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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
211/229

なんて事ない学校生活


【建国1227年 4月6日】


 今日はなんてことの無い普通の日だ。

 普通に学校に行って授業を受けてみんなでワイワイ騒ぎながら帰る。

 ただそれだけの日だ。


 普段とちょっと違うのは私たちが9年生、つまり最高学年になった事くらいだ。



 たまにはそんな普段通りの学校生活を見て頂こうと思う。




 朝



「フィーロ君、今日の授業なんだっけ?」


「そのくらい覚えときなよ····· 国語、数学、錬金科学、魔法理論、実習だよ」


「うげっ!今日って実習だっけ!?」


「なんかマズい事あった?」


「いや、ちょっと下着つけてくるわ」


「いやそれは普段からちゃんとつけてよ!」



 まさか今日実習があるとは·····


 実習は午後の2時間分を全て使って近くの訓練用のダンジョンで実際にモンスターを狩ったり、体力作りのために走らされたりする科目だ。


 この科目は激しく動き回るから流石の私でもノー下着は厳しいので、急いで着替えに帰った。





 1時間目



『『おはようございます』』


「はいおはようございます、では授業を始めます」



 学校に到着してしばらくすると、担任で婚約者ができたビオラ先生が入ってきて授業が始まった。


 あの人モテないし中々男を捕まえられないから生涯独身だと思ってたからビックリしたわ。

 しかも自分からではなく相手からプロポーズされたと聞いて驚きすぎて目ん玉飛んでったら、先生にプチッと踏み潰された。


 ちなみに風の噂だと相手はろくでもない男だとか、結婚詐欺だとかというウワサが流れてるからまだ信用できないし、実際に婚姻届を出した訳でも無いらしいからぶっちゃけいつぶっ壊れてヤケ酒アル中になるか分からなくて不安だ。



 まぁそんなことはどうでもいい·····んだけど、ここ最近そういった話をよく聞くようになってきた。

 このクラス内でもクラス外でも続々とカップルが増えてきているらしく、中には出産して既に授業に復帰している強者まで居る程だ。


 ちなみにその強者はなかよし組以外の数少ない女友達のディスタちゃんだ。

 なんと彼女は13の時に子供を産んで、親に手伝ってもらってはいるが育児をしながら学校に通うという中々えぐい事をしている。


 ちなみにちなみに、お相手のリクレス君は今も毎日のように絞りカスになってるので、卒業する頃には第2子がいるかもしれない。


 女子って怖っ·····


 あっ私も女子だったわ、あっはっはっ☆





 2時間目



 その後、1時間目の授業の国語は難なく終わった。


 いや、その、この世界の言語についてら説明するのが面倒とかじゃなくて〜·····


 ·····はい!次!



「ではこれより数学の授業を始めます」



 次の授業は数学だ。

 今やってるのは式の展開とか因数分解だ。


 だが私は元理系大学出身だ、この程度の問題なんぞ楽勝よ!


 うっ·····

 もう線形代数とか微分方程式は二度とやりたくない·····アレのテストはマジで地獄だったわ·····ひとつの数式の計算とかあれこれでノート1ページ丸ごと埋まるとか酷すぎるよ·····


「あぁ楽勝·····」


 (x+1)(x-2)=(x^2-x-2)


 うーん、簡単すぎて手応えがないわぁ·····


「はい!ここを····· モルカちゃん答えて!」


「はい!5です!」


「自信満々に間違えているわね、正解は····· 何だったかしら?ソフィちゃん分かるかしら?」



 いや先生が答えわかんなくてどうすんのよ·····



「はいはい答えますよ、(x+1)(x-2)なので(x^2-x-2)です、あってます?」


「·····多分あってるわ、というか途中式をちゃんと言いなさいよ」



 ビオラ先生は実は数学がめちゃくちゃ苦手で、時々私を頼ってきていつも迷惑してんだよね·····

 しかも1回無視したら泣き付かれて昼飯代を奢るとまで言われた程だ。


 そして私はこの授業では半ば教師として他の生徒たちに数学を教えていたりする。

 あと魔法の授業もほとんど私が教えてたりする。



「じゃあこの問題の解説をします、よーく聞いといてねっ☆」


『『はーい!』』


「私の先生としての威厳が·····」



 なんかビオラ先生が嘆いていたが、気にせず私は授業を進めた。

 自業自得って言うんだよそういうのは。


 あっ!国語の授業になっちゃったね☆


\ゲンコツ!!/





 3時間目



「はい、じゃあビオラ先生次はお願いします」


「わかったわ、必ず挽回してみせるわ」


 ビオラ先生を煽り散らかしたらゲンコツを食らった私は、次の授業になると先生へ主導権を返した。



 そんで次の授業は錬金科学という錬金術が発展して科学に近付いた、この学校独自の授業だ。


 当然ながら錬金術やそれに関する魔法を使うが、それと同時に科学も教える感じだ。


 まぁこの授業は私は割と苦手なので普通に受けた。



 ·····以上!


 いや、だって天動説と地動説の話が出たけど普通に地動説が正しいって話だったから反論する必要が無くて暇だったんだもん·····


 でも金星の話が出た時は面白かった、何せ私はついこの前金星に行ったのだから。

 ちなみにだけど、前に誘か····· お借りしたお掃除ロボットさんはインベントリから出した途端に殴りかかってきたから反撃して壊しちゃったのよね·····


 だから元の場所に返しに行ったら、管理システムがガチで怒り散らかして隊列組んだ警備隊作ってて笑ったのを思い出して吹き出したらまたゲンコツ食らった。



 4時間目


 この時間は魔法の理論について勉強をした。


 内容は『上級魔法の魔法陣を書く』という物だったが、当然私は楽勝なので一瞬で転移魔法の魔法陣を描いて提出、そのまま居眠りをした。



 ·····以上!




 お昼


「みんなー、お昼ご飯どうする?」


「ワタシは購買に行くかなぁ」

「僕は冒険者酒場にランチを食べに行くけど、誰か一緒に行く人いる?」

「私も購買に行くつもりよ」

「わたしも購買にしよっかなー」

「ワシも冒険者酒場にいくにょぞゃ、·····のじゃ」


「·····うーん、私は冒険者酒場にしとこ」


 エビちゃんが噛んだけど気にせずに、私はフィーロ君とエビちゃんを引き連れて冒険者酒場へと向かった。



 まぁ冒険者酒場でも特に何も起きず、私たちは普通に冒険者セットを買って最近追加された白米と一緒に美味しく食べたくらいだった。


 あとは普通におやつを何個か買って帰った。




 5時間目と6時間目



 この時間は魔法の実習で街の外へと出てきていた。


 行き先は西の森の割と奥の方で、ちょっと強い魔物が出現するエリアだ。

 まぁ強くてもイノシシ系の魔物とかオークが1匹だけとかそのくらいだから問題は無い。


 昨日ここに結構ヤバめな魔物、キラーベアとか言う奴が居たから事前に倒して回収してあるので特に問題は無い。


 実際に出てきた魔物も精々ゴブリンの群れ程度だったから、特に怪我する人も出ず無事に今日の授業は終わった。





 放課後



 放課後はこの学校を卒業したミカちゃんと合流して街をブラブラ歩き回って買い食いしたりしながら日が暮れるまで遊んで、私たちは寮へミカちゃんは私たちのギルドホームへと帰って行った。





 ディメンションルーム



「ただいまー!からのお風呂いってきまー」


「ちょっ!服!服きて!!」


「えー·····どうせ脱ぐんだからいいじゃん」


「ダメッ!ちゃんと着て!」

「今から着直すのダルいからさっさとお風呂行くね」


「はぁ·····」

「·····あっ!もしかして説教してたら私の裸見れるからやりたい感じ?」


「早くお風呂行ってよ!!!!」


「んふふ、んじゃまた後で〜」


 寮からディメンションルームの自分の部屋に来た私は、制服をポイッと脱ぐと畳むのをアキさんに任せ、下着のままお風呂に向かった。


 その途中で秘密基地を通った時にフィーロ君に怒られたけど、何とか言い負かしてそのままお風呂へと向かった。





 お風呂



「うわっ!?エビちゃん!?うわぁ·····」


「どうしたのじゃ?」


「·····なんでもない」


 お風呂場にいったら先にエビちゃんが居たんだけど····· うん、今日も後始末してた。


 ほんとお兄ちゃんとエビちゃんはいつまで経ってもいちゃラブしててなぁ·····



「はぁ、後始末が面倒じゃのぅ····· そうじゃソフィ!」


「ストップ!ちょっとまって!」



 そしていつも通りエビちゃんの下ネタ混じりの惚気話が始まったので私はカメラを切った。





 就寝前



「やっべ、カメラ付けんの忘れてた·····」



 あーやっぱり1度カメラを切るとダメね、完全に忘れちゃうわ。


 とりあえず何があったか軽く説明すると、エビちゃんの惚気話をずっと聞かされて湯船に入ってないのにのぼせかけ、夜ご飯を私が作ってみんなで食べ、食後にみんなでトランプでババ抜きをして大騒ぎして、今は疲れて寝ようとしてたところだ。



「もういいや、私の特に何も無い日はこんな感じで普通な生活をしてるってわかったかな?だからこれで許してねっ☆じゃあみんなおやすみー·····」



 私は明日もある学校のため、眠りに就いた。



名前:ソフィ・シュティン

年齢:14歳

ひと言コメント

「今回は息抜き回って事で許してねっ☆」


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