぼえた。
◇
その後は特に変な事もせずに私は黙々と食材を焼いたりしていた。
「あっそうだ、フグ食べよっと」
「ふぐ·····?毒は大丈夫なの?」
「んっふっふ、私なら解毒できるから丸ごと食べれるよっ!」
そう言うと私はインベントリから、フィーロ君とデートした時にかったフグを取り出した。
確かこのフグは皮にも毒があるから、素手で触らないよう魔法で浮かした状態で調理を開始した。
「『解毒』っと」
「·····こんだけ?」
「うん、もう終わったよ」
実の事を言うと、テトロドトキシンとかその他色々な有害物質を解析して無毒な物質に変質させているという複雑な工程を経て無毒化してるんだけど、実際には1秒くらいで終わるから簡単に見えてしまうのだ。
ちなみに原子単位で分解してるから変な成分になるとかもない、完全に無毒のフグだ。
「んじゃちょっと捌くねー」
ドシュッ!
「はい終わり」
「早っ!?」
私は魔法で時間を遅延させ、一瞬で捌き終わらせてしまった。
捌き方?我流よ?
ちなみに肝と卵巣も完全に解毒してるから美味しく食べれたりする。
「じゃあ焼いちゃうね!·····あっみんなは念の為私が食べた後に食べてねっ☆」
『『はーい』』
私は毒味と称して、フグを真っ先にたべる権利をゲットした。
まぁ前に解毒したはずなのに毒で死んだ事があったから、念の為私が毒味することにしたんだけどねっ☆
アレはヤバかった、自分に解毒することも出来ないくらい苦しかったから自爆してリスポーンして解決したくらいヤバかった。
「よし焼けたっ!いただきますっ!」
そんで焼けたフグにねぎ塩タレを付けてかぶりつくと、割としっかりしていてフグ特有の旨みのある身と、さっぱりしたねぎ塩タレがマッチしていてものすごく美味しかった。
そして次は本来猛毒で食ったら確実に死ぬはずの焼いたフグの肝を乗っけて、身をパクッと食べた。
「んーっ♡美味しいっ!!」
一応鑑定で毒が無いか調査したから安心して食べられるのは分かってるけど、スリルがあるその味はめちゃくちゃ美味しかった。
ちなみに、あん肝みたいな感じでめちゃくちゃ美味しいよっ☆
·····解毒魔法がないなら絶対食べちゃダメよ?
「じゃあみんな食べていいよー!」
『『わーいっ!』』
みんながフグを食べ始めたところで、私は別の魚を焼き始め·····
「·····ん?なんか街が騒がしくなってきた?」
名前:ソフィ・シュテイン
ひと言コメント
「なーんか、悪い予感の気配·····」
名前:アルム
ひと言コメント
「やっぱりバーベキューは楽しいな!あと珍しい食材がたくさん食べれて嬉しい!」
名前:フィーロ
ひと言コメント
「僕は魚も好きだけど、バーベキューだったらやっぱりお肉かなぁ····· 特に最初の方に食べたスペアリブがすごく美味しかった」
名前:グラちゃん
ひと言コメント
「·····私は野菜もちゃんと食べてるわよ?ソフィ達はまったく食べてないけど」
名前:ウナちゃん
ひと言コメント
「お魚美味しいっ!お肉もお野菜も美味しいっ!」
名前:エビちゃん
ひと言コメント
「やっぱり肉じゃ!でも魚も旨いのじゃ!·····ちなみに、ワシは毒がほぼ聞かんのじゃ、復活前で何度か毒を盛られたが気付かないで完食してしまったのじゃ」
名前:ミカちゃん
ひと言コメント
「しるきーさんたちが、たべさせてくれる、わたしやかなくていい、サイコー」




